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    • Contemporary Art 2.012展
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  • アートブームか!
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    表参道スパイラルホールでのエマージング・アートディレクターズ・アートフェア会場風景。デザインフェスタみたいだ。

    最近、アートが大人気?!

    瀬戸内トリエンナーレ、神戸ビエンナーレ、愛知トリエンナーレやアートフェア、デザイナーズウィーク、AOSANDO、それに加えて、ギャラリーやイベントスペースでの個展やグループ展などなどもあって、テンコ盛り!

    きっとイベント数は年々、増加しているに違いない。現代アートが異端と見られていたときから活動してきた者にとって、かつ、作品もけっこう売れていることもあわせて、この光景は喜ぶべきことなのだろう。現代アートが、それだけ理解され、日常生活に浸透してきたことだと信じたい。

    もうひとつ時代は変わった、と感じさせることに、マスメディアの影響力が確実に減った、ということと、その市場(作り手と受け手双方)が、アート系イベントに移動してきたこともある。

    雑誌などコマーシャルで稼いでいたクリエイターたちが、今まで、それほど興味をもっていなかった展示会などを頻繁に開き、作家活動をするようになっている。

    例えば、ブルータスとかポパイ、流行通信、スタジオボイスなどなど、自分が若かった頃は、これら雑誌に掲載されることが、どれだけたいへんで、うれしかったことか。ギャラもめっちゃ良かったし!

    今じゃ、どうなんだろう。地下鉄なんかで文庫本は、たまに見かけるけど、雑誌を読んでいる人なんて、ほとんどいない。コンビニの立ち読みですら、あまり見かけない。

    でも自分は、あの雑誌文化に、いつも心踊らされていた。紙面を飾るおしゃれなフレーズや、きれいな写真やイラストに、何とも言えない夢とリアリティがあったのだ。

    今は画面にそれらが取って代わった。

    広告とは、より多くの人に、伝えることがまず第1目的だ。そして、伝えたのちに、より多くを購入してもらうため、イメージ戦略やらいろいろな方法論が付随してくる。

    だから広告媒体も、テレビ・新聞広告向け商品は、それはそれでなくなったわけではないのだが、より費用対効果がいいということで、ウエッブに移った。テレビも視聴率、ウンヌンと騒ぎたてるが、視聴者は確実に減った。昔のような影響力はかなり縮小した。

    その流れの中で、企業もイメージアップを含めた広告効果の意味で、アート系を利用し始めたとのではないか。

    スポーツイベントのスポンサーと同じで、アートイベントやアート業界にも食指をのばしはじめた。特に若者に対しては、イメージアップ&宣伝効果があると、感じはじめたのではないだろうか。

    とにかくアートに対する興味が増したのだ。泰西名画の展覧会から銀座の小さな画廊まで、確実に観客が増えたと断言できる。

    それにつれアートという言葉の意味が変わってきた。今までは、高尚で敷居の高い現代美術や芸術だったのが今は、全般的に手作りもの、小ロット生産もの、のような意味になってきた。

    趣味で作ってもプロ作家が描いたものも、そこに区別はない。大量生産された商品の反語として「アート」なのだ。手作り系=アート系。そういう意味だ。

    そんなこんなで、現代美術市場もより成長し、マーケットとしても成り立っていくことと期待したい。

    と、殊勝なことを言いながらも、現代美術は、新たな価値観の創出が目指すところでもあるから、とっても危険なものでもある。現在の欧米文化は、市民革命を経験し、マッチョ志向だから権力を倒すことは、人々の喜びのひとつでもある。

    現代アートも既成価値観という権力を、倒すことにつながり、そういう作品はより高く評価される。

    もちろんあくまで、欧米での現代美術の文脈で、これだけだとつまらないし、いろんな作品も価値があることは明言しておきます。

    なぜ、欧米で現代アートが、あんなに高価で取引されるかと言えば、そういう叡智と勇気を称賛する付加価値が含まれているからだ。

    ゆえに、日本で、いくら市場が活発化したところで、原子力村といっしょで、心地よい、無毒無害な作品に偏ることは否めない。大きなイベントになればなるほど、役人的性格をもって、作家を選出するだろうし、アーチストも有名になりたいから、こび売った作品が増えるだろうし。

    でも、正直、毎日のように生産される作品群で、現代美術として輝くものには、(自分の作品以外)めったに出会えない!

