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    • Contemporary Art 2.012展
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  • NBA
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    早い。サラ地に近くなった国立競技場(2015年4月5日)



    春の花冷え。

    ヤクルトやったーまんサヨナラ勝ち! ミルミル頼むぜ!

    今のところ打撃はいまいちだが、投手陣がすごい。ここ11試合で、両リーグで防御率ダントツ1位(1.45)。

    去年まで、打撃はトップでも、最下位の打高投低チームを、真中監督、伊藤智仁と抑えのエース高津ピッチングコーで再起を目論む。

    昨年、ケガで泣いたエース小川、ベテランになった川島、元ロッテのエース成瀬も加入。

    この調子で表参道でよく会う?バレンティンとミレッジが戻ってきて、打撃も上向きになれば、わからないぞ。

    4月といえば、NBA(アメリカンプロバスケット)も佳境だ。

    なぜなら4月18日から、プレーオフが始まるからだ。

    プレーオフとは、東西カンファレンスの各15チームが、82試合を経て、上位8チームづつ、トーナメント戦でファイナルまで競い合う。

    今年の本命はなんといっても、ゴールデンステイト・ウォーリアーズとみた。

    ガードのステフィン・カリーがすごい。

    今年のオールスターでは、3ポイントゲームで記録を打ち立てたシューティングマシーンで、このままいけば年間MVP間違いなし。

    3ポイントシュートとは、ゴールから23フィート9インチ(7.24m、ま横のコーナーからは、じゃっかん短い)以上離れたところから決めるシュートのこと。

    ちなみにリングは、内径45センチ(ボールの直径は24.5センチ)で、3m5センチの高さにある。日本語では、リングをカゴに見たてたから、『籠球(ろうきゅう)』だ。

    2014年は、いぶし銀ポポビッチ名将率いるサンアントニオ・スパーズが優勝。トニー・パーカーが、トップガードで注目され、連覇が期待されるが、、、

    あとプレイオフ進出の瀬戸際にいる、オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウエストブルックのプレイもすさまじい。

    カリーと同じ191cmでNBAでは小さい部類だが、身体能力は断トツ。

    昨年までは、プレーにちょっとワンマンで強引、ラフさが目立ったが、今年はアシストも多く、チームプレーでも貢献、大人になって大活躍。

    とにかくスピードといい、リングに楽々、頭をぶつけダンクするジャンプ力といい、もはや異次元プレイヤーだ。

    ただサンダーは、もう1人のスーパースター ケビン・デュラントとセンター・イバカのケガが響き、8、9位をペリカンズと、最後まで競いあいそうだ。

    そのニューオリンズ・ペリカンズは、マイアミ・ヒートからノリス・コールを獲得。また、2年目のドラフト1位選手アンソニー・デイビスという眉毛がとても印象的なフォーワードが、ケガから復調、カギを握る。

    そんな中、ペリカンズは、4月7日、1位ウォーリアーズを破り、サンダーを抜き、8位に浮上した。

    西カンファレンスは、断トツのウォーリアーズ。次の2位が、ヒゲの得点王ジェームズ・ハーデンのヒューストン・ロケッツだ。

    ハーデンはサウスポーで、特徴のあるヒゲ面が、アスリートというより敬虔な牧師を思わせる。

    一昨年のボストンレッドソックスのナポリ選手みたいでユニークだが、おもしろいようにシュートを決める。スパーズのジノビリのような、ディフェンスをかわすリズムを狂わすステップも秀逸だ。

    あとダンクモンスター・グリフィンのいるロスアンジェルス・クリッパーズも、まだまだ侮れない。名ガードのクリス・ポールも健在だ。

    東カンファレンスでは、スター不在で5人で勝つアトランタ・ホークス。なんとすでに、シーズン球団新記録の58勝をあげている。

    スーパースターレブロン・ジェイムズと、ケビン・ラブが移籍したクリーブランド・キャバリアーズもあとを追う。

    マイケル・ジョーダンで有名なシカゴ・ブルズもデリック・ローズがケガで出たり休んだりだが、地区3位と健闘している。インディアナ・ペイサーズは、ポールジョージのケガで今年はダメだ。

    2015年は、全体的に西カンファレンスの方が激戦で、優勝も西側で決まりそうだ。
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    妄想日記
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    今年も代々木公園は花見で盛況でした。昔、ブイブイ言わして花見パーチーやってた頃が懐かしい。今はナーンもする気しない

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    今年もデング熱っすか?! 蚊対策で池の水、撤去?!



