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    • Contemporary Art 2.012展
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  • 資本主義の終焉その3と現代美術



    先回からの続き。(『資本主義の終焉』を読んで妄想)

    資本主義は、『安く仕入れてなるべく高く売る』が基本ルールだ。

    でないと、利益がでない。成長できない。水野氏は、それを『成長教』と呼ぶ。

    そのためには、つねに安い仕入れ先か、高い買い手=フロンティア(市場)を探さなければならない。

    人間は、フロンティアをコショウ、ゴマから、金銀、奴隷、そして石油、天然ガス、バーチャル金融空間へと開拓していった。

    だが、イナゴの大群みたいに、よってたかってフロンティアを食いつぶすと、次のフロンティアを見つけないとならない。

    2008年、バーチャル空間もリーマンショックでダメになったため、新たなフロンティアを見つけ出さないと資本主義は死ぬ。

    そんな今は、ロシア、東アジア、中東、アフリカで開拓を続ける。

    ウクライナや、シリア、ISも、宗教的な部分もあるが、主な理由は、フロンティア創出と、その奪い合いのための戦争だ。

    QE(量的金融緩和)も、成長教のモルヒネ線香のように香しい。

    雇用も、超低金利のなかで絞り出す、わずかなフロンティアで、非正規雇用はその結果のようだ。

    18世紀までの絶対王政の時代には、国家と資本主義は一体化しているが、国民はまだ存在しない。

    それが市民革命を経て、資本主義と民主主義が合体、主権在民の時代となり、国民が中産階級化し、主権国家システムが発展した。

    しかしそれも、1995年、金融ビックバンによって国境が取り払われて、資本の移動ができるようになると、もはや主権国家のなかでしか機能しない民主主義と、国境は関係ない資本主義が、相容れなくなった。

    自分は、資本主義は、民主主義でコントロールすると思っていたが、それは勘違いだったのだ。

    当たり前だが、民主主義は、人が主人公だけど、資本主義は、人間は対象ではない。数字がご主人様だ。

    だから、資本家と銀行には国家社会主義で臨み、中簡層、貧民には新自由主義で望むという、まやかしがまかり通る。

    「努力した者が報われる」と宣言して、報われなかった者は努力が足りなかったのだと納得させて、先進国内に見えない壁をつくり、下層の人たちから上層部の人たちへ富みの移転を図った。(P176)

    いまアベノミクスやTPPや集団的自衛権行使で、安倍首相は、操り人形になり、資本主義・成長教へ、日本自ら人身御供に差し出す。

    しかし、それに必死で民主主義で抗おうと、どうにもならないのは、土俵違いだからだ。

    それより資本主義の一部の人たちは、都合のいいように、力と権力で民主主義を踏み越えていく。

    突拍子もないことだが、資本主義は、人間が主体ではない、何か別の生物のような自己増殖するエネルギー体だと考えた方がいいかもしれない。

    (シェルドレイクの形態形成場の仮説や、ドーキンスのミームが、ふと脳裏をよぎる)

