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    • Contemporary Art 2.012展
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  • イジメと武士道
    昨日、ジョッギングしてたら、太もものウラにピキッ!と痛みが走った。

    ヤバイ、肉離かぁ?寒いのに準備運動をなおざりにしたからだ。歳には勝てない、、、トホホ。

    それでも、気持ちだけはいつまでたっても、食う寝る遊ぶ。

    これで当分、走れないだろうから、今度は体力余ってダンベル発電(トレーニングによる肉体暖房)をやりすぎて肩とか壊しそう。

    本当に人間の体ってよくできている。

    科学が進歩して体の仕組みがわかってくればくるほど、ムダのまったくない合理性とエネルギー効率のよさに驚かされ、ときどきマジンガーZの兜コウジか、アムロレイのように肉体ロボットの操縦感覚に包まれる。

    それもそのはず、機械の方が人間を真似て生まれてきたモノだから、似ていて当然なのだ。

    女子柔道の園田日本代表監督が、選手からパワハラや暴言などで告発され、辞任を表明。

    桜宮高校バスケ部のキャプテンの自殺も大きな問題になっている。

    どちらもイジメや体罰に関連し、考えさせられる問題だ。

    自分たちの若かった頃は、ケンカ、シゴキ、イジメ、パワハラは日常茶飯事だった。

    小さい頃の自分は、体が弱くて貧弱だったので格好のエジキになった。

    小学校の頃は、同級生にイジメられ、強くなれと近くの柔道場に通わされ、そこでも先輩にイジメられ。

    やっと小学校から解放された中学では、こんどは教師からの体罰だ。といっても自分は大人しい方だったから、在学中、4、5回ほど殴られただけで済んだけど。

    そんな中学時代に遭遇したある体罰を思い出した。

    職員室にいったらバスケ部の後輩がある教師に報復ピンタを受けている。その教師は、特攻隊の生き残り、と学校一恐れられていて、自分とは学年が違って助かっていた。

    延々と恐らく20往復くらいはピンタは続いていた。もちろん回りにいる他の教師は、ビビっているのか、誰も止めようともしない。

    後でその後輩に理由をたずねたら、よくわからないと言っていた。が、思い当たる節がある。

    その後輩の親族(祖父だと聞いた)はとっても有名な大将クラスの軍人だった。鎌倉だったので今思うと訳のわからないエライ人種が多かった。

    つまり、その特攻隊崩れの教師の私情が入っていたのでは、とふと思ったのだ。もちろん妄想だが、当時、世間にはまだまだそんな空気が残っていたものだ。

    話が飛んだが、高校になったらバスケ部でシゴキと体罰の日々。

    今思うと、よく鍛えてくれてありがとう、という気持ちばかりで、憎しみも怒りもない。

    そんな経験で悪かった点をあえて挙げるとしたら、卑屈になって自虐指向が増長されたこと。。。?!

    やっぱり体罰は好くないゾ。

    それは人権にかかわるということだ。

    日本は人権の意識が薄い、とはよく言われるし自分でもそう思う。

    時代は変わったのだ。

    今はアスリートも指導者もたいへんだ。

    昔は、苦しくて意識が朦朧になってもバシバシ引っ張っていってくれた。

    頬をひっぱたかれ、水をぶっかけられ、罵倒され、それでも、なにくそ!とはいつくばった。(少し誇張が入っているかも)

    それが今は厳しく鍛えてくれない、自分で自分を駆り立てないといけなくなった。

    まさにホルモン(古代ギリシャ語で駆り立てるの意味)の時代だ!

    選手自身のモチベーションの大きさで勝敗や成功が決まる、自己責任の時代になったのだ。


    それもそのはず日本では、体を鍛える、体を使うという意味で、スポーツが精神修練法の武道とゴッチャされていたからだ。

    日本は野球道とベースボールというように、なんでも武士道的精神とつなげてしまうのだ。

    体罰、チームワーク(レンタイ責任)、根性、滅私奉公。

    それらも月並みに言えば、愛が基本にあるから成り立つモノだ。

    今のイジメや体罰は、愛がないからダメなのだろう。

    もはやスポーツと武道、分けて考えるべきなのだ。

    コラム「WBC山本浩二監督の“金髪・茶髪禁止令”に野球界から批判の声が聞こえないのはなぜか」はそんな違いを考えさせられた。
    ダイモンド・オンライン 相沢光一著 http://diamond.jp/articles/-/31160 

    でも日本人はいろいろな個人競技でも万遍なく、好成績を残すから、とても優秀。

    スポーツは楽しければ楽しいほど強くなれることも証明されている。

    欧州プロで活躍する大勢のサッカープレイヤーや、ロンドンオリンピックでのメダル数、女子スキージャンプのサラチャンや卓球の愛ちゃんなんて見ていると、武士道的精神論が唯一の強化方法とは限らないことは明らかだ。

    だいたいが無心が極意の武道において、「楽しい」なんていう感情は邪念でしかあり得ない。

    スポーツの世界にかかわらず、自分たち一般ピープルも、自己の存在モチベーションを強く持たなきゃ生きていけない時代になってきている

    それが、「日本を取り戻す」そして「日本人の自主独立」っていうことなんだろうが、このまま武士道精神を活かしていくべきなのか?!

    しかしもって戦後生まれの自己愛が基本の武士道精神では危険きわまりないと思うのだ。
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