2013-12-07 00:53:14
あ〜あ、日々雑感だよ、、、

野党合同秘密保護法反対演説。有楽町にて
特定秘密保護法案が、参院でも賛成多数で可決し、成立した。
これからどうなるのか。
江川紹子氏は、「特定秘密保護法案が成立したら、翌日から何もモノを言えない社会になるかのように言う人がいるけど、それは違うと思う。この法律の”毒”は即効性ではなく遅効性。そのように使うはず。人々が「なんだ昨日までと全然変わらないじゃん」と安心していると、見えない所からじわじわ効いてくるでせう。」Shoko Egawa (@amneris84)
2013, 12月 4
自分もそう思う。急には変わらないと思う。
だったら、なぜこうも、なりふり構わず、成立させるのか。総選挙が当分ないことと、圧倒的多数の勢力もあるが、国民の反対は、そう簡単には無視できるはずはない。
それでいくつかの推察を紹介したい。
まず、環境ジャーナリストの青木泰氏は、秘密保護法の真の目的は官の不正を機密にすること、と言う。
なぜなら、復興資金25兆円のうち、14.5兆円は政府が、高速道路の無料化の廃止、子ども手当の減額などで調達。残り10.5兆円は、個人から25年間所得税の2.1%増、住民税10年間毎年1,000円、企業からは、3年間で8~9000億円を調達した。ところが、これらのお金を流用し、自分たちの省庁にバラまいてしまった。
堺市の復興予算からの86億円補助金問題や、福島の鮫川村が受け入れた焼却炉の実験開始後、10日目に爆発事故事件もある(2013年8月29日)。
環境省は、それを、ベルトコンベアーの破裂と答え、爆発とは認めない。大きな異音がした、と報道する。爆発を認めると、消防署、労働基準監督署などにおよぶ、多大な違反行為になってしまうからだ。
青木泰講演会 参考サイト http://iwj.co.jp/wj/open/archives/112204
もっと、衝撃なのは、沖縄返還密約をスクープした西山太吉氏の話だ。
http://iwj.co.jp/wj/member/archives/16453
沖縄返還密約の詳細は省かせてもらうが、西山氏曰く、「アメリカで沖縄密約の情報公開になったとき、日本の外務省は、その関係文書1200トンを3ヶ月かけて焼いた。公文書は、国民の財産にもかかわらず」
唖然。
また「アメリカに返還時に支払った3億2000万ドルのなかから、本来、アメリカが日本に払うべき、軍用地復元保障400万ドル、米軍施設改良工事費6500万ドルが含められていた。これらをスクープしたが、国は全面否定。2000年に、アメリカ公文書館は、沖縄関連の秘密文書を開示し、そこから明らかになったことは、対米支払総額は、6億8500万ドルだった」
「その密約の、6500万ドルの支払いは税金から賄われたのだが、国会承認はいっさいない。この支払いは、防衛庁の予算の中に、72年から、4年間に分割し隠し込んだ。4年後、この支払いが終わったら、それが、思いやり予算に姿を変えて今にいたる」。
つまり、今、官僚がおかした不祥事や、密約がたくさんあって、もう押さえきれない、ということだという。だから、早くフタをしないとならない状態になったと推察する。
もう一方で、早く決めた理由は、自衛隊と在日米軍はすでに一体化してしまっていることによることと、アメリカの財政破綻による軍事費削減だ。
日米軍は、2007年、GSOMIA(ジーソミア=日米軍事情報包括保護協定)からも窺い知れることで、西山氏曰く、すでに、航空自衛隊小隊司令部は、横田基地の米軍第5空軍司令部の中に入ってしまっているし、そういった自衛隊小隊はいくつかあるという。
すでに日米軍なのだ。知らなかった〜。
エアシーバトルやら、ヤマザクラ61など、仮想敵国を中国、北朝鮮とした、演習は幾度となく行なわれているし。
しかし、山形県くらいのGDPで、アメリカと仲良くなりたい北朝鮮が戦争をしかけるわけがない。
これは誰でも言うことで、マスコミだけが、お上の命令で、北朝鮮脅威論を仕掛け、秘密保護法案、日本版NSC、そして国家防衛基本法を通すため、国防意識を高揚させているにすぎない。
最悪のケースは、アメリカの1月デフォルト回避のため、尖閣あたりで中国軍と小競り合いをさせて、兵器商売に走ることだろう。イージス艦やら、F35やらテンコ盛りだぜ!
それが開戦日の12月8日とかだったら、(アメリカは、わざと相手国の記念日にぶつけて、悪さをするのは有名だ)モロ自作自演だ。さすが、そこまでしないか!
つまり、日本のますますの軍事費負担や、自作自演の隠ぺいだ。
これらがバレたら、どうみても政権もたないだろ。なので、秘密保護は今まで以上に必要になる。
もう、ひねくれあおひと君で、スミマセン!
なにせ、ヨットと同じで、向かい風には、帆を斜に構えないと前に進めない。
なんだかな〜。次期総選挙も、自民圧勝って気がするし。
なにせ、NSC初代長官、谷内氏は、選挙票計算マシーンのメーカームサシにソフトを供給する富士ソフトの特別顧問だぜ。
数字のやりくり簡単だろ。それは秘密です、ってすればいいんだから。
とにかく、みんながいがみ合わず、仲良く楽しくなれば、それでいい。
バブルのときはすごかった。あんな日本が長く続くとは思わなかったけど、楽しかったな〜〜〜〜。
パーティパーティパーティティっ。知らない人たちも、笑顔でひとつでみんな友だち ♬
とまあ、あまり悲観的にならずに、明るく生きよう!!!

長蛇の列の表参道のフライング・タイガー。かたや秘密保護法案が是非の真っ最中。とにかく、日本の最大の強みと旨味は、GDPの6割を占める200兆円近い個人消費だ。これが減ったら、あっという間に経済は落ち込み、民衆の今まで押さえていた、怒りが爆発する。
日本人は自分の周りのことしか興味がない。それが悪い意味ではなくて、長い歴史で培った生きる知恵なのだ。