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    • Contemporary Art 2.012展
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  • イスタンブール滞在記 3
    旅に持っていたACERモのバイルパソコンはタッチパネルがおかしくてすぐにウエッブのCGIページが前のページに戻ってしまい、それまで苦労して書いた文章が全部消えちゃうわ、ポインターがあっちこっちに飛び跳ねて使いツライったらありゃしない。

    その上、普段はマックなので、現地でブログを満足に書けないまま昨日、帰国。

    これでやっとちゃんと書けるので前回の続き行きます!

    イスタンブールは鉄道などの公共機関が市内中心部以外はほとんど発達しておらず、みんな車を使っている。だから三車線ある高速道道路も四六時中、渋滞状態。

    車はフィアット、ルノー、オペルが圧倒的に多い。国産車はトヨタとホンダが少し。ニッサン(こっちではダッツン)やハンガリーでは多かったスズキなどほとんど見かけない。

    こんなに車社会の割にはガソリンは高い。3.7トルコリラ(約208円)だ。

    バイクも少ない。自転車になるとまったく走っていない。

    だから近郊に住む市民はバスを使う。バスにも乗り合いタクシーのような小さなものからミニバス、普通のバス、トラムバスという専用レーンを走る電車のかわりのような三両編成の大型バスまでいろいろな公共バスがくまなく走っている。

    自分たちはTUYAP会場から20座席くらいのミニバスに乗り込む。運転はすさまじく携帯電話で話しながらバンバン飛ばす。車掌がいて料金を徴収しながら停留所ごとに声を張り上げる。

    なぜか自分たちは乗車券を求められずにタダ乗り。車掌にどこまで行くか尋ねられても英語が通じないのでガイドブックを示しジェスチャーをまじえながら意思疎通をはかり乗り換え駅を確認。なんとかたどり着く。

    イスタンブールは長い間の経済難、かつ急激な人口集中と発展、そして細長い金角湾とボスポラス海峡のふたつの海が横たわり鉄道などの交通網の建設が難しいので車に頼るしかないようだ。

    25年くらい前に来たときはうろ覚えだが中近東の小都市の印象だったが現在は巨大なモダンなショッピングセンターがあちこちに立ち高層ビルがモスクのミナーレ(尖塔)のようにあちこちに林立している。

    現在イスタンブールの人口は1300万人くらいで25年間で倍以上になっているそうだ。

    バスと電車をふたつ乗り継いでホテル近くのスルタンアフメットまでたどりつく。明日からは展示会で自由時間は今日と最後の日しかとっていない。ガイドブックで古いハマム(トルコ風呂)が近くにあるのを発見。時差ボケと旅の疲れを癒しにさっそく行くことにする。

    小雨の中、ジャーロウル・ハマムを探す。イスタンブールでは道の名前がヨーロッパの街のように表示されていないから探すのが大変だ。

    やっとたどりつき古式ゆかしき大理石の立派な玄関のジャーロウル・ハマムを見つけ入る。値段を聞くと2年前のガイドブックの倍になっている。3コースがあって素入浴40リラ(2300円)とアカスリ付60リラ(3400円)、アカスリ&マッサージ80リラ。高い!

    なんと値段表には日本語もあった。アカスリを三助と書いてあるのが笑える。もちろん女性用のハマムもある。

    自分は一番安い素入浴にする。エントランスホールの中央には大理石の大きな噴水があり、囲むように1、2階に小部屋がいくつも設けられている。

    奥に進み、下足番にチケットを渡すと2階に並ぶ部屋のひとつを教えられ着替える。2畳ほどの部屋にはベッドがあり腰巻きが用意されていた。素っ裸にそれをまとい扉に鍵をかけて再び下足番に戻るが、その姿は入ってくる客から丸見えだ。

    このハマムは1741年創業ですべてがアンティークなかなり年代を感じさせる木と大理石でできていてアラベスクなデザインが何とも言えない異国情緒を感じさせる。

    係の人に小さな石けんをふたつ渡され腰巻きをつけたまま浴場に入る。

    中は薄暗くとても湿めった生暖かい空気に満たされ、すべてが大理石で丸天井に小さな丸窓がいくつも開き小さなモスクぐらいの広さがあった。中央には直径6メートルくらいの六角形の寝台?があり先客がその上で思い思いに寝そべっている。

    浴場全体も六角形で壁際には蛇口2つと水受けが並んでいる。シンクにはシンバルを深くしたような真鍮製?の手桶がひとつ置いてあった。それで水を汲んで浴びる。あちこちにトルコ人の三助にアカスリやマッサージを受けている客がいる。

    生暖かい中途半端なサウナの印象で物足りなさに少しがっかりした。もちろん湯船なんてない。仕方ないから中央の寝台に寝そべる。天井から水滴が顔に落ちる。

    あれれっ?! だんだんと体全体が暖まってくる。熱くなってきたので壁際の洗い場でもらった石けんで体を洗う。この石けん、ショウガとジャスミンの混ざったようなさわやかな香りがしてとてもいい。

    壁上に案内板が掲げてあり、チップを払う必要はないと丁寧に書いてある。三助へのチップのことだろう。基本的にトルコはチップの習慣はないらしい。

    だんだんとリラックスしてくる。一箇所、小さな部屋がありそこだけがサウナのようにかなり熱かった。

    う〜ん。かなりイケるぞ。熱くないのが物足りないが室温が低いせいで長くいられる。寝そべってはお湯をかけてを繰り返し、すっかりリラックスしていて、芯底温まってとても気持ちよかった。

    入り口にはここを訪れたF1レーサーからハリウッドスターなど著名人のサイン入り写真がたくさん飾ってあった。

    外に出ると風はまだ強かったが雨は上がっていた。

    ※写真はハマムエントランスホールと玄関(小さくてわかりにくい)
    hamam.jpg

    hamam_entrance.jpg
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