ARCHIVES















    • Contemporary Art 2.012展
      記事掲載
















  • 関所ニズムと原発
    昨日は、個展のオープニング。パフォーマンスもサクッと上演。レビューは、後日、報告します。個展は、4月1日(月)までやっています。(あおひと君本人は不在)

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ■個展「ノーテンキー・ワールド」2013年3月20日(水・祝)〜4月1日(月)
    〒154-0003 東京都世田谷区野沢4-4-8-1F Tel:03-5430-3477
    WEB: http://united-cafe.net/
    ★OPEN HOURS 11:30-25:00 (Fri&Sat -29:00)
    ★CLOSED Tuesday 火曜日定休
    ★ACCESS 環7沿い・田園都市線 駒沢大学駅 約940m
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    フリージャーナリスト岩上安見氏が、主宰するIWJ(インディペンデント・ウエッブ・ジャーナル)で、安富歩先生の授業が、ネット中継されていて、面白かった。
    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/19659
    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/21291
    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/22540
    ※故石井紘基代議士の娘ターニャさんも出席!美人だぁ。

    ちなみにこの番組を見て、レポートを提出すると東大の単位がもらえるとのこと?!

    安富氏は、東京大学東洋文化研究所の経済学教授で、「東大話法」という言葉を、流行らせたことで、記憶にある方もいると思う。

    その授業で、資本主義を、海賊・山賊のやり方だ、といい、それは、物が行き来するところの、せまい場所に陣取って、通行料や強奪をする。つまりウワマエ(みかじめ料)をはねるシステムと説明。安富教授は、それをセクショナリズム(派閥主義・縄張り主義)をもじって、関所(セキショ)ニズムと呼んだ。

    よく言えば、中央集権。

    いま、その関所ニズムが、ネットワーク型システムとの主権争奪戦を繰りひろげているという。

    ネットワークには中央(関所)がない。中心があっても時間や内容で、それは移り変わっていく。ウエッブがそのもっともわかりやすい例だ。(ちなみに東電が、スマートグリッドをやりたがらないのも、こういうところに起因するんじゃないのか)

    たとえば、原発再稼動も、電力供給だけのための再稼動ではない。関所ニズムを守るため、と指摘する。

    これは、物理学者、科学史家の藤田祐幸氏も、やはり岩上氏とのインタビューで言っていたが、火力発電所は足りている。なぜか、原発を作り始めたとき、火力発電所も同様に作っていると言う。
    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/19465

    それに、石油の枯渇とかもウソだ。まして、今の発電は、石炭と天然ガスが主流で、環境にも発電効率も、原子力より、優れものだと言う。

    そこで原子力村の最後の砦、温暖化、CO2の問題になるのだろう。

    今回、311がなかったら一生、知ることがなかったと思う、放射線や原発、エネルギー問題。

    原発ってとても複雑で、科学の最先端をいった技術と思いきや、原理は、核分裂で生じる熱でお湯を沸かし、その蒸気でタービンを回して発電。

    ダムなど水力発電は、その蒸気のかわりに、水の流れる勢いを使う違いだけ。原子力発電は、熱を発するけど、わけのわかっていない放射性物質を燃料に使った湯沸かし器なのだ。

    今回の冷却装置停止の停電も、アトミック・マウスの自爆テロらしい。ホント大丈夫かな?!それともネズミみたいな小動物が悪さするぐらいだから、サイト内の放射能は安全だ、と言いたかったのか?

    かたや国民で、最悪の事態になならないか、固唾をのんで見守っていた人たちは、多かったと思う。まったくこれでも、原発は再稼動?!

    それで、湯を沸かしてタービンを回すのはいいのだけど、熱が上がりすぎてしまう。それを冷やすのに海の水などを使って冷やすのだ。

    その核分裂で、上がった熱全部が、タービンの運動エネルギーに変わればいいのだが、なんと30%強しか運動エネルギーに変換できない。残りのお湯の70%は、ふたたび海の水で冷やされる。なんともムダ。

