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    • Contemporary Art 2.012展
      記事掲載
















  • トリック オア トリート

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    もう開いているかな、と思う代々木公園に行く。

    が~ん! まだ、閉鎖中。

    聞くところによると、11月中旬くらいまで、暖かいと蚊が活性化するため閉鎖らしい。

    セルビアでパフォーマンスしたなんて、夢みたいな記憶になった。

    早いよね、衰え、、、

    帰国してからは、母と兄の介護施設入所の手続き準備などに忙殺、両国と外苑前を自転車で往復する日々。疲れ切ってブログが書けない。

    挙げ句の果てに、昨日のはずだった入所日、前日に母が体調を壊し、引っ越しは延期。。。とほほ。すべての予定をキャンセル! 

    電気水道ガスなど全部復旧させ、介護タクシー、大家、仲介会社、介護会社などなど仕切り直しで、変更の電話かけまくり。

    しかし、介護会社でも擁護施設でもみんな心の温かい人たちばかりで、感謝の念があふれかえる。



    金曜夕方、街中、ハロウィンで大にぎわいだった。

    今年は特に子どもたちが街にくりだし、魔女とコスプレがめちゃ増加。

    アベノミクスにハロウィン手当があったっけ?

    そのとき、子どもたちが『Trick or Treat !』 (トリック オア トリート)と言ってお菓子をねだる。

    なんかくれないと、いたずらしちゃうぞ〜!

    アメリカン・カルチャーに言われたくない、、、

    TPP合意しないと、中国に尖閣上陸させちゃうぞ〜

    増税しないと、大臣失脚させちゃうぞ〜

    国債買わないと、野党に戻しちゃうぞ〜

    F35買わないと、グアムに撤退しちゃうぞ〜

    って聞こえてくるのは、ひねくれすぎた心のせいか、、、汗

    まあ、ハロウィンもTPP合意前の準備の一環でしょうねぇ、、、


    そういえば、ISISにつかまった、湯川ハルナさんはどうなっちゃったんだ?

    8月20日ころ、ネットに一斉に監禁拘束されたニュースで盛り上がり、どうも怪しい人物像まで作り上げられてしまった。

    しかし、3ヶ月がすぎ、情報は秘密特定にされたように皆無になった。

    う〜ん謎だ。マレーシア航空の北京へ向う途中の失踪機も、ウクライナ領域でも撃墜機でも、エボラもデング熱も、みな真相はグレーのまま。

    見方を変えれば、今まで、信じることのできたマスメディア情報に説得力がなくなったのだろう。

    何が変わったかと言えば、自分個人の意識がいちばん変化しているのだ。

    昔の信じるという感覚の手応えや印象が、確実に変化している。グレーになってる。

    するといま、視界にひろがっている世界は、これからもどんどんと、現実の実感がうすれていくのだろうか、、、。

    ふ〜集中できないので、この辺で。
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    現代美術の文脈 ー ベオグラ・アート・ポルノ その2
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    なぜかジャポニズム

    ベオグラ・アート・ポルノ続き。

    ベオグラードは観光地としては、少し物足りないかも知れない。

    街自体は小さいし、(チトー記念館を除いて)がんばれば、歩いてほとんどの名所は回れる。

    しかし、よき時代のヨーロッパの雰囲気を味わうには、最後の都市ではないだろうか。

    EUにも加盟していないし、通貨はユーロではないし、街に観光客は、それほどいない。

    だけど、治安もいいし、観光客にすれていないし、自分が歩いていると、すれ違う人たちのほとんどに、物珍しく『な、なんだな!』という顔で好奇の目で眺められる。(そりゃ、あおひと君が歩いていれば、どこでも驚かれるよね!ジョーダンっす)

    何度も言うが、物価が安いのは何よりだ。

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    5年前から終わっていない国立博物館の工事。


    さて、現代美術はどうか。

    旅の最後の日、3つの大きなギャラリーで、ガチガチ現代美術のオープニングパーティがあったが、どこも老若男女で、とてもにぎわっていた。

    人口230万人くらいのベオグラードで、あの盛況ぶりからすると、とても人気なのだろう。

    イベントの灯籠も、たくさんの人たちから買いたいという引き合いがあったらしい。

    (自分のは、ギャラリーオナーのネボシャが欲しい、というのであげた)