    前振りが長くなってしまった。。。


    水野氏は、美術史家ジョン・エルスナーとケント大学教授のロジャー・カーディナル『蒐集(しゅうしゅう)』を引用(P148)。

     帝国とは諸国、諸民族を集めた「コレクション」だと述べ、ヨーロッパの歴史とは「蒐集」の歴史であり、ヨーロッパ初の蒐集は、ノアの方舟だと言う。

     それ以来、中世キリスト教は『魂』を蒐集し、近代資本主義は『モノ』を蒐集してきて、蒐集という概念がヨーロッパ精神を形作ってきた。

     そして、近代資本主義は、マネーを蒐集するためにもっとも効率のいい仕組みだったと言う。

    それで水野氏は、EUとは、領土を蒐集する『新中世主義』の先祖帰りで、だからギリシャは手放さないと予想するが。


    現代美術は『知(創造力)』の蒐集なのだ。 だから現代美術は売れる。

    作品とは、知のフロンティア(視覚表現の新たな地平)を開拓した証明書なのだ。

    オークションなどで、誰でも描けるようなピカソの作品が高値で取引されると(もちろん誰にも描けないことは明白だが)、その価値がわからず呆れ返る人は多い。

    現代美術は、純金のコインのように、そのモノ自体に価値があるのではなく、フロンティアを発見した人間の創造力に対した評価で、とてつもない値段がつくのはそのためだ。

    今はかなりの投資目的になってしまったが。

    アートは、その人間=神の子の創造力の偉大さを評価する。

    と考えると、欧米は人間中心主義だ。

    日本や東洋思想は、人間よりも万物に宿る霊力の方が強い。

    多神教と一神教の違いなのかもしれない。

    日本では、人間の思想より、技術ばかりに注目する。

    なぜなら、すごい技術でつくり出されたモノには霊力が宿っていると感じるからだ。

    そして卓越した技術とは、刀鍛冶のような、一連の儀式でもある。

    それを持っていれば、強力なお守りになる。

    だから卓越した技術でつくり出された作品に対して、日本人はその技術そのものに魅了されるが、

    欧米的ユダヤ・キリスト教では、その技術力より、それを思いついた人間の英知を、より神に近づいたと賞讃する。


    しかし、欧米でも日本でもアートとは、そんな簡単な理屈ではないと思う。

    最終的に残るのは、感動だ。

    感動と言う感情は、資本主義だろうが、共産主義だろうが、キリスト教だろうが、仏教徒だろうが、工芸品だろうが、マンガだろうが共通して起こりえる。

    卓越した技術でつくり出された作品であろうが、一筆だけの絵画だろうが、感動するときは、する。

    そういう意味でも、現代美術は、とても面白いし、止められない。

    なんとしても、その感動の正体をあばき、感動を自由につくり出せるようになりたい。


    ところで、中世キリスト教では、聖書などの『知』は神の所有物で、教会がラテン語で独占していた。

    それを、グーテンベルグの印刷技術の発明と普及で、一般庶民にも『知=特定秘密』が自国語で読めるようになり、解放される。

    ちなみに、利子とは、神の所有物の時間に、人間が値段をつけることになるので、禁止されていた。(イスラームでは今でも禁止だ)

    水野氏は、国と資本家が独占していた『特定秘密』を解放したNSA内部告発者エドワード・スノーデンは、第2のグーテンベルグ印刷革命に匹敵すると評する。

    今年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞は、エドワード・スノーデンを描いた「CitizenFour」だった。

    しかし、日本では黙殺っぽい。なんと映画コムのホームページでは、この作品だけリンクがない。はたして日本では、上映されるのだろうか。
    映画コム http://eiga.com/official/oscar/sokuhou.html


    じゃあ、資本主義の次はどうなる?

    この疑問は誰でも思うはず。

    それは・・・

    次回に続く。
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    資本主義の終焉の続き
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    壊れていく国立競技場(2015.03.24)



    AIIB(アジアインフラ投資銀行)に、オーストラリアも参加しそうだ。

    オープニングキャンペーンは3月いっぱいだから、まだまだ駆け込み表明もあるかもしれない。

    アジア市場でインフラに有利に参入できるのは魅力だ。

    そんなところで、日本とアメリカは、アジア開発銀行と世界銀行がある手前、蚊帳の外、裸の王様状態だ。

    不透明とか、いろいろイチャモンつけているが、本音は、ドルはずしと覇権崩壊の脅威にあるのはバレバレ。

    でもヤバイと思ったのか、22日、オバマ大統領は懐柔策を提案した。

    参考:オバマ米政権が中国側に対して、米国主導の世界銀行やアジア開発銀行(ADB)との共同出資事業を提案 http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/finance/sankei-ecn1503230006.html