    ほとんどが醸成されていないアルコールのように悪酔いさせる。作品が放つエナジーが蒸留されていない。作家の私利私欲のままのエナジーなので、こっちもそのエナジーに振り回されてしまうのだ。だからアート巡りをして精神的に疲れてしまうことも、しばしば柴漬け。

    かたや、熟成されたエナジーはすんなり自分も吸収できるから、パワーがみなぎる。たまに本物に出会えると、明日もがんばろう!やれるところまで、がんばろう!という気にさせてくれるのだ。

    ちなみに、最近、日展の公募展での不正審査がネットをにぎわしている。正直、袖の下、コネやら審査員のひいきなどは、昔からあって、業界内ではみんな知ってるし、芸能界にだってデザイン界だって、日本の集団社会では、どこにでもある。(TPPの唯一のメリットは、旧態依然な日本商習慣などが壊れて、実力オンリーになることだろう)

    日展など大きな公募展になれば、理事、福理事、会員、会友とかヒエラルキーができていて、出展回数ごとに出世していき、収入も増えていく。

    会友が会員に、会員が理事にと言った具合に、盆暮れの差し入れ、教授料などを、せっせと貢ぎ、その多寡で地位があがっていくシステムで、創造性とか絵なんて二の次の世界。まあ、油絵、洋画と言っても伝統工芸と一緒だ。でも公正な審査と唱っている以上、襟は正してもらいたい(笑)
    J-castニュース「日展審査で「不正発覚」と朝日スクープ」http://p.tl/aofs
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    4大プロスポーツとTPP
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    今回は、レッドソックス優勝のニュースが入ったので、スポーツネタから。

    デフォルトを回避したばかりのユナイテッド・ステーツ・オブ・アメリカ。

    一時、米通商代表のホームページも経費不足で閉鎖しちゃったくらいのなのに、アメリカ4大プロスポーツのMLB(野球)、NFL(アメリカンフットボール)、NBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)は、すごい盛況ぶりで、満員のスタンドを見ていると、ほんとうにデフォルトなのかと思ってしまう。

    そして今日、MLBワールドシリーズ最終決戦で、ボストン・レッドソックスが、セントルイス・カージナルスを、田沢、上原と鉄壁リレーでねじ伏せ、ファイナル優勝を勝ち取った!おめでとう!

    自分も若かりし頃は、バスケに燃えていたから、スポーツは大好きで、ついつい一緒に燃えてしまう。

    でも、上原選手は、巨人時代でもそれなりに活躍したけど、レッドソックスで見せる感情むき出しで、他の選手たちと飛び跳ねて喜ぶ姿を見ると、MLBの水があっていたんだろうな。

    日本と違って、パワー(主張)だけが可視化されるアメリカ。自分の欲望を素直に出さないと相手にされないアメリカ。(反論はあるかもしれないが)

    かたや評価されれば、とても平等・自由で、例えば、一選手が記者会見の席で、同席した監督の頭を撫でて、からかうくらいなんだから、上下関係、年功序列はまったく見当たらない。

    実力だけが求められ、それさえあれば差別も減り、どこかの国のように、足元をさらうような卑劣卑怯な真似はしない。そういう正義だけはちゃんとあるようなので、否定もできないし、むしろうらやましかったりもする。

    話がずれたが、NFLとNBAがシーズンスタートをした。残念ながら、NHLに関しては日本には、あまり伝わってこない。

    とにかく、どれもすごい盛り上がり。それぞれプロスポーツには、30チームづつあって(NFLは32チーム)、5チームくらいで地域分けされ、さらに大きく2リーグで分けられている。(カナダのチームもいる)

