ARCHIVES















    • Contemporary Art 2.012展
      記事掲載
















  • 里山社会と欧米化
    IMG_0431.jpg
    恒例の明治神宮初詣


    都知事選がはじまる。

    築地市場移転、カジノ、メトロ民営化、オリンピックと利権てんこもり。

    細川元首相が小泉と組んだけど、腰だめかぁ。(細川氏がいきなり福祉税導入でのたまわった名言。おおざっぱな見込みで行なうこと)

    ところで、玄米食をはじめた。

    以前から玄米食の知り合いも多く興味はあったが、めんどー臭かった。

    でもやっと玄米を購入、白米半々でスタートする。

    やってみれば、数時間、水おきするだけだからけっこう楽じゃん。

    ちなみに玄米と言えば、宮沢賢治の不朽の名作『雨ニモマケズ』。

     一日二玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ・・・

    それで、詩人・翻訳家のアーサー・ビナード氏が講演で面白いことを言っていた。

    いくらなんでも1日、玄米4合は食えねぇ~だろうって。多すぎて。

    (ちなみに当時、男性は5合くらい食っていたそうだ。もちろん農作業の重労働だから今とはくらべられないけど)

    それに当時は、0ベクレルだしね。

    つまり、宮沢賢治は決して、この詩で清貧な生き方や、その寒村の苦しさを言いたかったのでなくむしろ、贅沢な満ち足りた里山の生き方を詩っているのだ、と。

    それに味噌って遺伝子組み換え大豆でもないし、岩手県産の人糞肥料で栄養ぷりぷり、野菜だって有機栽培なんておよばないくらい旨いはず。

    また、詩のなかで、東奔西走し人を助けるが、それは当時の里山社会においては当然のことで、相互扶助、自分が困ったとき、助けてもらうためには必要だった、とも言う。

    たしかによく考えると、今思えば、贅沢な生活かもしれない。

    参考サイト【アーサー・ビナード講演会】
    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/118376

    IMG_0434.jpg
    金だ金だ金だ!助け合いだ〜!

    それに共通した話で、産廃廃棄物で一時、悪名を馳せた瀬戸内海の香川県豊島(てしま)での住民運動だ。

    あそこの島民は、産廃物無毒化のための760億円の事業を勝ち取った。

    その運動は圧巻で、1000人の島民だけで県民100万人を説得したというのだ。

    まさに、そういった古き良き、里山文化の相互扶助精神がそのパワーをもたらしたと石井氏は語る。

    参考サイト【香川県豊島の産廃不法投棄事件の現実から】
    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/117558

    とにかく日本の文化は、良きにつけ悪しきにつけ、相互扶助、助け合い、空気を読む、気使いなど、独自の文化で発展した。

    それで、だんだん里山文化がなくなると、個人の問題以外はすべてお上の責任に転嫁し、依存と要求が当たり前になってしまっている、とも石井氏は言う。

    つまり自分たちは、税金払ったり、不平不満も言わず、お上を助けているのだから、当然、お上は自分たちが困ったら、助けてくれるはず、という図式なんだろう。

    たとえば、中元、お歳暮もその文化の一端だった。

    有能セールスマンの武器、返報性のルールではないが、お互い困ったら助け合いましょう、その日頃の感謝の気持ちです。

    しかし、それはそれで面倒なことも多い。

    また排外主義、同化主義と表裏一体で、陰湿な差別や村八分も影に潜んでいる。

    ところで、現在、日本を同化しつつあるのは、欧米化のほうだ。

    自分の身は自分で守れ、要求は声に出して請求しろ。黙っていてもわからない。

    黙っているのは認めたことだ。後から文句は言うな。つまり自己責任。

    なんか、どっちもどっちだ。

    真ん中にうまいシステムを築けないだろうか、、、汗


    今、長編詩を書いてて、1編だけアップ。


    生きること


    生きること。

    それは「自分が」生きている

    ということに感動すること。

        (了)

    IMG_0415.jpg
    昨年末の表参道ノイルミネーション。ビナード氏曰く、今年は全国どこでもイルミネーションだったそうで、石破幹事長の地元鳥取砂丘でもイルミネーションやっていたという。
    つまり電気をムダ使いしても大丈夫、という原発推進メッセージを組み込む電力会社と国の策略だ、と指摘する。まあ、暗くなった気分もアゲアゲにはなるけどね。
    HORMONE SEKINE OFFICIAL SITE | comments(0) | trackbacks(0) |
    2014年に向けて
    2014-3.jpg


    あけましておめでとうございます。

    みなさまのご多幸をお祈りいたします。

    この生活との闘いから脱したい今日この頃、勝ち馬に乗るしかない?! 