    ヤカンでお湯を沸かして、その7割は使えないから、ヤカンに水をかけてお湯をわざわざ冷やすのだ。それでふたたび火にかけてお湯を沸かして、、、一服、お茶を点てる。

    もっと?なのは、お湯をわかして、電気に変えて、その電気で、家ではまた、お湯を沸かす。

    だったら、原発の余ったお湯をそのままつかえばいいと思うのだが、放射能付きで、運ぶ途中で、冷える。電気も電線から長ければ長いほど、逃げて減ってしまう。

    なので反対論者がいう、安全だったら都心に発電所を作れば、ムダが減る、という根拠になる。電力は、地産地消が一番効率がいい、と言うことになる。

    天然ガスや石炭などの発電機では、5〜60%、原子力の2倍、発電効率がいいという。それに生産コストの安価、安全性。

    まあ、今ではおおっぴらになっているが、原発は、プルトニウム生産で、核装備と核抑止力の軍事的役割の方が大きい、と言うことだ。

    今回の事故がなかったら、こんな知識なんては、おそらく知ろうとはしなかったし、すぐに忘れていたと思う。

    だけどいちばん、困ったのは原子力村の人たちだ。だって、この爆発さえなかったら、ずっと、国民から、その欠点を、隠し通せたはずだったのだから。

    そういう意味じゃ、お天道様は、ちゃんと見ているのだろうな。

    あと被ばくに関しても、アルファ線、ベータ線、ガンマ線。

    ギリシャ語は昔、できたからアルファ、ベータ、ガンマ、ジータ、エプシロン、ジータ、イータ、イオタ、カッパ巻き。

    もう常識にもなっているのだろうが、アルファ線とベータ線は粒子線といい原子が、飛ぶ。それからシーベルトとか、ベクレルとかで有名なガンマ線は、電磁波、つまり紫外線やX線と同じで、波?!。なんの波かと言えば、光子という粒らしい。

    それで確かに、プルトくんこと、プルトニウムは、陽子2個、中性子2個のヘリウム元素になったミサイルになって飛んでいく。しかし、アルファ線自体も数ミリしか飛ばないし、紙1枚で遮蔽できる。だから内部被ばくや、直接触らなければ、安全。これは正しいのだろう。

    でもそのアルファ線の強度がとてつもなく強い。1m離れただけで、数兆倍も変わる。そのアルファ線とは、プラスの電荷を持っている。それで回りの原子の電子(マイナス)を奪っていく。ある分子は、それで分解され、酸素だったら、電子の減った活性酸素ができる。それが、体内だったら遺伝子を傷つけ、細胞をガン化させる。

    と言うことらしい。それでベータ線は、安定しない核が破裂して、中から陽子と中性子が飛び出すんだそうだ。その陽子がベータ線。アルファ線より長く飛ぶ。

    でも数ミリのアルミで遮蔽できるという。しかし、プラス電荷のベータ線が、マイナス電子と中和するとき、光子2個を発生する。それが、かの有名なガンマ線となる。

    これがアルファやベータよりは弱いが、電荷を持たないし、光子波なので、より小さいのだろう、透過力が強い。また同時に発生する陽子と分解して、同じように放出される中性子は、中性子線といい、これも、電荷がないので、力のある限り、直進していく、などなど。

    もちろん、自分なりに見聞き、調べた結果です。間違ってたらすいません。

    こんなこと、311がなけりゃ、知らずに済んだ。でも知ってしまった。

    そもそも、この科学で、人類は、いろんな物が生まれ、発見され、発達し、便利になったのだ。

    だから、宇宙も、世界も、社会も、政治も、自分も、科学的に成り立っていて、それを疑わない。絶対、ということを信じている。他の価値観なんて、あり得ない。だって、今さら太陽が、地球の周りを回っているなんて、誰が信じようか。

    でも、この科学のうえに成り立っている世界は、16世紀のデカルトやニュートンたちが、築いた価値観なのだ。その前の時代までは、神が、科学のような存在だった(はずだ)。だから、あまり歴史は長くない。ぜいぜい400年弱。

    それは現在まで続き、人類の価値観の基本になっている、デカルトやニュートンたちの世界は、分析的、線形的、原因結果的な思想、価値観なのだ。

    しかし、同時期に、スピノザとホイヘンスという哲学者、科学者がいて、彼らは、全体的、総合的、非線形的な価値観を提案していた、と安富氏は、とても興味深い話をした。(次回に続く)
    HORMONE SEKINE OFFICIAL SITE | comments(0) | trackbacks(0) |
    <<【前回から続き】スピノザとホイヘンス | ノーテンキー・ワールド >>