    セルビアには、マリーナ・アブラモビッチというパフォーミングアートの巨匠がいるが、自分の舞台のあと、何人ものお客さんから『あのゴムバンドは、知識、情報で、テープは、そういうしがらみの呪縛でしょう?』と聞かれた。

    その通りと答えると、『やっぱりね!』とみな、目を輝かす。

    いや〜嬉しいよね。自分のメッセージが伝わる共感とその充実感は、作家冥利に尽きる。とにかく、自分のパフォーマンスは、めちゃくちゃウケた。(ヨーロッパで評価されるのは明らか)

    それで、ヨーロッパ8カ国で、発表して思うのは、こちらの人たちの現代アートに対する鑑賞法は、日本とは少し違うということだ。

    見たことのない世界を知ることへの好奇心が強い。知りたいという欲求が強い。

    それを自分の脳みそで、考えて納得する、という行為に喜びを感じている。

    自分のパフォーマンスは観客に、未知の世界を提示し、いろいろ考えさせることができた、と自負する。

    しかし思うに、この行為は、自己の立ち位置が、しっかりしていないと、ふらふらして面白くない。

    絶対の自分を持っていないと、自分の解釈が、決め切らず、揺らいでしまうからだ。

    そういう志向は、キリスト教の神の僕という、絶対的立ち位置が、生まれもって備わっているからではないだろうか。

    その判断は、好き嫌いという情緒的なその場の雰囲気でもない。

    現代美術とは、ユダヤ・キリスト教にとって重要な役目をにない、確固たる自己の再確認の数少ない証になるから、高値で取引される。

    西洋人には、オシャレ用と自己内面用の2つの鏡が必要なのだ。

    彼らにとって『見たことのない表現世界と、それを強く支える、その作品を生み出した根拠となる知性の裏づけ』がアートではないか。

    その知性の裏づけの連続が、最近よく聞かれるようになった、『現代美術の文脈』だと思う。

    かつて、王様たちがこぞって巨匠に、肖像画を描かせたように、美=強さは、欧米人のカルチャーだ。

    しかし、こういう思想がいま、破綻しはじめているとも言える。

    戦争もアメリカの帝国主義も、新自由主義も、自然破壊も、こういう価値観によってもたらされた。

    だ・か・ら! これからは、相対、調和、和の感覚を持った日本人の時代だぜぇ〜。がんばろ〜!

    と前振りがメチャ長くなったけど、ベオグラ・アート・ポルノ第2弾はじまりはじまり〜。


    ベオグラードから、車で1時間くらいのノビサドとスメルスキ・カルロヴィッチという小村を観光した。

    ノビサドの旧市街にあるユダヤ教会。ちょうどファッション・ウイーク開幕日。夏には、世界的に有名な『EXIT』という音楽フェスティバルがある。

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    休館日だったが、ネボシャが学芸員と友だちなので、特別に入れてくれた、ボイボディア現代美術館。外見はけっこう雑然としていて、、、

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    中に入るとメチャ現代美術館。なんと、数年前、下北沢の現代ハイツで見た、マルチフレックスたちの企画展だった。ガチョウの映像に再会!

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    グレーの魚は、廃業になった缶詰工場から集めたフナ?のウロコでできている。

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    もうひとグループの作品。

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    ノビサドの近くのスマルスキ・カルロヴィッチ。セルビアでいちばん古い国語学校があって、観光地だ。中央のライオンの泉の水を飲むと、ふたたび、ここに戻って来れる言い伝えがある。

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    なんかメチャクチャ、バラがキレイだった。色が鮮やかすぎて怖いぐらいだ。iphoneで撮影して、フォトショップ加工などいっさい手をいれてません。