    この変人が勝ち馬にどうやって乗るのか、前途多難ですが、、、(汗)

    でも努力は惜しみません!

    今年もよろしくお願いいたします。

    まず、2014年になって思ったこと。

    なんで葉っぱってみなちゃんと同じように成長するのか?


    IMG_0436.jpg

    植物には人間みたいに脳はない。

    でもちゃんと葉っぱは規則正しく生え、形も大きさもほとんど同じなる。

    DNAはタンパク質などを作るための分子の配分表であって、決して葉っぱの大きさや、生える位置や枝に何枚とかを決めるような情報は含まれていない。(人間も同じだけど)。

    光合成もすごい機能で、まだ謎なところも多いと言う。

    だいたい、光と水を使って、空気中の二酸化炭素から炭素だけを抽出して、炭水化物を作り出すっていうんだから、すごいよね、

    石油も原子力も要らないじゃん。

    とにかく不思議だ。熱帯に自生するランなんてアーティストビックリの蝶々を擬態した花びらもあって自然の造形美に感嘆するしかない。

    IMG_0438.jpg

    まあ、ブログにも書いたけど、その秘密を解くカギが、ルパード・シェルドレイクの形態形成場の仮説っていうやつだ。

    この次元がマトリックス(鋳型)になって、その型に従ってこの次元は作られ続けている、というのだ。

    ある新物理学の仮説では、10のマイナス33乗センチの世界では、毎秒10のマイナス43秒くらいの間に空間が、ボコボコ生まれているというから、、、、

    つまり真空とか空間とか次元は、最初からあるんじゃなくて、発生するんだという。

    だから時間も生まれる。

    それで、その新しく生まれる次元は前の空間をなぞって発生するから、だいたい同じような世界が続いている。

    だから葉っぱも人間の姿もそれほど突飛にならないで、保たれるってことらしい。


    ってなことが気になってしまうで。

    やっぱり前途多難だ。。。汗


        ーーーーーーーーーーーー



    絶滅危惧種



    人間は絶滅危惧種になるかもしれない。

    自然界をみると何千万年生き続けている種はけっこういる。

    クジラは5千万年、カブトガニなんて2億年以上だ。

    それにくらべて人間はサルと分かれて500万年くらい、突然、賢くなって1万年もたってない。

    そんな人間はあと、数万年、数十万年、生き続けていけると思うか。

    ぶっちゃけな話、ありえないだろ?!

         (了)


    人間



    人間が他の生物と一番違うところ。

    それは、手を器用に使うことでも、二歩足で歩くことでも、話すことでもない。

    それはないことをあると思えること。

    あったことを覚えていること。

    将来を考えられること。

    それらが人間が他の生物と一番違う、すばらしいところ。

    だから人間だけが、生を謳歌し繁栄しここまで長生きできた。


    人間が他の生物と違って一番不幸なところ。

    それはないことをあると思うこと。

    あったことを覚えてしまうこと。

    将来を考えてしまうこと。

    だから人間だけが、他人を殺すし絶望もする。


    他の生物たちは、絶望もないし、ムダに殺しもしない。

    なぜなら今しかないから。

    明日どうなるとか、去年はどうだったとか考えないから。

    今しかないから幸せだけしか残っていない。


         (了)



    お金持ちと貧乏人


    お金持ちは貧乏人の生活の苦しさはわからない。

    貧乏人はお金持ちの楽しさを知るよしもない。

    お金持ちは貧乏人の飢えの辛さはわからない。

    貧乏人はお金持ちの優越感を知るよしもない。

    お金持ちは貧乏人の自由さはわからない。

    貧乏人はお金持ちの退屈さのいら立ちは知るよしもない。

    お金持ちは貧乏人がなんとか1日を無事に終えることのできた感謝の気持ちはわからない。

    貧乏人はお金持ちの疑心暗鬼に耐えた1日の疲れを知るよしもない。

    お金持ちは貧乏人の差別される惨めさはわからない。

    貧乏人はお金持ちの他人を信用できない寂しさは知るよしもない。

    お金持ちは貧乏人が受ける小さな親切のあたたかさはわからない。

    貧乏人はお金持ちが貧乏になることへの恐怖心を知るよしもない。

    お金持ちは貧乏人のピュアなまぶしい感動はわからない。

    貧乏人はお金持ちのほんとうの自分が無視されている空しさを知るよしもない。

    お金持ちは貧乏人がいるから自分が金持ちだということがわからない。

    貧乏人はお金持ちをねたむ心が貧乏の原因だということを知るよしもない。


           (了)