    ロシアは今のところ参加表明はないようだが、なにか考えはあるのだろう。

    とかいっても、これも瀕死の資本主義への、ほんの少しの延命策には違いない。





    以前、書いたが、『資本主義の崩壊と歴史の危機』(水野和夫著 集英社新書)はおもしろい。

    資本主義の終焉 http://superblue.kilo.jp/aohitokun/?eid=432

    歳をとって記憶力がないので、自分のためにも覚え書きします。

    水野氏は、ローマカソリック支配のヨーロッパで、1215年ラテラノ公会議にて、それまで禁止していた利子を容認。

    それを資本主義のスタートとみる。(他には16世紀、18世紀産業革命との見方もある)

    資本主義は、成長しないといけないシステムで、いまのようなゼロ金利状態では、成り立たない。

    13世紀に始まった資本主義は、イタリアジェノヴァで儲けた金が、スペイン国王の事業に投資し、商業から金融へシフトする。

    これがきっかけでイタリアの凋落を招き、その資本は今度、オランダに移り、生産拡大。その金が、東インド会社に投資される。

    それで儲けがでなくなると、ナポレオン戦争に勝った、イギリスに投資され、産業革命で覇権国になる。しかしドイツとアメリカが工業国で台頭し始めると、アメリカに投資されイギリスは衰退。そして今、アメリカが覇権国家に。

    つまり、国が実体経済で稼いだ金を、利子を求め投資すると、その国は、衰退する歴史を繰り返しているのだと説明する。

    では、順番で行くと、今度は、中国が覇権国家になるかと言えば、水野氏は否定する。

    なぜなら民主主義は、価値感を同じくする中間層の存在があって初めて機能するといい、

    近代主権国家とは、資本と国民の利害が一致し、中間層を生み出すシステムで、

    中国が覇権国家になるためには13億人が、中間層にならないといけないので、一党独裁の中国政府には、それは維持できないと見立てている。

    また今は、市場を支配することが政治そのものになり、『富者と銀行には国家社会主義で望むが、中間層と貧者には新自由主義で望む』(ウイリッヒ・ベック『ユーロ消滅』)を引用。

    民主主義と資本主義は、別モノだとも述べる。

    1995年金融ビックバンまでは、国境のなかに住む国民と、資本の利害が一致していたから、資本主義と民主主義は衝突することはなかった。

    国民は、資本主義は、民主主義のなかにあって、適用ルールは同じだと勘違いしているだけなのだ。

    1995年以降は、IT革命で国境がなくなり、資本活動ができるようになって、その違いが顕在化した。

    つまり、資本家と国は、資本主義=『資本ぜったい成長主義』のルールで、中間層以下の国民の『人権中心の平等な民主主義』のルールで、ヒロ君みたいに同居しているにすぎないのだ。

    本著は後半になって、アート系にも関連する『蒐集(しゅうしゅう)』というキーワードが飛び出しビックリ。

    アートを仕事にする者にとって、とても示唆に富むヨーロッパ論を展開した。

    次回に続く。

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    日曜は天気がよかったので、母と兄のいる特老にお見舞いに行く。写真は近くに流れる荒川上流。長瀞ラインくだりで有名だ。近くには、天然氷のかき氷で有名な阿左美冷蔵もある。シーズンになると3時間待ち。
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    中国
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    すっかり座席がなくなった国立競技場解体作業(2015.3.20)。


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    3331ART FAIRオープニング。久々の現代美術鑑賞。