    各競技のレギュラーシーズンはMLBでは、4〜9月で162試合。NBAが10〜翌年4月までで82試合。NFLは9〜翌年1月で16試合。NHLも10~翌年4月で82試合を行い、そのあと各ディビジョンの勝者と、2位以下のワイルドカード勝者の8チームが、ポストシーズンのトーナメントでふたたび、トップを狙う。

    お金の話は、あんまりしたくないが、各プロチームのレギュラークラスの年俸は、みんな億超えだ。

    それで、2013年アメリカン・プロスポーツで年俸トップ2位は、NBAのレブロン・ジェイムズ(マイアミヒート所属で2011、12年2連覇、2年連続MVP)58億円(ユニフォームなどのグッズ販売、広告契約などの副業も含まれていて、年棒だけだと18億円)、47位のクリスボッシュですら19億円だ。

    デリック・ローズは、昨年ケガで1試合も出場していないのに、7位で34億円。それで今年、日本にもアディダスの宣伝で来たけど、14年間の広告契約金が250億円だ。もちろん、チームも大もうけ。

    ちなみに1位は、プロボクシングのフロイド・メイウェザーの100億円。ゴルフのタイガー・ウッズは5位で40億、フィル・ミケルソンは6位の40億円弱。

    野球だと、イチローのいるニューヨーク・ヤンキーズのアレックス・ロドリゲスの30億円で、MLBトップの9位に滑り込む。アメフトではベスト3に、昨年セインツで48試合連続TDを決めたクォーターバック、ドリュー・ブリーズで48億円。
    参考サイト:アスリート長者番付 http://p.tl/LIq7

    まあ、それら年俸からは、個人マネージメント会社や弁護士、税金などかなりとられ、手取り半分以下?になっちゃうのだろうけど、それでもねぇ、生涯賃金じゃない年収だからねぇ。。。

    いまだアメリカンドリームはあるのだ。末はアスリートか、バンカーか、間違ったらストリートギャングだなぁ。

    やっぱり人間、お金じゃないよねっ、ねっねっ!じゅんとネネ

    ついにマッチョな国アメリカが、TPPで日本に上陸!

    ところが、現状TPPは、合意にいたらないという流れになってきている。

    なぜならマレーシアとベトナムが止めているからだ。(TPPは秘密交渉だから、あくまでも噂)

    しかし、日本はアメリカと二国間並行協議というのもやっていて、結局、アメリカも財政難だから、11カ国のTPPはあきらめて、金払いのいい、何でも言うことを聞く、ジャポンで十分と思っているのかもしれない。

    すでに韓国は、米韓FTAで、かなりむしり取られている。ネットで触れるニュースを見ると、最近、とても荒んでいるような気がする。アジアCLの対応しかり、大統領がアシックスのスニカーはいただけで、揚げ足捉えたらたまったもんじゃない。(TPPは、その米韓FTAよりキツイのだ)

    それで首藤伸彦氏が言うには、パトカーはアメ車。軽自動車生産禁止、エコカー減税廃止とか、聖域とか言っている農業は当て馬で、保険、金融なんでもかんでも自由化だ。

    あと、自国民と同様の権利を、相手国の国民や企業に対しても保障する「内国内待遇」も強要されるから、移民もたくさん入ってきて、安い工賃で雇うようになる。イコール日本人は職がなくなる。

    さらにさらに昔、日本が朝鮮併合の際、日本語ができないと二級市民とレッテルを貼ったように、英語ができないと二級市民にさせられる。因果応報だけど。(1〜2年後キャリア官僚試験にトッフル高得点必須)

    参考サイト:IWJ岩上安身の首藤伸彦インタビュー http://t.co/8YOVEjeGPK
    緒方大造氏インタビューhttp://t.co/FpMu98YDlA

    マイケルジョーダンで済めばいいけど、今の予想では、勝ち馬より当たっていると思う。

    しかし、日本人もヤワになったから、大丈夫だ!