    IMG_0412.jpg
    明治神宮のハシにて。
    HORMONE SEKINE OFFICIAL SITE | comments(0) | trackbacks(0) |
    年末のごあいさつ
    640trumpcaterpillar.jpg

    The Scientist誌の2013年度年間イイネ!大賞
    南米、メキシコにいる「サザン・フランネル・モス」という蛾の幼虫。デカいしリスかなにか動物みたい。しかし毒トゲを持っているという。
    参考サイト http://p.tl/yboW


    2013年も終わるで〜なんとか生きて来れたで〜!!!

    みなさま今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。

    最近、場所がないので小さなドローイングしか描けず、詩作に走っている。

    とにかく自分は、常になにか創作していないと生きていけない。

    だから創作以外に、欲しいものもやりたい事も行きたいところも何もないツマラナイ人間です。

    いや、伊勢神宮には死ぬまでには行って見たい。

    なんか欲がないってとってもラクチン。

    そりゃ、たまにはいい女を見ると、ウウっとか(汗)、若いイケメンを見ると、ウグッ、とか(笑)

    ってなことで、世の中の批判や文句ばかり言っていても、始まらないので、良いお年を!

    ヒネクレポエムもよろしく!

    ーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ほんとうの天国


    まっ先に、お金が思い浮かぶようにすればいい。

    そうすれば、あとはすべてがお金の呪縛のもとで突き進む。

    間違っても、人権とか、自由とか、思いつかせないように注意しろ。

    お金の次ぎは、愛国心だ。シナだぞ、チョウセンだぞ。

    オリンピックが終わったら、兵隊さんになりたいって、子供たちに言わせるんだ。

    そうすれば、欲望すべてを手に入れられる。


    人間はまったく愚かな生き物だ。

    偉いとか正しいとか真面目とか、ほんとうの意味を知ろうとしない。

    自分は他人とは違う、だからいつまでも大丈夫と信じきる。

    君は偉いぞ、とちょっとでもいい肩書きを与えれば、

    目を輝かせてわれわれのケツすら拭く無能な連中なのだ。


    まして人間は言葉と言う素晴らしい武器を持っているにもかかわらず、

    それを満足に操れず、学ぼうともせず、いら立ち、大声を上げ、感情に押し負かされて自滅する。

    だから何でも良いから対立させておけ。

    なにしろ愛国心も正義も良心も、まして天国ですら、

    楯突かないよう考え出されたハリボテだから。


    さあ、もう少しで完成だ。

    最後の仕上げにとりかかるぞ。

    ほんとうの天国がやって来る日も、もうすぐだ。


    (了)



    星空


    寒空がだんだん暮れていく。

    ひとつ、ふたつ、目覚めたように

    おはよう、と星々がまばたきをする。

    あたりがすっかり闇に覆われると

    星々の大集会が始まった。


    そんな星々は、なぜ、点々に光っているのだろう。

    星に備え付けられた巨大なサーチライトが

    常に地球に向けられているのだろうか。

    でなかったら大きな大きな光の球になって、

    どんどんそれが巨大になって、

    すべての星は巨大な淡い光に包まれて、

    夜空がまぶしいくらいに明るくならないのはなぜだろう。


    毎晩何年何十年と夜空を見上げていても、

    いつも星は小さな点々に輝くばかり。

    夜は暗いほうがいいからと、

    わざと星々は気を使ってくれているのだろうか。

    それとも僕たちが、点々で星を見たいと思うから、

    いつまでも変わらないでいてくれているのだろうか。

    だから星々は僕たちの願いも叶えてくれるのだろうか。


    (了)



    伯母


    僕には伯母がいた。

    とても優しい伯母がいた。

    伯母には子供が二人いた。

    二人ともすぐにあの世に召されていった。


    それから伯母はますます優しくなった。

    そのうち伯父が二人の子供のもとへ召されていった。

    それから伯母はますます優しくなった。

    僕が会いに行くとまるで子供がはしゃぐように

    お菓子をテーブルいっぱいに広げてくれて喜んだ。


    ある日突然、電話が鳴った。

    優しい伯母はお風呂場で眠るようにしわくちゃになった顔をお湯につけたまま

    召されていった。


    (了)