    先日、高杉隆氏と池田信夫氏の名誉毀損裁判で、池田氏の敗訴となった。

    ことの詳細は、他に任せるが、池田氏はネットで高杉氏が読売の記事を盗用したと中傷。

    それに上杉氏が名誉毀損を訴えた裁判だが、なんと池田氏は、2チャンネルの記事を根拠にしていたとわかった。

    池田氏は経済学者で大学でも教鞭をとるのだが、2チャンネルが元ネタとは、

    とってもカオスな時代だ。

    天皇はサヨクだし、有識者が指摘する売国政策は、愛国精神だと賞讃するし。

    まるで、地軸が逆転したみたいに価値観が錯綜している。

    今、マスコミは中国やロシアへの脅威を掻き立て、集団的自衛権行使の後押しで必死のようだ。

    それよりもっとデカいニュースは、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の発足に、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアが参加を表明したことではないだろうか。

    続けて、台湾、スイス、ニュージーランド、ルクセンブルグなども参加を表明。サウジもクエート、カタールはすでに参加しているようだ。

    日本の報道では、さわりを流して終わりのようだが、鳩山クリミア訪問より重要ではないだろうか。

    日本が、アメリカの許可なしに、参加表明できるとは思わないが、これからは中ロ、EUのトランスユーラシア経済圏への動きは、止まらないだろう。

    2011年、ロシア・プーチン大統領は、リスボンーウラジオストックまでの経済共同体構想を表明。

    それからウクライナ内戦、中東で、ISが激化。

    ウクライナはロシアから、シリアはカタール、サウジからEU諸国への天然ガス・石油パイプラインの中継地点。

    アメリカの軍産複合体や帝国主義者の覇権争いにとって、ロシア・中国にEUが、合体したら大打撃。

    ウクライナを巡る核戦争は、あながち誇大表現ではない。

    それ以外にも、シオニズムや武器商売なども、からむのだろうが、第一次大戦も第二次大戦も、エネルギーの支配権争いがトリガーになっている。

    日本は、ボソっと麻生財務相が、AIIB参加への示唆までしか発言できない。

    かってに参加を表明しようものなら、抹殺だろう。それができるのは、鳩山元総理ぐらいか。。。

    中国 アジアインフラ投資銀行への参加呼びかけ(NHK NEWS WEB) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150317/k10010019001000.html


    それで、反中国派には、溜飲をくだすような小説があります。

    これを読むと、辺野古基地も集団的自衛権を容認するようになるかもしれない。


    『チャイナ インベイジョン 中国日本侵蝕』 (柴田哲孝著 講談社文庫)

    自分は、NO WARだから、ちょっと読後感は、よくないが、勉強になった。

    小説の中に出てきた、中国の『国防動員法』は、実際に、2010年7月に制定されていた。

    (Wikipediaより抜粋)

    中国国内で有事が発生した際に、全国人民代表大会常務委員会の決定の下、動員令が発令される

    国防義務の対象者は、18歳から60歳の男性と18歳から55歳の女性で、中国国外に住む中国人も対象となる。

    個人や組織が持つ物資や生産設備は必要に応じて徴用される。

    有事の際は、交通、金融、マスコミ、医療機関は必要に応じて政府や軍が管理する。また、中国国内に進出している外資系企業もその対象となる。

    以上。

    つまり、海外にいる中国人も、中国国内の外資系工場、企業も防衛法の対象になり、中国に従わなければならない。

    小説では、日本にいる観光客、留学生、海外研修生などが実は、人民解放軍の隠れ潜入兵士で、日本国中からも、攻撃するという設定だが、けっこうリアル。

    ちなみに、小説でも、アメリカ軍は助けてくれない。

    長野オリンピックの聖火リレーでの、どこからともなく現れたたくさんの中国人サポーターを思い出す。

    名古屋、新潟、福岡、札幌など、不相応に広大な、中国領事館用の土地納入問題も、実話だし、盛んに都内に建設中のマンションも、中国・台湾などへ売り渡す前提のなのは、泉岳寺の景観問題でも事実は聞かされた。

    (泉岳寺ま横に建設中の、8階建ワンルームマンションは、中国か台湾所有になるという)

