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    • Contemporary Art 2.012展
      記事掲載
















  • 日本人のアイデンティティ
    あいかわらず格差(尖閣)諸島は、もめている。

    田中宇氏のメルマガが、中国領土問題について的確な分析を行っていた。
    [ 田中宇:尖閣問題と日中米の利害 ]:http://tanakanews.com/

    ここにきて、小渕書簡というものが、佐藤優氏によって指摘されている。それは尖閣諸島周辺での漁業操業に関しては、日本政府は黙認する、というような取り決めだ。これは中国に、尖閣諸島は、侵犯してもいいよ、とお済み付けを与えているのと変わらない、と佐藤氏は言うのだ。

    もちろん大スクープ並みのネタだと思うが、はたしてマスメディアは、これをどこまで報じているのか?
    【佐藤優の眼光紙背】1997年11月11日付の小渕書簡があるため日本政府は尖閣諸島周辺の中国漁船を取り締まることができない。:http://blogos.com/article/46928/

    26日のヤフーヌース・トップにはー「周辺国との摩擦激化」憂慮=安倍新総裁、「極右」と警戒—韓国
    時事通信:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000123-jij-int

    国内では、安部晋三氏が、与党首相のような報道。まるで新首相のような勢いで各局ヌース番組に出演。まあ、三党合意など民主党の態度をみれば、党内民主派閥と自民派閥くらいに、思われていても仕方ないけど。
    参考:田中秀征 政権ウォッチ http://diamond.jp/articles/-/25439

    この田中氏のコメントなんかも、見出しでは不安視しているが、よく読むと、まるで次期首相に期待し、誘導しているみたいだ。よっぽどマスメディアや大企業、御用識者たちは、自民党との蜜月時代が懐かしいのか、総選挙をにらんだサブリミナル情報を、必死に組み込む。

    なにしろ今の自民党は、憲法改正(自主的自衛権行使)、原発推進、小さな政府(自立自助=働かない者、食うべからず)で新自由主義(TPP,ACTA賛成)。

    あのジャパンハンドラー、対米追随派扇動部隊のひとり、ジョセフ・ナイ氏が、今回の尖閣諸島問題に関してさっそく、野田氏を絶賛。とうぜんアメリカの日中韓のホワイトナイトを自賛する意見が、随所に散りばめられている。

    一方、ジャパンハンドラーたちにとって、日本と中国の接近に、とても神経質になっているのも伝わってきて、また面白い。
    【中国は“1930年代の日本”への意識を引きずっている東京都の購入を防いだ「尖閣国有化」は正しい判断だ―ジョセフ・ナイ元米国防次官補(現ハーバード大学教授)に聞く】
    ダイヤモンドオンライン:http://diamond.jp/articles/-/25528

    つまり専門家や権力側の見方は、総選挙で、民主大敗、小政党ふるわず、結局、三党連立プラスα政権(民・自・公・国新・保守)になり、安部氏首相、石破官房長官あたりを見据えているとしか思えないのだ。

    アシュラサイトなどでは楽観的スレやコメントがあふれているが、小沢氏抹殺劇場を見ればわかるとおり、敵は徹底的にやってくる。特に、今回はTPP、ACTA、領土紛争(武器売買)など、金のなる木が実もたわわ、異常気象で大豊作だから、黙っているはずない。

    ところで、故加藤周一氏のやや古い対談集(「ことばと芸術」かもがわ出版 2000年)を読んでいたら、アイデンティティという言葉が飛び込んできた。

    1993年、井上ひさし氏との対談「日本語の現状を語る」の中で加藤氏が、「〜日本人のアイデンティティの根拠は何かというと、前は天皇や国家があったが、こうなると日本語が大事になってくる。言葉の危機は、アイデンティティの危機になるわけだ。〜」(P242)と言っている。(ちなみに、対談はちょうどバブル崩壊直後か)

    なつかしなぁ、アイデンティティ! 

