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    • Contemporary Art 2.012展
      記事掲載
















  • 恥の文化大革命
    先回ブログに、フランス贅沢税のアート作品への適用を免れたことを喜んだが、さっそくここ日本では、悲しい事件が勃発!

    そのニュースを引用させてもらうと「地元の祭りのPRで小田急江ノ島線湘南台駅の地下通路に設置されたバルーンアートが撤去されることになった。一部住民から「卑わいだ」との苦情を受け、主催者が決めた。(以下略〜)」
    引用元「アートか、卑わいか…風船に下着?湘南台駅構内の展示に物議/神奈川」
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121018-00000041-kana-l14

    だそうだ。この作品がアート(現代美術)かどうかはおいといて、ブラジャーとかパンツとかって卑猥か?自分は実物を見ていなから甲高には批判できないが、画像を見る限りカワイイ部類。どう見たって卑猥い、とは思えない。いまどきパンツやブラジャーなんてアンダーウエアだ。テレビCMやビールやファッションのポスターなんかでもビキニのネーチャンいっぱい出てないか? 

    たぶん同業者の妬みだろう。自分同様、食えないアーティストや関連業者が一杯いるからアシュラ掲示板のネトウヨみたいな悪意なような気もしないではない。

    それとも、これもヤラセ?! わざと苦情を仕組んだってこと?! 今密かにアメリカで流行っているリバース・リスク・マーケティング?!

    ウソです。リスクリバーサルじゃないです、勝手に考えました。すみません!こんな考えがすぐ浮かぶ自分って、ほんとうに根性悪いです。だから体中、ジンマシンが出ちゃうのかな。。。(やっと症状ひいてきた。一時はひどすぎて人生フェイドアウトするかと思った、、、)

    でも、こういうことを主張すると、「それはあなたの主観だ、それを卑猥と感じる人はいる。そういう意見はやはり公共の場であるならば、尊重すべき」と聞こえてきそうだ。自分もたまに、欧米の現代美術事情をもてはやし、日本のアート業界をくらべて批判することに、もの申されることは多々ある。

    もちろん日本人の美徳である謙譲、融和の精神はスバラシイ。海外に行くと日本人でよかったなぁ、と思うことの方がダントツ多い。でも、素直にすみませんでした、といい、ウヤムヤにしていいのだろうか?感情論で終わってもよいのだろうか?

    もう日本は隣の国のように鎖国して、武士社会のように、無礼だ、チャンチャンバラバラ、切り捨て御免!ってはやってはいけない。今回のバルーンの件もそうだが、今はあまりにも政府や行政に対する批判が激しい。それは当然、ひどすぎるからだが、ちゃんと議論ということがあまりにも為されないのもいかがなものか。

    というか議論をする場がなさすぎるし、その訓練もなさすぎる。そのためにタウンミーティングというのがあったのに機能不全、、、と書いていると、どんどん不平不満に脳内革命を起こされそうで、止めます、ダメだ、支離滅裂になってきた。脳細胞にジンマシンが出始めたかもしれない。といっている自分も議論する訓練が足りないんだよね、もろみ味噌をもっと摂らなきゃ。。。

    話が飛んだけど、とにかく今回の件、ニュースになって宣伝になって、ある意味ヨカッタかもしれない。影響力は全然ないけど、自分だってこうやってブログに書くし、運営委員会や北川さん(今回の作家)、大成功ですよ!表現活動をして無視されることの方がどんだけ悲しいことか。

    それに巷を見れば、いまマスコミで大手を振って国産ウナギを食べられる人たちの中には、問題視、非難、罵倒されたから(犯罪者さえ)、逆に生き残れた人って多いと思う。こういう人たちをクレムリン(ロシアとは関係ないよ)と呼ぼう!それでその手法をリバース・リスク・マーケティング!