    だからって軍備を増強し、対中国への牽制を正当化するが、それよりも前に、外資への土地所有チェックや、森林売買や水源地の規制を、真剣に議論した方がいい。

    でもTPP参加決定になったら、ISDN条項ですぐにもろもろの日本の規制は訴えられ、反故にされ、意味がなくなる。

    だから、早く締結したいのかもしれない。

    もし、中国侵略を危惧するなら、外壁を固めるより、トロイの木馬対策の方が、必要な気がする。

    最近、オリンピックまでに移住という言葉を聞くようになった。

    マイナンバー制と銀行口座とのリンクは3年先(2018年から)だ。

    義務ではないが、2021年から、義務化を検討し始めると言う。

    最近、NHKで特番を放映した意味をかんぐって、預金封鎖がしきりに話題にあがるが、オリンピックのあとは考えたくない。

    実際の被害者が回りには皆無なので、振り込め詐欺とかもすんなり信じられない。

    あれでATMからの振込金額の上限が一気に下がった。

    移住っていっても、鳩山さんみたいにクリミアに移住できないし。

    とにかく日本人の郵貯、年金基金、タンス預金、農協基金など、個人資産が狙われていることは、火を見ても明らか。

    争いを避け、日本を守るには、軍備より、憲法9条と日本人の平和主義と、おもてなしで、日本人を貶めたり、危害を加えたら、

    相手国と世界の損失になるような平和外交と自助努力で、世界に知らしめるしかないと思う。

    理想論だけど、引き寄せの法則でなんとかしたい、、、汗

    『守れ!泉岳寺』運動のサイト。赤穂浪士の墓地で有名な泉岳寺の真横に8階建てのマンション建設に反対する署名活動、絶賛開催中。
    ネット署名:http://chn.ge/1mspsa9
    サイト:http://urx2.nu/gpij
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    お金の話し
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    代々木公園にて

    やっと暖かくなってきた。

    寒い日が続く。温暖化? でも夏はまた、メチャ暑いのだろう。


    国立競技場もどんどん解体工事が進む。

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    解体のすすむ国立競技場(2015.3.11)



    都内をチャリで走ると、新築工事が雨後の青カビのようにやっている。

    渋谷の宮下公園一帯も、オリンピックに向けホテルが建つと言うらしい。

    安倍政権の生命線、株価はどんどんあがる。

    聞くところによると、年金だけでなく、郵貯もつぎ込むらしい。

    でも景気はどうなんだろう?

    田中宇氏のメルマガには、QE(Quantitative easing=量的金融緩和)が原因で、財政破綻の危険があると、世界の有識者や評論を集めて、それを裏づけていた。

    田中宇の国際ニュース解説 無料版 2015年3月11日 http://tanakanews.com/


    QEとは、中央銀行(日本は日銀、米はFRB、ヨーロッパはECB)がバンバンお札を印刷して、市中銀行が、国から入札して得た国債を買いあげて、市場にお札を供給することだ。

    最近、ECBもQEしたから、ユーロは値下がりはじめた。

    円は、アベノミクスから一気下落。

    異次元緩和というように、いままで買わなかった10年ものの長期の国債だけでなく、上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(J-REIT)などのリスク資産も買うようになった。

    そして、国債を買うと、市中銀行の日銀当座預金に振り込まれ、その残高が増えれば、融資できる額も比例して増す。

    なぜなら、日銀の当座預金では、利息がないから利息のつく一般の融資で賄うのだ。(間違っていたらご指摘ください!)

    そうやって、市中銀行は、企業に運転資金などで融資して、企業は給料をあげ、リーマンたちは、食う寝る遊ぶで金を使って、景気がよくなる。

    銀行が儲かれば、預金の利子もあがり、お金を使えば税収も増えて、、、

    しかし!