    幸せの最終型


    メソポタミア、ヒッタイト、黄河、エジプト、ギリシャ、インダス、マヤ。

    人は太古から幸せとは何かを探し続けてきた。

    自然を敬い神に託し王様に委ね社会に頼りながら、幸せを追い求めてきた。


    その最終型が今なのだ。


    健やかな子供時代を過ごし、いい学校をでて、いい会社で働いて、いい車を走らせ、

    優しい人と結婚して、家をたて、子供が生まれ、孫に恵まれ、趣味で休日を目一杯楽しんで、

    仕事で失敗したり、夫婦喧嘩をしたり、病気をしたり、だまされたり、最愛の人に先立たれたり、

    もちろん不孝もたくさんあるけれど、

    人が望んできた幸せの最終型は今なのだ。


    残念ながら僕はそれら幸せのひとつもまともに手に入れることができなかったけれど

    やっぱり幸せの最終型だと胸を張る。


    (了)

    HORMONE SEKINE OFFICIAL SITE | comments(0) | trackbacks(0) |
    Happy Holidays!
    IMG_0407.jpg

    府中市美術館 オージュン個展『O JUN―描く児』
    12月21日〜2014年3月2日、午前10時から入場4時30分まで、月休。有料
    http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/



    皆さん! HAPPY HOLIDAYS!

    メリクリはキリスト系だけだから、今はハッピーホリデイズっていうそうだ。

    ところで、秘密保護法案も強行採決され、毎日、暗い気持ちでいっぱいだ。

    施行されたからと、すぐに逮捕者が続出することはない、と言うが、なんか居心地悪いったらありゃしない。

    先日は、最後かもしれないので、IWJのイベント『響宴』に顔を出したが、岩上さんもどうなっちゃうんだろう。ってお仕事もらっている自分は、もう首のトリ皮一枚。ふぅ〜〜〜汗

    (ということで、今年もいろいろイベントのお誘いを頂きながら、顔も出せず、皆さま、スミマセン!)

    響宴では、盛大なゲストも、みな口を揃え、マスコミの偏向報道を吊るし上げていたが、しょせん日本人に民主主義は、猫に小判、犬に論語、ウサギに祭文、牛に経文、馬の耳に念仏、日本に自主独立、幻想だった!?

    IMG_0409.jpg
    飛び入り参加、坂本龍一氏もエールを送る。


    でも、自主独立、対米従属から脱するとしたら、今の世界情勢では、軍部を持たずにはいられない。ますます徴兵も軍部も肥大化することは、避けられない。

    だからといって、平和憲法をタテにして、コスタリカみたいに防衛軍を持たずに自立することを、世論の意見でまとめることは、ほとんど不可能っぽい。

    もし、自衛隊員が1人でも、戦場で死んだら、世論は一気に戦争国家へ突っ走るのだろうし。。。汗(自作自演もしそうで怖い)

    しかしねぇ、特定秘密保護法では、パブコメでも、日本中の各有識者団体はじめ、こぞって反対表明しているにも関わらず、強行採決するんだから、国会も政治も機能不全。バイアグラ1億錠!

    まったく、中国もアメリカも花の応援団になって、防空識別圏であおり立てたし、裏を返せば、日中米、仲いいね!

    ところで、鳴り物入りで、報道されていた中国の最新空母『遼寧』って、偽装したハリボテ艦だったって笑える。偽装は餃子だけにしてくれって。

    猪瀬が都知事を辞めたとたん、検察は、モノの見事に幕を引く。

    う〜ん、小沢事件と同じイジメの構図、カジノ利権かなぁ、築地移転?

    しかし、よく考えるとチマタは、とっても不条理ばかり。ママンは死んだってか、起きたらイモムシだったってか。

    先日も、友人と話していたら、若い人たちは、かわいそう、と言い、遊びも夢も将来も友達も、なんでもまず、お金が先になっちゃって、と苦笑していた。

    てなことで、またまた暗い詩を書きました。



    生きてこれた


    人間って何?

    を考えれば考えるほど、こんがらがる。

    真面目に生きる。

    できるわけない。

    でも、ここまで行きてこれた。

    日本が平和だったから?

    それとも自分は運がよかったから?


    口には出せないこと、人には絶対言えないことを

    毎日のように、考えている。

    1人のときは、もちろん声にもだしてみる。

    こんな自分でも行きてこれた。

         (了)



    一次元人は


    一次元人は、タテかヨコのどちらかしか、見ることができない。

    二次元人は、タテとヨコしか、一度に見ることができない。

    三次元人は、タテヨコハバを、同時に見ることができる。

    四次元人は、過去でも未来でも、好きな時間の、タテヨコハバを見ることができる。

    五次元人は、タテヨコハバと時間と、ねじれた裏側も、ぜんぶいっぺんに見ることができる。

    六次元人は、タテヨコハバと時間と、ねじれた裏側や、10のマイナス33乗センチの小さな世界も、10の43乗分の1秒の短い時間も、同時に見ることができる。


    そんな自分たちは、モノの世界だけに生きている。

    モノしかない世界に生きている。

    カッターで指を切る。

    痛っ!