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    ギャラリー03ONEの、プレドラグ・ネスコヴィッチ氏、愛称ペジャの個展(灯籠展の前の展示)。彼は、ベネチア・ビエンナーレ、NYリンカーンセンター、パリ、ロンドンでも展覧会をしているセルビア現代美術の大御所。

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    彼のアトリエ。なぜか、自分のパフォーマンスが、ツボにはまったみたいで、ディナーをごちそうしてくれたり、いろいろアートについて語り合った。

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    てか、めちゃくちゃデカい絵がたくさんあって、うらやましいなぁ、、、汗。何だかなぁ〜気持ちはとっても複雑っすよ。女性はネボシャの会社のスタッフのイェレーナさん。

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    最近、彼が製作に熱中しているという作品。とにかくいろんなガラクタ集めが趣味だそう。

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    ペジャとあおひと君(Photo by ORANGE STUDIO)

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    ペジャのアトリエのある建物。

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    終わりです。
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    ベオグラ・アート・ポルノ その1
    日本では大臣が、相次いで失脚。

    小渕大臣のスキャンダラスは、男のねたみを感じるが、脇が甘いのは、苦労が少ない世襲議員の常。

    たぶん、小渕、松島大臣は、その罪の多寡より、何かの作為を感じてしまう。

    まあ、自分は清廉潔白な政治家なんて求めないけど、足元をすくわれるのは、狡猾さの欠如、甘い注意力の結果だと思うから、淘汰されても仕方ないのかも。

    どの世界でも、最後まで残るのは、総合力で勝った者ではないだろうか。

    と、すっかり脳みそが日本に戻りはじめたので、記憶がフレッシュなうちに『ベオグラ・アート・ポルノ』ネタで最後を締めくくる。写真が多いので、数回に分けてアップします。


    イベント共催社オレンジスタディオのレセプション。ポップな壁画がオシャレです。

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    古い建物がいたるところに残っていて、よきヨーロッパの雰囲気を醸し出す。住むには、水回りとかいろいろたいへんらしいけど。

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    ベオグラード・デザイン・ウィークにて。セルビアのデザインによる木製フレームの自転車。

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    オブジェになった車のパーツ。

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    日本のデザインチームNENDOとチェコの照明メーカーのコラボレーション。

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    メインストリート、クネズ・ミハイロでは、街道芸人や絵を売る露店が軒をならべていた。

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    観光地区スカダリアのトロンプルイユ風壁画。

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    フルートアンサンブルの無料コンサートに行った。タイトなドレスの美女ばっかりがフルート演奏、マジやばいだろ?!
    技術は、期待以上に完成していて驚く。現代音楽も演奏した。

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    右から、ベオグラードの共催者Babic氏、NPO日本ユーゴアートプロジェクト代表秋川さん、日本大使館文化担当官、自分、下にはあおひと君の灯籠も。

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    撮影:ORANGE STUDIO


    子どもたちも一緒になって、灯籠作りでワークショップを開催。子どもたちに「手伝ってください」と英語で、話しかけられてビックリ。

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    灯籠に灯をともして、セルビア大洪水の犠牲者を弔う。

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    愛と安心のあおひと君パフォーマンス。

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    撮影:ORANGE STUDIO


    フリーシェイクハンズプロジェクト。今回も大勢の子どもたちが、おもしろがって握手をしてくれました。戦争は止めよう!

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    撮影:ORANGE STUDIO


    対岸にある大型ショッピングセンター。デカい、モダン。

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    セルビアの国会議事堂。

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    ドナウ川沿いにはサイクリング・ロードがあって、週末は大勢のライダーが走る。みんないい自転車に乗っていた。セルビア人曰く、ここで自転車を見せびらかすらしい。

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    日本が寄贈したと表示された公共バスが、街を走り回る。

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    次回に続く。
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    ベオグラ・フード・ポルノ
    今日は暖かくていい。