    あまりにも新鮮に響いて、驚いた。なぜなら、日本人のアイデンティティは? とか、流行語のようにもてはやされていたのに、最近、めっきり聞かなくなっていたからだ。

    はてなキーワードから、その意味を引用すると ー
     自我同一性、自己同一性。あるいはそれがよって立つところのもの。アメリカの心理学者・精神分析家エリクソン(Erikson,Erik H. 1902-1994。『ライフサイクル論』など)が提唱。「私」を「私」たらしめ、一貫性、同一性を与えているものは何か、ということへの意識、自己確信。他者や社会によって承認され、認識される自己の同一性(すなわち身元)。
    参考:はてなキーワード http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%A4%A5%C7%A5%F3%A5%C6%A5%A3%A5%C6%A5%A3

    う〜ん、わかりにくい。ウィキペディアの自己同一性の説明の方が、まだわかりやすい。
    参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/自己同一性

    あらためてアイデンティティについて考えてみる。

    ところが、アイデンティティを的確に言い表すキーワードが見つからない。ググると、やはりどれもピンと来ない。アイデンティティという音を聞くと、なんとなく漠然としたイメージは思い浮かべられるのだが、こうやってブログなんかに書いて説明しようと試みると、屁理屈のラビリントスに迷い込む。

    仮に、あおひと君は、全身青いからあおひと君のアイデンティティがあるとは、言えない。それは外観や容姿じゃない。

    自分って誰だ、自分として、どう生きていけばいいのか? と確信がもてず、ワイワイ騒いでいる、内なるふわふわした自分が、この世界や社会に出ても、ちゃんと立っていられるように、体を支える骨格のようなものがアイデンティティだ。とか、心の自分が外界でも生きていけるように、他人とちゃんとコミュニケーションできる自動翻訳機と、いろいろ例えてみるけど、なんかしっくり来ない。

    自分の出生への疑問が、エリクソンのアイデンティティ研究のキッカケになった。それは父親が特定できなかったことによると言う。エリクソンは、父親不在のために、なかなか自分に自信が持てなかった。つまり、父親がいない負い目から開放される存在証明のようなものを、自分の心の中から見つけ出したかったみたいだ。

    なんかコンプレックスと似ていて、重なる部分はありそうだが、すでにアイデンティティをもった他者同士との比較で生じるのが劣等感だから、アイデンティティとはちと違うと思う。(同じという研究者もいる)

    たとえば、一人で家のなかにいるときは、フルちんスっ裸でもいいけど、外に出かけるときは、何か着なければならない。つまりアイデンティティとは、その服のことかもしれない。でもその服は、どちらかというと私服じゃなくて、すこし語弊があるけど、みんなと同じ制服なのだ。

    もちろんユニクロとかでは売ってないから、自分で見よう見まねで、縫うしか方法はない。自前が原則だ。でも誰かに縫い方は教わらなければならない。それが家庭や学校の教育に相当しそうだ。

    加藤氏は、20年前だが、その制服は、以前は天皇とか国家だった、でも今は日本語が、日本人を日本人とたらしめている、と言うのだ。

    さしずめ、韓国国民だったら「自国の歴史」、北朝鮮国民だったら「キムジョンウン」、アメリカ国民だったら「強いアメリカ」、中国国民だったら「毛沢東、共産党」、ロシアだったら? フランスだったら? イギリスだったら? イタリア? うんうん、各国の若者とかに聞いてみても面白いかも。

    ちなみに自分が、日本人のアイデンティティは何か、と問われたら、なんと答えよう、天皇ではない。やっぱり日本語くらいしか、とっさに思いつかない。

    でも若い人の中には、エヴァンゲリオンとか、AKBという答えが出てきてもおかしくない。

    ふと、ここで気づいた! そうです、日本人のアイデンティティは、もはや死んでんてぃてぃ!

    昨今、アイデンティティを聞かなくなった理由は、そこにあった。もはや日本人を、日本人として、たらしめる根拠がないのだ。それは天皇でもない、大日本帝国でもない、日本語でもない、富士山でも、芸者でも、大相撲でもない。

    そう考えると、いまの政治や外交問題などのゴタゴタも、合点がいく。だって政府高官や政治家たちに、日本人のアイデンティティがないから、かりに、アイデンティティがあったとしても、ほとんどが戦後生まれだ、実感として国益なんて考えられないのは、当然の成り行きなのだ。

    つまり新自由主義に代表されるように、アイデンティティが、いつのまにかお金の多寡にすり変わっていた。国家の形骸化、国の価値観の減少だ。国家が、個人のお金を儲ける猟場になった。意味や価値観の多様化を唱えるポストモダン思想も、そういうパラダイム・シフトを後押しした。

    でも自分も日本国民も政治家も、日本人のアイデンティティの幻想がまだ、オリのように残っているからやっかいなのだ。換骨奪胎、日本人のアイデンティティの中身(精神)が、以前とは変わっているのに気づいていない。

    じゃあ、これからどーする?