    プロ野球が始まった。

    ヤクルトは今年から真中監督に!

    そういえば一昨日、表参道で家族連れのバレンティンを目撃。

    彼はチャリに乗ってたけど、ケガを早く治して復帰してくれ〜、今年こそ、優勝してくれ〜。

    という自分は、チャリで転倒して膝裏のじん帯損傷、、、トホホ。

    でも軽く済んだようで、だいぶ痛みもひいた。

    ていうか、足のケガが多い。

    昨年、肉離れを2回、続けたのでランニングも止めていた。

    それで、久しぶりにランニングを再開したら、翌日、足の筋肉がボロボロで、

    チャリにのってて、うまく動かず転倒したのですぅ・・・情けない、、、

    そんなこんなで、世の中もボロボロでブログを書く気がしない、、、

    でも、ブログにあまり間が空くと、友人らに、

    孤独死してんじゃねーの、って思われるから、テキトーに書きます。


    AIIB(アジアインフラ銀行)もけっきょく、48?カ国が参加表明。

    先進国で、参加しないのはアメリカと日本、あと北朝鮮くらいだ。

    透明性とか中国覇権阻止のための不参加と、有識者や政府は言うが、

    これから規定や内容を決めるんだから、参加して意見、言う方がいいと思うのだが、

    アメリカの顔色伺っているから致し方ない日本。

    オーストラリアも韓国だってアメリカを振り切った。

    フィリピンもTPP不参加で、AIIBに参加表明。

    予定では、同基金が拠出するインフラ工事には入札できなくなる。

    中国は、13億人の民を押さえるためには経済成長しかない。

    日本は、アメリカの泥船にのっていっしょに沈没しそうだ。

    アメリカはこの話が出てきたとき、G7や同盟国に参加するな、と釘を刺していた。

    だけど、それに聞く耳もたず、みんなで参加表明。

    アメリカ覇権とドル基軸を見限ったとみるべきだろう。

    マスコミや御用学者は、必死に政府を援護。

    結果は、どーなるでしょうねぇ。

    AIIBが勢いつけて、ユーラシア経済網が本格始動したら、

    今のアメリカタカ派のヤツラは、ウソじゃなく核戦争を起こしそうだ。

    だから早く日本に戦争ができるようにして欲しい。

    そのため、連休明けから、安保法制、司法取引、盗聴傍受など、どんどん独裁政権に突き進む。

    ドン・キホーテのような妄想で終って欲しい、、、



    報道ステーションの古賀茂明元経産省官僚の最後の出演も、ネットではカンカンガクガク、スゴイ盛り上がり。

    自民党寄りの報道しかしない、マスコミに問題提議をつきつけたのに、なんとか彼個人の問題にすり替えようとする。

    振り返ると、日本のマスコミ、有識者は、問題を表面だけに矮小化するのが得意だ。

    問題の分析とか、原因の究明とか言っても、見える部分だけに始終する。

    するとマスコミは、国民にとっては難しいからと言う。

    国民も難しいからといって、あきらめちゃうのも問題だ。

    クサい匂いは元から絶たなきゃダメ!って言うのに。

    男は黙ってチンポロビールだから仕方ない。

    哲学が発展しなかったことからも伺えるように、思考回路が違うのだ。

    日本人は、今まで自分なりに考えたり、議論したりする環境と習慣がなかっただけで、

    もはや、グローバルスタンダードで民主主義で、グローバリゼーションになってしまったから、

    和服から洋服に変えたように、脳みその習慣も変えないとやっていけない。

    でも自分でも、議論してても、熱を帯びると、冷静さをついつい失ってしまう。

    それは自分が否定された、バカにされたという感情が先にたつからだ。

    でもアチラの人たちはそうならない。

    敬語やら目上の人への儒教思想や、言葉の構造がいちばんのネックだ。

    だから英語で議論するのがいいが、そんなことは誰にでもできるわけはない。

    言葉は感情を支配しているから、悟るしかないのだろうか。

    今思うと敗戦国なら、国語を英語と日本語の2カ国語にして欲しかった。


    日本はドイツに占領されればよかったのに、と誰かさんのブラックジョーク。


     最大の暴力は悪人の暴力ではなく、善人の沈黙である。
     沈黙は暴力の陰に隠れた同罪者である