    日本人の3割 鬱病、2割 放射能の健康被害含めどこか身体異常、4割 ジジイ、1割弱だけの普通の日本人になったら、価値がない。ヘーゲルのいう主人と奴隷の弁証法だ。

    だいたいアメリカがMLBとかスポーツに夢中になっていられるのも、日本がアメリカ国債をせっせと買い支えているからだ。

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     2001年、ブッシュ政権で、米国は政策を変え、日本をデフレにして金を使わせないようにし、代わりに米国債を買わせようとした。
     内閣府の国民経済計算2013によると、2011年には、1511兆の金融資産のうち、257兆が外国債を買うことに使われた。

     2000年の金融資産は1440兆円で、71兆増えた。しかし国内の利用は52兆円も減った。デフレで金を余らせて国外に流している。
     国内のどこから金余りを捻出したかというと、地方交付税交付金の削減で43.1兆、公共投資削減で16.3兆、国庫支出金で16兆、計75.4兆。
     デフレによる消費の圧縮も含めて計123兆。それが米国債の追加購入85兆につぎ込まれたのです。

    -------岩上安身の経済アナリスト・菊池英博氏インタビューhttp://t.co/8YOVEjeGPK

    だから、上原、田沢、青木、石川遼も松山英樹も、一人100億円くらい稼いで、日本の税金を取り戻したらいい。ちなみに、カージナルス本拠地はブッシュ・スタジオだった。

    安倍政権になって、財政出動でお札を刷って、市場に流したって株価だけが上がって、汚染水漏えい同様、海外と大企業の留保金に流れて行っているんだから、国民の景気は変わらない。

    日本人はマジメだからなぁ、、、一生懸命しなきゃと本能が働いてしまう。それが相手が悪人だろうが、おかまいなしに。

    クマムシのように、劣悪な環境になったら体液が0.5%まで減って乾眠してしまうように、敵には好きなようにさせておいて、環境がよくなったらまた復活すればいい。

    プロスポーツをみてたら、アメリカはスポーツと同じノリでTPPやっているんだろうなぁと、感じた秋の日でした。
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    現代音楽と感情波動説
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    今だこんなメールが、ホグワーツから、フクロウネットで、やってくる♪

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    これを真面目に受け取る人がいたら、ビックリだけど、6700万とあっても、「円」は書いてない。

    という自分も昔、ワンクリック詐欺に危うくひっかかりそうになったことはありますが、、、小汗

    先週23日は、Opus Medium Project Vol.8 〜弦・自在観パースペクティブ〜という現代音楽のコンサートに行った。場所は、東京オペラシティリサイタルホール。

    東京創造芸術祭で知り合った、河合孝治さんをはじめ、小川類、橘晋太郎、千原卓也、綿村松輝、湯浅譲二各氏が作品を発表した。

    タイトルにあるように、弦楽器中心で、湯浅譲二氏の『プロジェクション』四重奏曲など、小品だが、弦の震えから発せられる作曲家たちの心音の探りあいが、粒子のようにぶつかりあって、キラキラと表出していたのが印象深く、また心地よかった。

    演奏は、坂本未蘭(朗詠・琴・作詞)、花田和加子(ヴァイオリン)、川口精華(ヴァイオリン)、甲斐史子(ヴィオラ)、福富祥子(チェロ)だ。(敬称略)