    さしずめ自分は、日本人のアイデンティティは「日本を愛する心」にします!

    ちょっと強引だったかな(笑)。

    でも、正直言うと、もはや国という括り、国家による世界の体制維持に、希望は見いだせないです(汗)

    長くなったので、ここらで止めるけど、EUみたいに小国が集まって経済圏を作り運営する、マイクロ・ナショナリズムという方向性は、過渡的には、暫時的にはいいかもしれない。

    やっぱり今回も、グチっぽくなった。唯幸主義者になるには、ほど遠いなぁ。。。。
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    領土問題と唯幸論
    最近、TV映画によく登場するオスプレイ。

    なんとターミネーター、プレデターと悪役の乗り物は、オスプレイじゃん!

    これも今となっては、アメリカ式振り込めサギのひとつと思えてしまう、今日のこのごろ。

    民主党で政権交代を果たしてからの激動の三年!

    日本は変わった。

    というより、今まで隠されてきた、「戦後史の正体」が、ドっと暴かれはじめ、もしかすると日本って植民地のままなのかもと思うように!?

    今回の竹島、尖閣領土問題をみても、わかりやすい。

    そもそも、この発端となる、石原都知事の尖閣購入発言(4/16)が、訪米中、レーガン、ブッシュのブレーンでもある超保守系シンクタンクのヘリテージ財団の講演で発せられた事実は、とてもキナ臭すぎる。

    当然、マスコミは石原発言はなかったかのような流れ。なんと調べたら、読売ウエッブに掲載していた当石原発言の記事は自主規制なのか、削除ズミ。
    参考:田原氏のブログより http://www.taharasoichiro.com/cms/?p=808

    そこから、燎原の火(りょうげんのひ)のように外交問題に発展したことは、否定できない。

    1 親分のアメリカは、オキュパイ・ウォールストリートに見る格差と不況、大統領選。
    2 日本も格差、不景気、オスプレイ配備、脱原発、消費増税、TPP、ACTA、人権保護法案、郵政改革法改正
    3 中国も格差、10年に一度の全人代の大人事。南沙諸島・チベット・ウイグル問題、台湾も絡む。
    4 韓国も不景気、格差、大統領選、サムソンの特許問題、北朝鮮などなど。

    いっきにオリンピックの余韻冷めやらぬまま、中国の全人代会議、日中戦のキッカケとなる柳条湖事件日(9/18)、ウラジオストック・エイペック、オスプレイ配備、民主党代表選、増税、ACTAなどなど、各国のナショナルイベントと重要法案審議の集まるこの8、9月めがけて進められ、集中しているっていうのも、偶然だろうか。

    それと、尖閣国有化の閣議決定がなんと9月11日(小泉郵政解散も同日)だった!
    首相官邸ホームページ:http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201209/11_a.html

    記念日などに、執行をぶち当てるという方法は、アチラの方々の得意とするところで、たしか、極東裁判のときも死刑宣告を記念日にしたという、話も聞いたことがある。

    つまり、米韓中の腫れ物を、まとめて日本の領土問題にすり替えて、ウミを絞り出す魂胆だ、と受けとられても致し方ない。でも日本はエライよね、そうやってみんなの不満不平を受け入れてあげている。

    だったら明日から、格差諸島に、名前を変えたほうがいいかもしれない。

    松下金融大臣が、自殺したことは記憶に新しいが、マスメディアからはあっという間にその話題は消えた。ネットではいろいろな憶測が飛び交うが、どう見ても、自殺じゃなさそうだ。だって、またドアノブだ。松下氏は、反人権法案の立場(8/30閣議決定)。もちろん郵政改革の改悪にも反対だったと聞く。
    参考:高橋清隆記者のブログ http://www.janjanblog.com/archives/80925
    スポニチアネックス:http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/09/11/kiji/K20120911004090930.html