    唯一の自分へのおみやげ『ベゲタ』を入れる容器を買いにダイソーへ行く。

    ベゲタとは、セルビアの鰹のダシみたいな、野菜スープの素で、どの家庭にもぜったいあると言う。

    セルビアの記憶がとばないうちに、忘備録の意味で、ベオグラで食べた料理を記録する。


    左は、リコッタチーズに似たセルビア定番『カイマック』と、グリルしたパプリカをオリーブオイルに浸けた『リュタ・パプリチツュア』。ニンニクばっちり。

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    他のレストランの『リュタ・パプリチツュア』

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    左『サルマ』『ムスカリッチャ』。サルマはセルビアの家庭料理の定番、ロールキャベツ。ムスカリッチャは、ポークのトマトシチュー。レストラン『?』にて。

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    セルビアン・ハンバーグ『ピスカヴィッツア』。デカイ!これで750円。ひき肉だけでパン粉とか余計なものははいっていない。上はセルビアン・サラダ(250円)。キュウリ、パラダイス(トマト)、パプリカ、タマネギのみじん切り。スカダリアというベオグラの観光地区のレストランにて。

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    スカダリアのレストランストリート。観光客と流しのバンドでとてもにぎやか。

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    チーズを加えたセルビアンサラダと、生パプリカ。緑のパプリカはめちゃ辛い! 丸い平たいセルビアのパン『ドマチ(自家製)フレブ』

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    これもセルビア料理の定番。マッシュルームグリル『ペチュルケ ナ ジャル』。

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    ホテルの朝食で『ホットドッグ』を注文。さあ、食べるぞ!とソーセージを切ろうとしたら、歯が立たない。フォークが刺さらない。めちゃ皮が硬い。

    と思ったら厚いビニールに包まれていました。1泊3800円だから、朝食はこれくらいです。

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    ちなみに部屋はこんな感じ。テレビはブラウン管なつかし〜。

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    ランチは、テイクアウトでサンドイッチ(200円弱)と、ブルーベリーの包み揚げのデザート(2切れ180円)を購入。キープしておいた機内食のジュースを持って、カレメグダン公園でピクニック。

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    モンテネグロの黒ビール。これめちゃ旨かった。ニクシチコ・ピーヴォ(ビール)。ちなみにセルビアのビールは『イエーレン』ピーヴォ。牡鹿?のマークが目印。

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    棒みたいのがセルビア料理の定番『チェヴァビ』。これは美味しいです。鳥の薫製とチーズをベーコンで巻いた料理、名称不明。

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    最後、空港のカフェで食べたセルビアのアイス。愛すセルビア!

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    てなことで、人生のなかでこんなに連チャンで肉食ったことなかったくらい、肉食った。

    なにせ、お財布を気にしなくていいのはサイコー!

    肉料理でも揚げ物でも、たらふく食っても胃がまったくモタれず、快便。

    でも、やっぱり体は肉食系になるね、、、ヤバっ!

    早く草食系に戻さないと。。。とほほ
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    ベオグラ滞在記
    ホテルのWi-Fiが安定しないのと、イベントの準備もあって、けっこう忙しく、ブログが更新できないうちに、帰国してしまった。

    とうとうベオグラード最後の日、朝から大雨だった。

    そんな中、ロシアのプーチン大統領が、ベオグラードに5時間だけ来訪する。残念ながら歓迎式典は見られず、帰国の途へ。

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    セルビア軍の装甲車や戦車が、プーチンを待つ。

    ベオグラードには10月9日到着。それから一週間、毎日、快晴。夜でもTシャツで十分なくらい暑かった。

    とは言っても、12日のドナウ川沿いでのパフォーマンスでは、ぜったい風があって、寒いはずだと見込み、厚着をしホカロンまでもらって、万端の準備で臨んだのだ。

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    Photo by ORANGE STUDIO

    あれっ~暑いし、風もない、、、、むしろ汗カキカキ

    ベオグラードは、北緯44で、日本だと北海道の網走刑務所のあたりになる。

    東北大震災では、セルビア国民は、とても暖かい義援金支援をしてくれた。

    今夏、セルビア大洪水で甚大な被害があり、NPO日本ユーゴアートブロジェクト、ギャラリーオゾンが共催し、日本の36名ほどのアーティストが、犠牲者を弔う気持ちを表するために、灯籠作品を製作、サヴァ川沿いとギャラリーに展示した。