    そのお金が、株やら社内留保や一部の投資で、小さいところをグルグル回っているのが、今の状況だ。

    だから賃金も上がらない。

    それにもかかわらず、社会保障費をさげ、消費税をあげ、大企業やお金持ちを優遇する減税をする。

    ちなみに日本の7割の企業は、下げなくとも法人税は0円だ。払っていない。

    大企業には80通りもの税の抜け道まで用意されているという。

    さらに輸出企業は、輸出戻し税という、消費税分が戻ってくるから、できれば消費税をもっとあげて欲しい。

    それでも、給料などで還元されていればいい。

    トマ・ピケティが言うには、日本の富裕層の1%って年収1300万円以上だと。

    マジかよ〜。

    かつては世界1、2を争った経済大国ジャポン!とにわかに信じられずググると、

    あながちウソではなかった。

    国税庁の発表では、サラリーマンは1500万円以上が1%。厚労省(1世帯)は2000万円。

    ちなみに、富裕層10%は、年収約650万円以上だという。

    個人事業主は、入っていないと言うが、俺らみたいな貧困も多いから、逆に下がりそうだ。。。

    評論家 加谷珪一の分かりやすい話 http://k-kaya.com/archives/2046

    アメリカは1億円以上。もしかしたら中国は絶対数でいけば、もっとかもしれない。

    ピケティが冬の嵐のように、日本を駆け巡ったが、イージーに言うと、

    富裕層が、働かないでも資産を、1%運用できれば、1億円で100万円。

    給与所得者が、家族もあれば年間100万円を貯めることは、ほとんどできない。(月8万)

    それでも利息が7%もあれば、10年で貯金も約2倍になるが、

    今は定期貯金100万円の利息でも、よくて0.3%くらいで3,000円・・・

    だから格差はどんどん広がるってことだ。


    先日、山本太郎が渋谷ハチ公前の街頭記者会見で吠えていた。

     餓死者1日5人。6〜7人に1人が、月収10万円以下の貧困。かつ母子・父子家庭の半数が貧困。年収200万円以下のワーキングプアが1100万人以上。貯金ゼロ世帯31%!

    彼の演説はうまいと思った。

     はっきりみなさんに聞きます。
     あなたは今、生きづらくないですか?
     社会から必要とされていますか? 
     弱いやつらは切り捨て、貧乏人は死ねといい、あなたなんて必要がないと言う政治なんです!

     今、国会のなかのオヤジ、オバちゃん何を考えているかと言えば、
     若い皆さんの未来を切り売りしているんです!


    山本太郎共同代表 街頭記者会見 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/238361

     それでも変わらない日本。みんな自分だけは大丈夫だと、信じているからに違いない。(自分もだけど、、、)

     ウクライナ内戦もISも、狩り場みたいなもの。

     人類、たかが数万年じゃあ、狩猟民族の本能までは変わらないのか。

     カナダCBCニュースで、で、マレーシア航空MH17撃墜事件の真相を暴いている。

     現地で、事故調査をしたカナダ人の欧州安全保障協力機構(OSCE)メンバーが、コックピットにマシンガンの銃創がたくさんあった。どうみても親ロシア派の地上からのミサイルではないと。

    カナダCBCニュース http://www.cbc.ca/news/world/malaysia-airlines-mh17-michael-bociurkiw-talks-about-being-first-at-the-crash-site-1.2721007

     イスラム国だって、イスラエルと武器商人とパイプラインを通すための経済戦争だと、たくさんの欧米の有識者は警告している。

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     イスラム国の正体を暴く。「世界から排除されるパラノイアとサイコパス」(カレイドスコープ) http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3469.html

    「緊急インタビューIS広報部に聞く」

    Q 先週、国連安保理で、身代金取引が禁じられ、石油も価格が低迷して、ISは資金難だと報じられていますが。

    A ここだけの話、俺たちのおかげで、得した奴らの利益はすごいぜ。
    覇権国も日本も過去最高の軍事予算、表現の自由大国も軍削減3カ年計画を見直すし、西側軍事同盟は緊急展開部隊5000名を新設して、緊急即応部隊は1万5000人から3万人に増やす。国連PKO部隊も国連事務次長が21世紀にふさわしい装備に更新すると発表したじゃないか。

