ARCHIVES















    • Contemporary Art 2.012展
      記事掲載
















  • 資本主義の後に来るもの




    資本主義の終焉の妄想その3。

    暗いことばかり書いているから、嫌われそうだ。

    『金を稼ぐことのどこが悪い。敗者の負け惜しみ』という声も聞こえそうだ。

    悪いのではなくて、金を稼ぐシステムが、行き詰まって、暴走しているということです。


    先回、ヨーロッパ精神には、蒐集が根底にあると書いた。

    まさに、スポーツと柔道、空手道の『道』との違いをみても、わかりやすい。

    点を蒐集するのが、欧米のスポーツ。

    日本は、点をとるより、取り方を重視する『道』。

    その点の取り方は、儀式にもつながり、野球は、ゲームのやり方が、儀式ばっているから、人気があるのかと思ってしまう。

    サッカーは、玉をゴールに入れるまで、あまり儀式の要素がないから、弱いのかもしれない。

    IMG_2091.jpg
    国立競技場途中経過(2015.3.27)



    てなことで、資本主義が破綻したら、何が次ぎにくるのか?

    水野氏は、わからないって、、、、汗

    強いて言えば『定常状態』が、次の形だと述べる。

    定常状態とは、『ゼロ成長社会』。

    日本は明治まで、ヨーロッパも16世紀までは、そういう世界だった。

    経済学の難しい話は省くが、ゼロ成長社会とは、純投資がない状態を指し、

    車1台を乗り潰した時点で買い替える。

    もう1台のRV車は買わないようなことだという。

    ゼロインフレとは、いま必要でないものは、値上がらないことで、買う必要がないという意味。

    それで人間の豊かさを、『必要な物が必要なときに、必要な場所で手に入る』な社会だと定義すればいいと言う。

    日本は、世界でもっとも早く『ゼロ金利、ゼロ成長、ゼロインフレ』に突入した国で、

    人口も9000万人くらいになると、もっとも資本主義の次の世界に移りやすいとも述べる。

    『より速く、より遠くに、より合理的に』から『よりゆっくり、より近くへ、よりあいまいに』(P208)。

    エネルギーも中央集権じゃなくて会津電力みたいに、地産地消で。

    なんかよいなぁ、そういう社会。

    しかし、それにたどり着くまでに、大きな試練が待ち受けていそうだ。


    なぜ、国債残高1000兆円の借金があるのに、破綻しないのか。

    水野氏が説明するには、いま金融機関に800兆円の預金が、年3%24兆円づつ増えている。

    その多くは消費に向かわない年金。

    さらに企業には、余剰資金が2013年第3四半期で、23.3兆円あり、合わせて48兆円が、銀行、生保など金融機関を通して、国債購入費に充当、それで国債は消化できていると言う。

    ただし、日銀の試算では、2017年には預金の増加が終ると予想。

    するとそれ以降は、国内だけでは国債がさばけなくなり、外国勢に国債を購入してもらうようになる。

    そうすると金利をあげないと買ってくれない。

    しかし金利が上がると、利払いがふくらみ、あっという間にギリシャのように財政破綻におちいる。

    公務員の給料も、年金も払えなくなり日本は機能停止状態に。

    そうならないためには、1000兆円の赤字でとめ、消費増税も免れないが、法人税、金融資産税などで富裕者層からも財政負担を求め、財政収支を安定させることだと言う。

    アベノミクスの第一の矢、異次元緩和を危険視する意見は増えている。

    ちなみに第2のアロウは、公共投資。

    第3のアホウは規制緩和と法人減税だ。

    死にかけている日本の国債市場 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43285

    本当のところ、どの程度危ないのか?日本の政府債務は太平洋戦争末期に匹敵 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43021


    マイナンバー制と銀行口座のリンクといい、預金封鎖の噂といい、日本政府は、デフォルトは避けられないと確信犯なのだろう。

    それまでに核戦争やら大地震やら起こって、新たな市場が湧き出て、逃げ切れると考えているのかもしれない。

    1%の金持ちは、そういう事態になっても、自分たちだけは、金があるから大丈夫と信じているのだろう。

    2:8の原理じゃないが、中間層以下が討ち死にしたら、今度は、そういう金持ち同士でいがみ合う。

    なんか哀れで、刹那的だ。

    そんな自分はロト6に当たって、すぐに1%に仲間入りだが、、、、スミマセン。m( _ _ )m

    水野氏は、あと3、4年しか残されていないと警鐘をならす。

    そうならないように、民主主義は、資本主義に勝つと信じ、声をあげていくしかない。
    HORMONE SEKINE OFFICIAL SITE | comments(0) | trackbacks(0) |
    <<妄想日記 | 資本主義の終焉その3と現代美術 >>