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    橋のライトが、メチャッ効果的でとても幻想的な雰囲気でした。


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    川沿いのイベントには、セルビアの子どもたちが来て、ワークショップを開催した。Photo by ORANGE STUDIO

    それと義援金を集い、日本からの気持ちを表した。セルビア赤十字、日本大使館も後援、Gallery O3ONEのオープニングパーティではテレビやラジオなどいろいろ取材も入った。

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    パフォーマンス風景。たくさんの人が来てくれた。Photo by ORANGE STUDIO

    とにかく、独裁者ミロシェビッチの残虐的な行為の影響で、セルビア人の全体イメージはよくない。

    アメリカの刑事ものTVドラマで、イスラム系、セルビア系、チェチェン系テロリストは悪役の
    定番だ。たまにIRAも混ざるけど。

    そんな情報操作も、いろいろあるようだ。

    1992年、ボスニア・ヘルツェゴビナで、モスリム系住民、セルビア人、ボスニア人らがお互い独立を言い出し、内紛に発展。

    それを押さえるためにミロシェビッチが軍事介入し、ことが大きくなってしまった。

    南部のコソボなど国境周辺以外、セルビア国内は戦場にはなっていない。

    なのに1999年のある夜、NATO軍はベオグラードを攻撃。

    78日間、空爆が続く。

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    爆撃されたセルビア軍本部建物。お金がなくて手が付けらず廃墟のままだ。観光名所にするしかない。

    友人アレキサンダーのアパートは、標的になった中国大使館から500mも離れていたにもかかわらず、窓ガラスが爆風で飛び散り、手のひら大の金属片が降ってきたと爆撃の威力に驚いていた。

    とにかくセルビアの人々は、シャイだけど、とても友好的で親日家だ。

    『日本人!?』って聞かれ『そうだ』と答えると喜ぶシーンに、よく出くわす。

    あと驚いたのは、コンビニやカフェでお釣りがないと10円くらいすぐまけてくれたことだ。

    値段は、細かく表示されているが、日本の消費税といっしょで、端数は四捨五入する。ちなみにセルビアは、付加価値税20%だ。

    5年前のベオグラードは、街全体が、復興ままならない状態で、市民もアカ抜けていなかった。なんか中近東の雰囲気が混ざっていた。

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    5年前のクネズ・ヒハイロ通り

    それに、おみやげ屋もまったくなくて困った憶えがある。

    今回、来てみて街の変わりように目を見張る。人々がとてもオシャレになったし、小洒落た店も急に増えた。

    それで5年前の為替レートにもよるが、まったくインフレになっていない。むしろ物価が下がっている印象だ。

    きっとEUに加盟していないからだ。

    市場に行くとパプリカやキュウリやブロッコリー、カリフラワー、ニンジン、じゃがいも、どれも1キロ、40~160円くらい。

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    旬のパプリカはいろいろな種類があった。とにかく安い。

    トマトは、セルビア語で「パラダイス」と言い、キロ120円前後。

    とにかく食べ物は安かった。野菜好きにとっては天国だ。

    観光客用の高級レストランで飲んで食べて腹一杯になって2,000円で間に合う。

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    オープニングの後の打ち上げ。セルビア伝統料理レストラン『スルバスカ・カファーナ』。高そ〜。ごちそうさまでした!

    ちなみに安いタバコは1箱、200円(170ディナール)。バーやカフェで美味しいエスプレッソもビールも110円くらいから。

    ちなみにベオグラード住民の平均月収は、6万円くらいだという。

    地方都市になると5万円弱という。

    失業率は、15%くらいで、他のヨーロッパの国よりいいかもしれない。

    でも家賃はベオグラード中心部だと、2~3万円はするというから、生活は苦しい。

    でも朝からみんなカフェに座って楽しそうにしているけどなぁ。

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