    そこら当たりで儲ける奴らと、俺たちは持ちつ持たれつというか、共依存ってえか。戦争にウソはつきものだ。だから、そんなとこじゃねえかと俺は思うけどな。

    街の弁護士日記(岩月浩二守山法律事務所)2015年2月17日 (火)緊急インタビューより http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2015/02/post-4322.html


    とにかく、考えないと。

    マスコミや偉い人に言われたことを、素直に信じちゃいけないのです。これからは。
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    アローと社会脳
    先日、2015年アカデミー賞授賞式があったが、助演男優賞は、J.K.シモンズが授賞した。

    この顔、見たことある〜と思ったら、アメリカの刑事モノTVドラマ『クローザー』の、主人公チーフ(キーラ・セジウィック)の上司の副本部長役の俳優だった。

    アメリカのTVドラマはメチャ面白い。

    ずっと昔、VHSテープのレンタルで『V』、続編(そのころシーズンという言い方がなかった)『V2』というトカゲ宇宙人の侵略モノに、ハマったことがあった。

    そのトカゲ宇宙人たちが、プロパガンダをしたり、敵を他に仕立て、目をそらすデコイ戦やら、陰謀でえん罪をでっち上げるやり方など、よく描かれていた。

    そんな宇宙人が地球を侵略するストーリーが、ジャスミン、パープル、オレンジ革命やらのCIAのやり方や、ユダヤ人の生きる知恵だったり、

    今、思うとドラマのネタ元は、リアルなものだったりする。

    よくハリウッド映画の近未来ものなどは、実現するという噂は絶えない。

    それは脚本家たちが、成功するための努力だろうが、最先端の情報にネタを探している証拠だろうし、あちらから教えてくれるのかも知れない。

    そうやって庶民の意識を、誰かさんの望む方へ導いていくために。

    ちなみに、今のイチオシは、オリジナルがDCコミック『グリーンアロー』で、ロビン・フッドの焼き直しヒーローもの『アロー』シリーズだ。(民放の深夜帯でも始まった)

    大富豪のボンボン、オリバー・クイーン(スティーヴン・アメル)が、船で遭難し生きのび、そこで鍛えられ、超人になって戻り、街を蝕む悪党どもを、弓矢で征伐するというストーリーだ。

    自分も思わず、今の日本の悪党たちの征伐に重ねて、ガス抜きをしてしまう。

    とにかく、アメリカのストーリーテラーの、視聴者の心理を読み、その逆ばり、いや逆・逆ばりを繰り返す奇想天外な創造力は、スゴすぎる。

    だから、911も、イラク戦争も、ISも、安倍首相の訪中東・イスラエルでの発言も、遡って、ロッキード事件から陸山会、TPPの地ならしのための法改正も、

    もろもろ、あちらのプロファイリングと、ストーリーテラーが戦略を組めば、日本人を騙すくらい、とても簡単だろうと思ってしまう。

    そういえば、スタートレックの人気者ミスタースポックこと、レナード・ニモイさんが亡くなった。ご冥福をお祈りします。

    とにかく、アメリカンからほとばしるマッチョな自信とアグレッシブさは、異次元緩和。

    それで先回のブログでも触れた、『脳科学からみた「祈り」』(脳科学者 中野信子著 潮出版)の続き。




    人間の脳は、恋愛や金銭的な報酬よりもずっと、誰かにほめてもらって得る『社会的報酬』を欲する生き物ということでした。

    しかし、最新の研究から、必ずしも誰か、他者からの評価は必要はないことがわかってきた。

    それは『社会脳』といい、この部分が自分自らを、褒めたり、認めれば、他人から褒められなくても、非常に大きな快感が生まれるらしいのです。

    ところで、「人間がここまで生き伸び、発展できたのは、自己犠牲での利他的行動や人を助けたりすると、共感力(ミラーニューロン)が働き、最高の快感になる脳内ホルモン(ベーターエンドルフィン、オキシトシン、ドーパミンなど)を分泌。本能的に他者を利する行動をするように作られている」だそうです。