     by マーティン・ルーサー・キング

     愛の反対は、無関心

     by マザー・テレサ
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    資本主義の後に来るもの




    資本主義の終焉の妄想その3。

    暗いことばかり書いているから、嫌われそうだ。

    『金を稼ぐことのどこが悪い。敗者の負け惜しみ』という声も聞こえそうだ。

    悪いのではなくて、金を稼ぐシステムが、行き詰まって、暴走しているということです。


    先回、ヨーロッパ精神には、蒐集が根底にあると書いた。

    まさに、スポーツと柔道、空手道の『道』との違いをみても、わかりやすい。

    点を蒐集するのが、欧米のスポーツ。

    日本は、点をとるより、取り方を重視する『道』。

    その点の取り方は、儀式にもつながり、野球は、ゲームのやり方が、儀式ばっているから、人気があるのかと思ってしまう。

    サッカーは、玉をゴールに入れるまで、あまり儀式の要素がないから、弱いのかもしれない。

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    国立競技場途中経過(2015.3.27)



    てなことで、資本主義が破綻したら、何が次ぎにくるのか?

    水野氏は、わからないって、、、、汗

    強いて言えば『定常状態』が、次の形だと述べる。

    定常状態とは、『ゼロ成長社会』。

    日本は明治まで、ヨーロッパも16世紀までは、そういう世界だった。

    経済学の難しい話は省くが、ゼロ成長社会とは、純投資がない状態を指し、

    車1台を乗り潰した時点で買い替える。

    もう1台のRV車は買わないようなことだという。

    ゼロインフレとは、いま必要でないものは、値上がらないことで、買う必要がないという意味。

    それで人間の豊かさを、『必要な物が必要なときに、必要な場所で手に入る』な社会だと定義すればいいと言う。

    日本は、世界でもっとも早く『ゼロ金利、ゼロ成長、ゼロインフレ』に突入した国で、

    人口も9000万人くらいになると、もっとも資本主義の次の世界に移りやすいとも述べる。

    『より速く、より遠くに、より合理的に』から『よりゆっくり、より近くへ、よりあいまいに』(P208)。

    エネルギーも中央集権じゃなくて会津電力みたいに、地産地消で。

    なんかよいなぁ、そういう社会。

    しかし、それにたどり着くまでに、大きな試練が待ち受けていそうだ。


    なぜ、国債残高1000兆円の借金があるのに、破綻しないのか。

    水野氏が説明するには、いま金融機関に800兆円の預金が、年3%24兆円づつ増えている。

    その多くは消費に向かわない年金。

    さらに企業には、余剰資金が2013年第3四半期で、23.3兆円あり、合わせて48兆円が、銀行、生保など金融機関を通して、国債購入費に充当、それで国債は消化できていると言う。

    ただし、日銀の試算では、2017年には預金の増加が終ると予想。

    するとそれ以降は、国内だけでは国債がさばけなくなり、外国勢に国債を購入してもらうようになる。

    そうすると金利をあげないと買ってくれない。

    しかし金利が上がると、利払いがふくらみ、あっという間にギリシャのように財政破綻におちいる。

    公務員の給料も、年金も払えなくなり日本は機能停止状態に。

    そうならないためには、1000兆円の赤字でとめ、消費増税も免れないが、法人税、金融資産税などで富裕者層からも財政負担を求め、財政収支を安定させることだと言う。

    アベノミクスの第一の矢、異次元緩和を危険視する意見は増えている。

    ちなみに第2のアロウは、公共投資。

    第3のアホウは規制緩和と法人減税だ。

    死にかけている日本の国債市場 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43285

    本当のところ、どの程度危ないのか?日本の政府債務は太平洋戦争末期に匹敵 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43021