    それぞれのプレイヤーたちも国際的に活躍されているだけあって、技量も確かで、その安定した演奏は、作曲家の想いをしっかりと翻訳していた。

    現代音楽というと、現代美術よりさらに一般の人たちからは、縁遠いシロモノかもしれない。

    ジョン・ケージや武満徹、オノヨーコの元夫の一柳慧氏とかの名前すら今では、知らない人がほとんどだろう。

    なにせ、不快きわまりない不協和音、一心不乱な演奏から発せられる騒音、かたやずっと続く沈黙など、なにが面白いか、訳が分からないと思う。

    でも、そういう曲になる理由はちゃんとあるから、現代美術と一緒で、文脈を理解しておかないと楽しめない。

    ちなみに今回、もう少しハチャメチャな世界だと思っていたら、どの曲も聞きやすく心地よかった。

    湯浅譲二氏の作品は、40年前に作られた曲で、ある意味クラシック音楽だ。

    むしろ現代音楽もなにげに日常の世界に浸透しているせいもある。

    都会の喧噪がまさに昔の現代音楽だし、エンタメ音楽だって、今やけっこう複雑になっている。

    でも、そういう種類の表現と、現代音楽の目指す目的は違うから、鳥の唐揚げ、十把一絡げにはしてはならない。

    現代音楽とは、今のような騒音やアンバランスな世界を、ずっと前に、哲学的&音楽的なアプローチで予想し、表現したものなのだ。

    ところで、クラシック音楽は相変わらず人気がある。小沢征爾も復活したし、クラシックコンサートやオペラのテレビ番組は数多い。

    その理由を問われると、心地よいから、心が躍動するから、見ていて美しいから、ということだろう。

    もちろん、欧米コンプレックスみたいな屈折した感情もじゃっかん混ざっていることも否定できない。

    なーーっんでかっ♪ それは粒子が震えているから〜♬

    その原子の震えに近いのが音波なのだ。(以前のブログにも書いたが、メンデレーエフの元素周期表で見るような、8段階ごとの性質の類似性など)

    音叉が増幅されるように、心地よい波長がクラシック音楽やヒット曲の波長だ。

    もちろん、音楽を聴いたときの、いい思い出や感情&感動も伴っているから、波長それだけ、とは断定できないが。

    ところで、2013年3月に開催された、世界ユネスコクラブ連盟会議のテーマは「地球倫理を求める音楽と芸術という世界共通語」だった。

    芸術と言っても範囲は広いけど、音楽も芸術も世界共通語であることだけは確かだ。

    だから自分もその魅力に引きずり込まれ、脱出できないまま、のたれ死に〜。

    なーーっんでかっ♪ それは粒子が震えているから~♬

    以心伝心、虫の知らせ、感動、勘、偶然、シンクロニシティ、みんな波動が関係しているとしか思えない。

    まだまだ、波動は、スピチュアル=まやかし→魔法→いい加減→働かざる者、食うべからず!って、連想ゲームになるようなトンデモ都市伝説だ。

    でも、あと何十年かしたら、ひも理論、M理論、ブレーン、マルチバース,ADDモデルなどに通じる、感動波動説が科学的に実証されると信じている。

    感動(精神力)が、ブレーン(膜の意味で、重力以外の力場が収まっている場。唯一、重力だけはブレーン間を行き来できるから弱い、という理論)のように、重力、電磁力、弱い核力、強い核力の次ぎに第5の力場として、かつシェルドレイクの形成的共鳴論のように、過去や未来などの時間の制約ない、力場としても議論されるはずだ。

    でなかったら、紀元前3000年のキクラデス文化の大理石像のように、レンブラントの肖像画のように、また、セザンヌの静物画やゴッホのひまわりや、岸田劉生の切り通しの写生や、フランク・ステラのストライプや、ジグマー・ポルケのありふれた筆致から受ける感動は、成り立たなくなる。

    まあ、自分はそれを知る前に、3x10の26乗個ぐらいの原子の震えに戻るのだろうけど。。。

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    アースプラスギャラリーと森美術館を見て
    今回は、アートネタです。

    まず、江東区木場にあるアースプラス・ギャラリー「ア・ワールド・ピクチュア」展。

    本展覧会キューレター辻憲行氏は、「世界のもっているアイロニカル(意味の両義性)な面を提示した」と説明する。

    出品アーティストは
    チャン・ヨンヘ重工業(映像)、chloma(ファッション)、今井新、藤城嘘、hatra+カガミリユスケ(ファッション)、梅沢和木、チバガク、ショーン・スナイダー(映像)、古郷卓司(映像)

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    こたつカバーとテーブルは、hatra+カガミリユスケの作品。作品説明をする辻氏(奥)と今井新、藤城嘘、チバガク各氏
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    「ア・ワールド・ピクチュア」展
    開催日時:10月12日~11月3日
    11:00~19:00(月休)入場無料
    http://earth-plus.net/
    ーーーーーーーーーーー