    そういわれても、戦争の耐えない、新自由主義的な自己チュウな世界に、にわかには信じがたい。

    それで本書に、日本青少年研究所の日・米・中・韓の高校生の意識調査(2010)がのっていて興味深い(P101)。

    質問『私は価値ある人間だと思う』
    回答:『まったくそうだ』日本7.5%、米国57.2%、中国42.2%、韓国20.2%

    質問『私は自分に満足している』
    回答:『まったくそうだ』日本3.9%、米国41.6%、中国21.9%、韓国14.9%

    質問『自分が優秀だと思う』
    回答:『まったくそうだ』日本4.3%、米国58.3%、中国25.7%、韓国10.3%

    ひえぇぇぇ〜〜〜〜。

    もちろん、この数字だけがすべてでも、精確な反映とも言えないが、なんでこーなるの!って問われたら、親の教育だろ。それか、神の子だと言われて育つ、宗教心の違いかも知れない。

    自分なんて小さい頃は、日々、お茶の水の橋の下で拾われたんだよ!ってなじられながら育ったぞ。

    だから、自虐パフォーマーになったと言えば、元も子もないが、、、汗

    まあ、今となっては感謝感謝!

    太宰治の名言『生まれてきてすみません』ではないが、画一的な偏差値教育すべてでは、自信なんてとても育めないと思います。

    ヘイトスピーチや、朝日新聞の慰安婦記事で繰り返される批判や中傷だって、そんな自信のなさの裏返しではないのだろうか?

    かりに日本軍が慰安婦強制連行をやっていなかったとしたら、ほんとうに国民から自虐史観はなくなるのだろうか?

    それよりも自虐史観とプロパガンダして、さも、それが日本国民の総意だと刷り込んでいるのではないだろうか?

    NY・タイムズ支局長のマーティン・ファクラー氏は言う。

    『安倍政権になり、世論が右傾化したという人もいますが、私はそうは思いません。世論はさほど変わっていないでしょう。変わったのは、メディアです』
    http://www.kanaloco.jp/article/84926/cms_id/129022

    というのはいい指摘だと思う。

    偏差値教育と島国DNAで、たとえ人とは違う意見を持っていても、『社会的報酬』、褒められたいから、マスコミと同じ意見に変えてしまうのかもしれない。


    311から、4年目になる。

    被災者の苦労に比べ、東京にいるとすでに『生きている喜び』が遠くにかすむ。

    放射能の不安も、汚染水も、東北の復興も、まだまだ続く。

    辺野古のサンゴ礁もどんどん破壊されていて、とても悲しい。

    そういえば、『アローン2』に登場する、共同経営者イザベル・ロチェフ役のサマー・グローも、どっかで見たな〜と思ったら、『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』で、女ターミネータやってったな。

    前に書いたけど、やっぱり人工知能に倫理コードを組み入れたら、平和を愛さない人類は、機械に抹殺されても仕方ないね。



    マイナンバー制は秋から、免許書や証明書などへの通名禁止は、7月9日から施行という。

    ちなみに、昨年の芸能人の結婚ラッシュは、通名禁止が背景にあると言うが、、、どんどん、市民を締め上げていく。

    美術出版社が民事再生申し立て 「美術手帖」など出版の老舗http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/05/news148.html

    米国議会で議論噴出のTPPと「為替操作禁止条項」 ―なぜ日本のマスメディアでは報じられないのか
    http://uchidashoko.blogspot.jp/2015/03/tpp.html

    ネムツォフ暗殺: 反プーチン偽装作戦!
    http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-93d8.html
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