    マイナンバー制と銀行口座のリンクといい、預金封鎖の噂といい、日本政府は、デフォルトは避けられないと確信犯なのだろう。

    それまでに核戦争やら大地震やら起こって、新たな市場が湧き出て、逃げ切れると考えているのかもしれない。

    1%の金持ちは、そういう事態になっても、自分たちだけは、金があるから大丈夫と信じているのだろう。

    2:8の原理じゃないが、中間層以下が討ち死にしたら、今度は、そういう金持ち同士でいがみ合う。

    なんか哀れで、刹那的だ。

    そんな自分はロト6に当たって、すぐに1%に仲間入りだが、、、、スミマセン。m( _ _ )m

    水野氏は、あと3、4年しか残されていないと警鐘をならす。

    そうならないように、民主主義は、資本主義に勝つと信じ、声をあげていくしかない。
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    資本主義の終焉その3と現代美術



    先回からの続き。(『資本主義の終焉』を読んで妄想)

    資本主義は、『安く仕入れてなるべく高く売る』が基本ルールだ。

    でないと、利益がでない。成長できない。水野氏は、それを『成長教』と呼ぶ。

    そのためには、つねに安い仕入れ先か、高い買い手=フロンティア(市場)を探さなければならない。

    人間は、フロンティアをコショウ、ゴマから、金銀、奴隷、そして石油、天然ガス、バーチャル金融空間へと開拓していった。

    だが、イナゴの大群みたいに、よってたかってフロンティアを食いつぶすと、次のフロンティアを見つけないとならない。

    2008年、バーチャル空間もリーマンショックでダメになったため、新たなフロンティアを見つけ出さないと資本主義は死ぬ。

    そんな今は、ロシア、東アジア、中東、アフリカで開拓を続ける。

    ウクライナや、シリア、ISも、宗教的な部分もあるが、主な理由は、フロンティア創出と、その奪い合いのための戦争だ。

    QE(量的金融緩和)も、成長教のモルヒネ線香のように香しい。

    雇用も、超低金利のなかで絞り出す、わずかなフロンティアで、非正規雇用はその結果のようだ。

    18世紀までの絶対王政の時代には、国家と資本主義は一体化しているが、国民はまだ存在しない。

    それが市民革命を経て、資本主義と民主主義が合体、主権在民の時代となり、国民が中産階級化し、主権国家システムが発展した。

    しかしそれも、1995年、金融ビックバンによって国境が取り払われて、資本の移動ができるようになると、もはや主権国家のなかでしか機能しない民主主義と、国境は関係ない資本主義が、相容れなくなった。

    自分は、資本主義は、民主主義でコントロールすると思っていたが、それは勘違いだったのだ。

    当たり前だが、民主主義は、人が主人公だけど、資本主義は、人間は対象ではない。数字がご主人様だ。

    だから、資本家と銀行には国家社会主義で臨み、中簡層、貧民には新自由主義で望むという、まやかしがまかり通る。

    「努力した者が報われる」と宣言して、報われなかった者は努力が足りなかったのだと納得させて、先進国内に見えない壁をつくり、下層の人たちから上層部の人たちへ富みの移転を図った。(P176)

    いまアベノミクスやTPPや集団的自衛権行使で、安倍首相は、操り人形になり、資本主義・成長教へ、日本自ら人身御供に差し出す。

    しかし、それに必死で民主主義で抗おうと、どうにもならないのは、土俵違いだからだ。

    それより資本主義の一部の人たちは、都合のいいように、力と権力で民主主義を踏み越えていく。

    突拍子もないことだが、資本主義は、人間が主体ではない、何か別の生物のような自己増殖するエネルギー体だと考えた方がいいかもしれない。

    (シェルドレイクの形態形成場の仮説や、ドーキンスのミームが、ふと脳裏をよぎる)

