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    • Contemporary Art 2.012展
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  • 【前回から続き】スピノザとホイヘンス
    前回の続き。また、ウダウダと、当たり前のことを熱く語りさま〜ず!

    とにかく、現在、パラダイム・シフト(価値観の転換期)に入った。とくに911から311になって、ますます拍車がかかった。素数でいくと、次は、113か?!

    自然と文明のバランスが崩れた、その揺れ戻し。人間は、日本の神話世界のように、自然と共存するしかない、というか、自然の一部であって別ものではない、ということを改めて思い知らされる。

    安富先生は、オランダの科学者ホイヘンス(1629年生まれ)と、哲学者スピノザ(1632年生まれ)を例にあげ、現在の価値観の生きづまりを示す。(ここから授業の要約 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/21291

    当時、大航海時代で、南北を表す緯度は、大陽の位置から割り出しやすかったが、東西の経度を正確に示す機械が、まだなかった。それでホイヘンスは、経度器の発明を試みた。

    日の出をもとに、正確な時計があったら、測れる、というところまでわかっていた。

    しかしホイヘンスはそれを開発できず、病気で寝込んでいたとき、2つ並んでいる柱時計が、(当時は正確さを求めるため、2つの時刻の平均値をとったと言う)、その振り子が、なぜか逆位相の振幅で、同調していたことに気付いた。

    ホイヘンスは、それをヒントにいろいろな実験を試みる。柱時計の間の距離を離したり、また振り子だけを、いろいろな条件で、2つ同時に動かす実験を試みたり。

    それで、それぞれの振り子の振幅は、ある一定の条件だと、お互いが干渉しあうこと発見した。

    ただ、これは経度器の発明には関係なかった。ショックを受けた彼は研究を、そこで止めてしまった。そして、その研究が、再開されたのが、なんと300年以上たった1960年代と言う。

    安富氏は、この研究の重要性を説明。2つの振り子の振動数は、その中間に限りなく近いところで調和する。しかし、その2つが調和する振動数は、お互いの振り子にとって、あくまでの未知の振動数。

    ある条件のもとに異なった2つを接続すると、ある条件を生み出すといい、2つの異なった振動数は、一定の条件を満たすと、その未知の振動数に向かって歩み寄っていく。類は友を呼ぶ!

    それは調和してひとつのシステムをつくりだす。また、これがコミュニケーションだと言う。

    合意形成と言うが、意味はない。お互い同じ意見を持ちましょう、これは同じひとつの振動数を共有しましょうということで、システムが接続しているか否か、が重要らしい。

    あとは共通した振動数を、お互いが、かってに探し出す。(エントロピーの法則や熱力学の法則も、それに近いかな)

    しかし、その共通した振動数を、求めてはいけない。それは未知なもので、異分子同士が、探りあって到達するもの。大事なのは、お互いが同じ条件でいることだ、という。

    つまり、反原発、反TPP運動も、そのNOという結果を、相手に求めてはいけない、同じ条件にいれば、自然とお互いの一番近いところに歩み寄る、と言うことなのかもしれない。これがホントの民主主義?!

    重要なのは、みんなが同じ振動数で、官邸前や日本を、つねに揺さぶり続けること、なのだ。

    なんか、深〜いし、考えさせられる原理だなぁ。人間関係、金儲け? 恋愛関係、なんかすべての事象に当てはめられて、試してガッテン!

    前も書いたけど、呼び寄せの法則とか、シンクロニシティとか、そういった観点から考えてみても、当てはまりそうだし、自分は信じてしまう。

    そしてホイヘンスの親友でもあったスピノザは、その振り子理論から、全体を部分に分けて考えることは、不可能といい、デカルトを批判した。

    なぜなら、その共通した振動数は、柱時計をしらべても、かかっている壁を調べてもわからない。そのシステム全体がそろわないと、その現象はわからない。

    全宇宙は、つながっているのだから、部分をみたってわからない。ゆえにスピノザは、その、つながりあった全宇宙を神と言った。

    授業の要約はここまで。参考図書『経済学の船出』安富歩著 NTT出版

    (次回に続く)
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