    なぜ、自分が痛い。

    なぜ、モノでもある自分が、感じることができるのだ。

         (了)


    散りばめられた


    恋人たちは心にときめきを、散りばめる。

    母親は子供に愛を、散りばめる。

    年末になると街中にイルミネーションがこれ見よがしに散りばめられ、光り輝く。

    マイケル・ジャクソンは熱狂を散りばめられるだけ散りばめて、旅立った。

    SNSには連日、友だちの幸せがすてきな写真とともに、散りばめられている。

    地下鉄の車内では、ゼッタイ成功する本の広告が、明るい未来をまき散らす。


    ある国と大きな会社は、真っ青な空や海や大地に

    小さな小さなとても危険なツブツブを、たくさんたくさん散りばめたまま

    これからどうなるか、黙って見ている。

         (了)



    言葉があるから



    人は言葉を理解する。

     言葉があるから、自分自身を確信できる。

    友だちは言葉でつながっている。

     言葉があるから、けんかをしても仲直りする。

    国は言葉が支えている。

     言葉があるから、何かあっても安心していられる。

    世界の平和は言葉が保っている。

     言葉があるから、相手の怒りも静め、救いの手も差し伸べられる。

    言葉があるから、喜びも楽しみも倍加して、息が止まるほどの哀しみも苦しみも耐えられるのだ。


    でも、そんな素晴らしい言葉も嘘で塗り固められているとしたら?!


        (了)



    明るい詩

    明るい詩も書きたいなぁ〜。

        (了)

    IMG_0402.jpg
    HORMONE SEKINE OFFICIAL SITE | comments(0) | trackbacks(0) |
    ある日突然



    ある日突然



    爆死した女子大生の遺体を肩にかつぎあげる。

    肩から胸に血がべっとり流れてくる。

    めまいがするほどの悪臭が鼻を刺す。

    なんて臭いんだ!

    思わず死体を放り投げたくなる。


    顔をみるとアゴが欠け、残った肉片に白い奥歯がのぞく。

    左目はピンポン玉のように垂れさがっているじゃないか。

    きっとこの子にも、人には言えない大きな夢があったのだろう。

    もちろん、熱い恋もしたかったのだろう・・・


    語り部の口調があまりにも真にせまっていて、胸が締めつけられる。

    涙があふれそうになる。

    でもその話がいくら残酷でも悲しくても

    戦争を体験していない僕には

    映画の1シーンのように

    思考の壁に映し出され、すうっと消えていく。


    窓の外には、いつものように青空が永遠の時間のようにひろがっていた。

    気持ちが和らぐ。

    なんて素晴らしいんだ!


    でも、ある日

    突然、そんな青空の書き割りを突き破って襲ってくるのだろう。

                             (了)


    参考:IWJ 私の戦争体験 堀之内八郎氏
    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/114300


    br01-4.jpg

    堀之内さんの語りを聞いて、描かずにはいられなくなりました。

    【ブログ後記】


    詩作とは

    詩作とは、他者である読み手が、どんな世界を味わえば、感動するかを、緻密にイメージし、作り上げ、だけど、そのままでは透明なので、見ることができるように、透明人間が包帯で姿が現れるように(あおひと君は青いテープで)、言葉のイメージを利用して、造形していく仕事だ。

    言いたいことを並べるのではない。自分の感動をそのままいい変えるのではない。あくまでも自分が味わった感動は、自分だけの、過去の世界。

    そうではなくて、他の人はどういう世界に感動するのか、を自分の経験をもとに分析・仮想し、その未来の世界まで、なるべく楽に簡単にたどりつけるように、道路整備をするように、言葉をつないでいく。
    それが詩作だ。




    とまあ、戦争をやる意味は、ほんとわからん。

    というか、今は無人機攻撃だから、ある種ゲームだよね。

    だったら、尖閣や竹島をリングに、ロボコン戦争で決着つけてもいいじゃん!

    でも、それじゃあ、気が済まないのが、人間の性(さが)だね。

    ぶっちゃけ、自分の中にもいるもんね、そういう残酷なもう一人。
    HORMONE SEKINE OFFICIAL SITE | comments(1) | trackbacks(0) |