    前振りが長くなってしまった。。。


    水野氏は、美術史家ジョン・エルスナーとケント大学教授のロジャー・カーディナル『蒐集(しゅうしゅう)』を引用(P148)。

     帝国とは諸国、諸民族を集めた「コレクション」だと述べ、ヨーロッパの歴史とは「蒐集」の歴史であり、ヨーロッパ初の蒐集は、ノアの方舟だと言う。

     それ以来、中世キリスト教は『魂』を蒐集し、近代資本主義は『モノ』を蒐集してきて、蒐集という概念がヨーロッパ精神を形作ってきた。

     そして、近代資本主義は、マネーを蒐集するためにもっとも効率のいい仕組みだったと言う。

    それで水野氏は、EUとは、領土を蒐集する『新中世主義』の先祖帰りで、だからギリシャは手放さないと予想するが。


    現代美術は『知(創造力)』の蒐集なのだ。 だから現代美術は売れる。

    作品とは、知のフロンティア(視覚表現の新たな地平)を開拓した証明書なのだ。

    オークションなどで、誰でも描けるようなピカソの作品が高値で取引されると(もちろん誰にも描けないことは明白だが)、その価値がわからず呆れ返る人は多い。

    現代美術は、純金のコインのように、そのモノ自体に価値があるのではなく、フロンティアを発見した人間の創造力に対した評価で、とてつもない値段がつくのはそのためだ。

    今はかなりの投資目的になってしまったが。

    アートは、その人間=神の子の創造力の偉大さを評価する。

    と考えると、欧米は人間中心主義だ。

    日本や東洋思想は、人間よりも万物に宿る霊力の方が強い。

    多神教と一神教の違いなのかもしれない。

    日本では、人間の思想より、技術ばかりに注目する。

    なぜなら、すごい技術でつくり出されたモノには霊力が宿っていると感じるからだ。

    そして卓越した技術とは、刀鍛冶のような、一連の儀式でもある。

    それを持っていれば、強力なお守りになる。

    だから卓越した技術でつくり出された作品に対して、日本人はその技術そのものに魅了されるが、

    欧米的ユダヤ・キリスト教では、その技術力より、それを思いついた人間の英知を、より神に近づいたと賞讃する。


    しかし、欧米でも日本でもアートとは、そんな簡単な理屈ではないと思う。

    最終的に残るのは、感動だ。

    感動と言う感情は、資本主義だろうが、共産主義だろうが、キリスト教だろうが、仏教徒だろうが、工芸品だろうが、マンガだろうが共通して起こりえる。

    卓越した技術でつくり出された作品であろうが、一筆だけの絵画だろうが、感動するときは、する。

    そういう意味でも、現代美術は、とても面白いし、止められない。

    なんとしても、その感動の正体をあばき、感動を自由につくり出せるようになりたい。


    ところで、中世キリスト教では、聖書などの『知』は神の所有物で、教会がラテン語で独占していた。

    それを、グーテンベルグの印刷技術の発明と普及で、一般庶民にも『知=特定秘密』が自国語で読めるようになり、解放される。

    ちなみに、利子とは、神の所有物の時間に、人間が値段をつけることになるので、禁止されていた。(イスラームでは今でも禁止だ)

    水野氏は、国と資本家が独占していた『特定秘密』を解放したNSA内部告発者エドワード・スノーデンは、第2のグーテンベルグ印刷革命に匹敵すると評する。

    今年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞は、エドワード・スノーデンを描いた「CitizenFour」だった。

    しかし、日本では黙殺っぽい。なんと映画コムのホームページでは、この作品だけリンクがない。はたして日本では、上映されるのだろうか。
    映画コム http://eiga.com/official/oscar/sokuhou.html


    じゃあ、資本主義の次はどうなる?