    各作家は、テーマとして、政治性、福島原発、ネット社会、オタク文化などを取り上げ、表現行為のなかに、肯定&否定的なアンビバレンツ(二律背反)なメッセージを、うまく埋め込んでいる。

    詳細は、本物を見てもらうのが、一番いいので書かないけど、それぞれ社会批判を含ませながらも、小気味よい爽快感があった。

    20世紀になって、科学技術の飛躍的な発展、それにともなった情報のもつ価値の増大で、現実や真実への信頼が揺らぎはじめた。

    それは21世紀になって、たとえば911やジャスミン革命、はては311F1など見てもわかるように、イメージ(虚構)が現実を追い越してしまった。

    言い方を変えると、モニターやブラウザーに映し出される情報やイメージが、信頼性を得て、世の中の現実を作り出すようになってしまった。

    現実や真実は、あくまでも自分が知っている世界だけに存在する。

    それが手の届く範囲内から、手に負えない世界までも含んでしまうから、やっかいなのだ。

    本当に、真実なのか? 虚構なのか? それとも電子雲のかたまり(幻)なのか?

    ますます人間は、プラスティックな人工食材を流し込みながら、せっせと有象無象な膨大な情報を、取捨選択することで、ほとんどの人生を費やすようになった。

    それが続いた我々は、無意識に、肉体だけが人生ではなく、バーチャル人生が、虚構空間の中につくられ、そこで生きようと、そこに生きる道を探ろうと、模索しはじめたとも思える。

    そこに足りないのは、肉体感覚だけなのだ。

    次に森美術館の「六本木クロッシング2013 ーアウトオブダウト」を見る。

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    上:柳幸典氏作品。砂絵の国旗のなかにアリ飼育し巣の痕跡を残した。自分もとても好きな作品。
    ーーーーーーーーーーー
    森ミュージアム(六本木ヒルズ53階)
    「六本木クロッシング2013」展
    10:00~22:00(火17:00まで)無休・有料
    http://www.mori.art.museum
    ーーーーーーーーーーー

    なぜか、赤瀬川源平や中村宏、菅木志雄の作品や、柳幸典の初期のアリ国旗の作品もあった。

    その他は若手作家で、90年代から流行ったリレーショナルアート(関連性芸術)的なアプローチの作品が多かった。というより、それが本展覧会へのキューレションの意図なのだろう。

    巷のアート巡りで出会うのは、リレーショナルアート系(意味漬けアート)と、カワイイアート(アニマン・イラスト)に分かれる。

    アースプラスの展示も共通すると思ったのは、文脈にこだわりのある、作品が多くなったこと。

    現代美術は、よくいわれるように、最初に文脈がありき、という常識が、やっと、作家や運営サイドに浸透してきた、ということなのかもしれない。

    だから、それぞれの作品は解説なり、背景がわからないと面白みも半減する。

    それら作品の意図がわかると、とても面白いし、よく考えたな〜と感心したりもする。

    MLBや、欧州プロサッカーで毎年、活躍する選手がいるように、もし、アートに世界レベルがあったとしたら、ひけをとらないハイクオリティな作品も増えたと思う。

    でも、美術館から外へ出ると、来たときと変わらない、ぶわ~と背景放射がうず巻く大都市空間が、覆いかぶさってくる。

    ところで、面白い作品は増えたが、感動する作品が増えた、とは決して思えない。むしろ、訳の分からない、でも気になって仕方ない作品は、減ったと思う。

    面白いのもいいが、一発芸的なのが多く(コンセプトさえ同じ場合も多い)、残念ながら、それらの作品からは、作家の心の奥底まで、ズカズカと立ち入って(すでに作品で、うかがい知れてしまう)、エナジーチャージする気には、なかなかならない。