    で、「日本文化における悪と罪」(中村雄二郎著 新潮社)を読んでて中に「菊と刀」(ルース・ベネディクト著)のことを取り上げていた。



    この菊と刀とは、文化人類学者のベネディクト女史が大東亜戦争時、米国戦時情報局の依頼で書いた日本分析論。今で言う対米追随路線のグランマとも言えるのだが、クオリティがとっても高く、日本人の特質を分析した名著。ずっと昔、読んだが、すっかり失念していた。なにしろ、ゆうべ何食ったかだって記憶がおぼつかない今日この頃、、、

    彼女は、その中で日本を「恥の文化(Shame Culture)」、欧米を「罪の文化(Guilty Culture)」と提唱。ユダヤ・キリスト教徒たちはいっさいの道徳を、罪の上に置こうと努力した。そして神に対して罪を明かさないことは、一生それを背負うことを意味し、当人は苦痛に苦しめられることとなる。そのため懺悔があると。

    よくあちらの恋愛ドラマを見ていると、恋人同士が壮絶なケンカをしても、すぐにどちらかが謝ると、アレ〜いきなりブッチュブッチュ。このスバラシイ恋人関係も罪の文化のなせるワザ。ってかケンカはある意味、ゼンギに思えるほど。

    それに対して日本人は恥から受ける苦しみを、道徳の根拠にしているという。あちらとは真逆で、世間に知られない限りOKなのだ。確かに自分を振り返ってみてもその通り!?

    罪人の処罰は、世間の目。だから、逆に、恥を平気でかけることは、エライ!勇気や才能として、認めてしまうのかもしれない。だって普通の人にはできないことだから。

    いまのところ、あおひと君は収監されたことがないから、わからないが、あの護送車に運ばれる途中のフラッシュの嵐や、家族友人知人に知られることを考えただけでも首をつるように、罪人の一番の苦痛なのではないだろうか?!昔の罪人のさらし首も、市中引き回しもその延長だろう。つまり日本人の究極の懺悔は、ハラキリになる。

    そうそう、すっかり忘れていた。日本人は恥の文化だった。

    最近、日本のハチャメチャ妄想暴走チキチキマシーン(年代がわかるよなぁ)ぶりに納得いかなかったけど、シェイム・オン・ミー、アイムソーリー、アイルビーバックだぜぇ。

    今の対米追随ジャポンもマスコミの個人攻撃(ネーム・コーリング)も野田首相の「決められる政治から、かってに決められる政治に!」も、バルーンのパンツも、クレムリン・タレントも、元はといえば恥の文化の産物だった?!

    でも一番の問題は、政府行政が、いまだ自分たちの恥に捕らわれて、命を、特に子供の命をないがしろにしていることだ!

    ちょっと怒りがこみ上げて感情的になってしまった、恥ずかしい、、、、(あれっ?!)

    こんな時代、恥ずかしいからって、日本の美徳っていって黙ったままでは、どう考えても未来はない。山中教授も言ってたように、生物って以外とカンタンに変われそうだし、変わらなきゃ!Yes, I can ! Change !

    告知です。

    芸大準教授でもある画家オージュンさんたちのグループ展が開催されています。

    「ジェロニモ」展
    芸大大学院美術研究科絵画専攻X日芸芸術学部美術学科彫刻・大学院造形芸術専攻彫刻

    日時:10月12日〜30日 11:00〜19:00(日休)
    場所:ターナーギャラリー 豊島区南長崎6-1-3 http://www.turner.co.jp/gallery/

    もうひとつ。夏頃からジャーナリスト岩上安見責任編集IWJさんのお手伝いしてて、いろいろ厳しい!もし興味ある方、ぜひIWJをご覧ください。ちょっと映像とか冗長なところもあるけど(これは岩上氏のポリシーで、無編集を強調しているため)、ほんとにわれわれの知る権利や真実を追究していて、感服させられます。若い素敵なスタッフたちも一生懸命、走り回っていて日本の未来もすてたもんじゃないですぜぇ。
    http://iwj.co.jp/
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