    この疑問は誰でも思うはず。

    それは・・・

    次回に続く。
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    資本主義の終焉の続き
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    壊れていく国立競技場(2015.03.24)



    AIIB(アジアインフラ投資銀行)に、オーストラリアも参加しそうだ。

    オープニングキャンペーンは3月いっぱいだから、まだまだ駆け込み表明もあるかもしれない。

    アジア市場でインフラに有利に参入できるのは魅力だ。

    そんなところで、日本とアメリカは、アジア開発銀行と世界銀行がある手前、蚊帳の外、裸の王様状態だ。

    不透明とか、いろいろイチャモンつけているが、本音は、ドルはずしと覇権崩壊の脅威にあるのはバレバレ。

    でもヤバイと思ったのか、22日、オバマ大統領は懐柔策を提案した。

    参考:オバマ米政権が中国側に対して、米国主導の世界銀行やアジア開発銀行(ADB)との共同出資事業を提案 http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/finance/sankei-ecn1503230006.html

    ロシアは今のところ参加表明はないようだが、なにか考えはあるのだろう。

    とかいっても、これも瀕死の資本主義への、ほんの少しの延命策には違いない。





    以前、書いたが、『資本主義の崩壊と歴史の危機』(水野和夫著 集英社新書)はおもしろい。

    資本主義の終焉 http://superblue.kilo.jp/aohitokun/?eid=432

    歳をとって記憶力がないので、自分のためにも覚え書きします。

    水野氏は、ローマカソリック支配のヨーロッパで、1215年ラテラノ公会議にて、それまで禁止していた利子を容認。

    それを資本主義のスタートとみる。(他には16世紀、18世紀産業革命との見方もある)

    資本主義は、成長しないといけないシステムで、いまのようなゼロ金利状態では、成り立たない。

    13世紀に始まった資本主義は、イタリアジェノヴァで儲けた金が、スペイン国王の事業に投資し、商業から金融へシフトする。

    これがきっかけでイタリアの凋落を招き、その資本は今度、オランダに移り、生産拡大。その金が、東インド会社に投資される。

    それで儲けがでなくなると、ナポレオン戦争に勝った、イギリスに投資され、産業革命で覇権国になる。しかしドイツとアメリカが工業国で台頭し始めると、アメリカに投資されイギリスは衰退。そして今、アメリカが覇権国家に。

    つまり、国が実体経済で稼いだ金を、利子を求め投資すると、その国は、衰退する歴史を繰り返しているのだと説明する。

    では、順番で行くと、今度は、中国が覇権国家になるかと言えば、水野氏は否定する。

    なぜなら民主主義は、価値感を同じくする中間層の存在があって初めて機能するといい、

    近代主権国家とは、資本と国民の利害が一致し、中間層を生み出すシステムで、

    中国が覇権国家になるためには13億人が、中間層にならないといけないので、一党独裁の中国政府には、それは維持できないと見立てている。

    また今は、市場を支配することが政治そのものになり、『富者と銀行には国家社会主義で望むが、中間層と貧者には新自由主義で望む』(ウイリッヒ・ベック『ユーロ消滅』)を引用。

    民主主義と資本主義は、別モノだとも述べる。

    1995年金融ビックバンまでは、国境のなかに住む国民と、資本の利害が一致していたから、資本主義と民主主義は衝突することはなかった。

    国民は、資本主義は、民主主義のなかにあって、適用ルールは同じだと勘違いしているだけなのだ。

    1995年以降は、IT革命で国境がなくなり、資本活動ができるようになって、その違いが顕在化した。

    つまり、資本家と国は、資本主義=『資本ぜったい成長主義』のルールで、中間層以下の国民の『人権中心の平等な民主主義』のルールで、ヒロ君みたいに同居しているにすぎないのだ。

    本著は後半になって、アート系にも関連する『蒐集(しゅうしゅう)』というキーワードが飛び出しビックリ。

    アートを仕事にする者にとって、とても示唆に富むヨーロッパ論を展開した。

    次回に続く。

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    日曜は天気がよかったので、母と兄のいる特老にお見舞いに行く。写真は近くに流れる荒川上流。長瀞ラインくだりで有名だ。近くには、天然氷のかき氷で有名な阿左美冷蔵もある。シーズンになると3時間待ち。
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