    やっぱり現代美術の最終目的は、感動というエネルギーの量子交換だ。ボソン粒子のような何か、第5の場がある作品に飢えてしまうのだ。

    それが以前から言っている希望であり、生きる方向を決め、生のエネルギーを循環させてもくれる。

    長生きして思うのは、人間には、希望がぜったい必要、ということだ。

    そして、その希望は、感動によって充填される。

    ところで、自分も目先の文脈ばかりに囚われていると思う。反省、、、
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    柄谷行人氏講演会ーイソノミア(無支配)
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    世田谷神社の土俵。消費税増税、TPP、秘密保護法ドスコイ!!てはわけにはいかない日本

    金曜夜は、友人に誘われ、国際縄文学協会主催の柄谷行人氏講演会「エーゲ海沿岸都市イオニアにおけるイソノミア(無支配)という思想」を聞く。
    国際縄文学協会http://www.jomon.or.jp

    なんと!平野貞夫氏が協会理事で、「柄谷氏の説くイソノミア(無支配)思想から日本一新運動が生まれた」と挨拶。ちとびっくり、、、汗

    哲学者柄谷行人氏にイソノミアと、なんか難しそ〜ほとんど外国語みたいだ。

    なのでポイントだけ書いてみるーー

    古代ギリシャ文明のイオニア地方とは、現在のトルコ西沿岸をさし、紀元前8世紀以降、移民たちによって栄え、トロイや、ミレトス、エペソスなどポリス(都市)がたくさんでき、隆盛を極め、ターレス、アナクシマンドロス、ヘラクレイトスなどなど自然哲学者も多く輩出した。

    そしてそれらポリスは、平等と自由が両立した、イソノミア(無支配)社会を作り上げていた。(柄谷行人著『哲学の起源』に詳しい)

    なぜかというと、移民たちが移ってきたとき、大土地所有者はいなかった。手工業交易主体で、成り立ち、そのための労働や搾取もうまれず、人を管理しようとすると、使役人は立ち去ってしまうから、封建的な大規模な産業は、成り立たなかった。その社会形態は、18世紀のアメリカ東海岸のタウンにも、似ている、と語る。

    また、古代人(縄文人も含め)の中には、国を建設し発展をする機会は、多くあったが、自由と平等を守るため、あえて狩猟採集民族たちは、それを拒んだのではないか、とも述べ、ウ〜ん、面白い!

    我々は、成長や発展を望んで、自由と平等を捨てたのだ。でも、結局、自由も平等もない世界になりそうだ。

    ところで、岩上安身氏の旭川博物館の瀬川拓郎氏とのインタビューで、アイヌ人たちは、和人(日本人)との交易主体で、かなり裕福、かつ平和で自由な狩猟採取型社会を築いていた。そして国なども作らなかった。なぜかというと、常に移動していたから作れなかった、と語っていた。どこか、イソノミアと共通する部分もありそうだ。
    参考サイト:http://iwj.co.jp/wj/open/archives/102450

    また、集団的農耕や牧畜は、都市で産まれたシステムだ。なぜなら、交易の中心(都市)が発生し、そこで情報を得た者が、周辺で始めたからだ、ともいう。

    などと柄谷氏は、イソノミア(無支配)社会を、遊動民(遊牧民など移動しながら生活する人々)文化を、柳田国男が論じた山人(追い立てられた縄文人)に、からめて、持論を展開した。

    ポストモダニズムでブームになった、ドゥルーズなどのノマディズムは、無国籍、遊牧民等で権威に頼らない、否定する思想だった。

    それはいま、国際企業など国境を越えた経済活動の支柱的思想に、変形したという話も面白い。

    コカコーラ、ユニクロ、アップル、モンサントなどはノマディズム的集団なのだ。遊牧民というより、パイレーツ(海賊)と言った方が、合っているかな。

    また武士も本来、芸能人の一種だった。遊動民の一形態で、のちに権力者に雇われ、サムライとなっていった、とも語った。

    とても専門的で難しいので、覚えていて面白かったポイントだけを書き出しました。

    でも一番、感動的だったのは、柄谷氏の熱く語るその姿だったですネ! 

    (参考『文学界』2013年10月号)
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