Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/2/kilo.jp-superblue/web/aohitokun/class/View.php on line 25

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/2/kilo.jp-superblue/web/aohitokun/class/View.php on line 30

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/2/kilo.jp-superblue/web/aohitokun/class/View.php:25) in /home/users/2/kilo.jp-superblue/web/aohitokun/class/View.php on line 81
あおひと君ブログ::2日目を終えて
ARCHIVES















    • Contemporary Art 2.012展
      記事掲載
















  • 2日目を終えて
    個展が始まった。

    昨日は、アーティストのオージュンさんが開場同時に来てくれた。

    なんかとてもお褒めの言葉を連発され嬉しいやら恥ずかしいやら。

    でも作品を評価してくれることはこれ以上の励みはない!

    それとボランティアをしているセンターのミドリ工房の皆さんが大勢で来てくれて会場がしばらく満員状態。

    皆様、ありがとうございます!

    ところで国内外のギャラリーのウエッブサイトをいろいろ見ている。

    現代美術をとくにチェキチェック。

    でも日本はどっこのギャラリーも同じような作風の絵ばかりなのに驚く。

    具象だ。もちろん村上隆、奈良美智らの功績は見逃せない。

    マンガ系、ナイーブ系、ポップ、どれも同じ作家?と思ってしまうほど具象が多い。

    評論家風に言うと”スーパーフラット、ダーティ・リアリズム、”と言うのであろうか。

    おそらく現代美術系で80%は具象、コンセプチャルやハードエッジ系は10%にも満たないと思う。

    人と違うことをやるのがアートの要素のひとつだと思うのだが。

    ブーム?

    日本は絵が売れない、市場がないからギャラリーも食っていけないし

    アーティストもしかり。

    当然、売れる絵を描くしかない。

    おそらく中国の影響なのだ。

    今月のナイルスにも書いたけどチェン・イーフェイが昨年、クリスティーズで7億円で落札されたし、ゾン・ファンジの「マスク・シリーズ」は3億5千万円だ。

    とにかく中国の現代美術市場は恐ろしいスピードで発展している。

    そこで求められる絵は具象やポップな作風だ。

    富士山とかバラの花をかく日本画壇の洋画家はけっこう中国で食えるんじゃないか?!

    若かりし頃、友だちなんかと盛んに批判していた画壇や公募展。

    そこで描かれている具象画を売り絵だ、あんなのアートじゃない!と口角泡飛ばして盛り上がっていたころを思い出す。

    当時は作品が売れるなんてありえなかった。今とは雲泥の差。

    売れることは重要、必要不可欠だから否定はしない。

    自分は現代美術の世界をやっている。だからその視点で考える。

    欧米はバランスはまだ、とれていると思う。

    具象、抽象、構成主義コンセプチャル、ハードエッジ、ポップすべてを受け入れる底辺の広い市場があるからだ。

    でも最近、ヨーロッパの大きな展覧会やアートフェアをみるとやっぱり具象系、あとトレイシーエミンやキッペンベルガー系のインスタレーションも増えていた。

    でも構成主義みたいのもネオダダ、アンフォルメルなものもあるからブームで上がり下がりはあるだろうけどそれぞれ成り立つのだ。

    誰だって毎日、大好物ばかり食っていたら飽きる。

    アートだって同じことだろう。

    それにアートと装飾絵画、イラストは違う。

    ・・・と思っていたが、、、

    ところが今読んでいる「アート・マーケティング」辻幸恵、梅村修著 白桃書房には日本は歴史的に考察するとアートは「装飾であり遊び」だった、と言うのだ。

    目からコンタクト、じゃない鱗が落ちた。

    この本、面白い。サクッと美術の欧米と日本の歴史もわかりやすく解説してあり現在の日本の現状もわかっていいかも。



    でも自分はアートはメッセージ・哲学・イデオロギーだと思っている。

    時代から根を張り巡らして芽吹いた精神性、人を突き動かすエナジーだと思う。

    昨日もオージュンさんに熱く語ったのだけど、エナジーの乾電池、みたいなものだ。

    それは、ヨーロッパで死ぬほど現代美術を美術館や企画展で見ていて、感動するいい絵のすべてに言える共通項は、生きているような緊張感を発していることだ。

    描き損じに見えるようなほんの小さな筆のタッチでも、それがないと作品全体のバランスが崩れてしまう、くらいのハーモニーとバランスと存在感を持っている。

    それで最近、耳にするのが5〜60年代への揺り戻しだ。

    最近、MOMA(ニューヨーク近代美術館)の学芸員が日本に頻繁に来ている。

    版画でお世話になっているキドプレスやイタズリトグラフィックにも尋ねて来ている。

    その理由は、MOMAで今、大々的に具体美術の研究と本を出版するためらしい。

    また、他の美大教授曰く、ヨーロッパで具体の再評価がおこっているらしく企画展もあるという。

    つまり今まで盛況だった流れが変わりつつあるともいえるのだ。

    個人的には、アンフォルメルの再来的なアン・フィグラティブ、もしくは抽象でも具象でもなく非抽象具象?みたいな流れじゃないかと勝手に想像している。

    またインドが中国の次に台頭しそうな気配がある。

    ポンピドゥーセンターで今年の5月には大きなインド特集の企画展があるというしアニッシュ・カプアの次世代バルティ・カールやスボード・グプタなど世界的に活躍している。

    それにインドでの現代美術オークションの売上も中国に続けとばかり、急上昇中だ。

    もしこれから現代美術で投資するなら具体美術かインドアートだ。

    もちろん自己責任でお願いします。
    HORMONE SEKINE OFFICIAL SITE | comments(0) | trackbacks(0) |
    <<香川戦線離脱、痛い! | 制服 >>