    故松下大臣もそうだが、たびたび言われているのが、解剖所見をしないこと。死人に口なし、といって済ましてしまう。今回もあっというまの密葬、火葬したと言うじゃないか。911でWTC崩壊で亡くなった、創価学会ロス支局の人も、あっという間に死体もないのに、発災の3日後くらいに葬儀をしたと、当時の新聞を調べたことがある。

    上野監察医ではないが、死体は語る。遺族には申し訳ないが、公人やそれに近い人たちの不自然死には、行われてしかるべきではないだろうか。

    かれら不審死の死因の多くは、心不全(心筋梗塞)が多いけど、医者曰く、いろいろな死にいたる要因があっても、最終的には心臓が弱って止まるから、診断は、心不全(心筋梗塞)で済むのだ。

    中川一郎氏も昭一氏も、松岡農政大臣、今回の松下金融大臣、その他にも、解剖されずに葬られた不自然死の公人、ジャーナリスト、数知れず。同様、放射能汚染で亡くなっても、心不全で済まされてしまう可哀想な被爆者も、これから増えそうなのも、怖い。

    そして矢継ぎ早の、在中国日本大使の西宮氏の急逝。西宮氏はかなり親中派だったという。今度、誰が大使になるかで、陰謀説に拍車がかかりそう。孫崎氏曰く、米ソ冷戦がなくなって、CIAの仕事の40%は、経済活動なのだそうだ。

    やっぱり! 水戸黄門の最後の10分のように、星条旗をはためかせながら、キャンベル国防次官補やバネッタ国防長官が、ホワイトナイトのごとく、さっそうと現れ、安保有効、日本を守るって! 

    謝謝、カミサハムニダ!日韓中問題を心配、不安に思っていた多くの日本人は、これを知り、胸を撫で下ろしたに違いない。

    やっぱりアメリカは友だちだ。安保は大事だ、沖縄基地もオスプレイ配備も、地位協定も増税も思いやり予算も米国債購入も、郵貯300兆円譲渡も、TPPも、ACTAも、モンサントもGM種子も、そんな友人の願いだったら、仕方ない、、、SHIKATANAI!

    てなところで、話がいつものように、ネガティブに。。。汗

    そりゃそうだ、ネットヌースもTVヌースも雑誌も、マスコミはネガティブ・ヌースしか垂れ流さない。最近は、中国韓国領土問題を、深刻にとりあげ、危機感を煽る。それじゃぁ誰だって、気になるし、不安で心配になる。とにかく、ネガティブ・ヌースの方が、購買意欲を駆り立て、商売につながるからね。

    もう自分は新聞は読まない、TVヌースも見ない、多くがネット情報だ。それでもネットヌースもネガティブが多い。だから、注意しないと洗脳される。

    だいたいアメリカにしろ、韓国にしろ、中国にしろ、国内向け反日ゴシップ記事を、もっともらしく紹介して、日本国民はそれがすべてだと、信じちゃう方が恐ろしい。逆に言えば、文春の反中記事や、みのもんた氏や辛坊氏のヒステリー発言を、日本の全体意見と報道し、それを国家の全体意見として、信じるようなもの。

    最近つくづく、世界中の幸せなヌースだけを、まじめに流すマスメディアが欲しい。

    お笑いがその幸せになるモトだと思われてきたけど、もう通用しない。そのとき笑うだけの幸せではなくて、マジ幸せで、ずっと心が温かくなるようなヌース、未来に希望を見いだせるようなヌース。

    でも探すとなかなか見つからない。あっても科学・宇宙分野になってしまう。そりゃそうだ、ネタがあったとしても、ヌースとして記事にできないのだ。ポジティブ・ヌースを書くことに訓練された記者がいないし、そいういうジャーナリズムのシステムがない。あとは現時点での経済性をみてるだけ。

    しかし、ネガティブ志向もモトをたどれば、危険察知の能力の優れた種が、生存率がたかかった、ことの名残だろう。だから、ヌースは危険系に偏るのだ。しかし、こんな科学も文明も進歩したいま、本当の危険ではなく、人の不幸とかにすり替わっている。

    だから、ちゃんと探せば世界中いたるところで、幸せヌースは見つけられる。

    これからは、幸せ増幅、幸せ求心の生き方、唯幸主義者になろう! それは、すでに身の回りに起こったことを、前向きに考え直し、対処するポジティブシンキングとは、意味合いが違うのだ。

    唯幸論は、幸せなことしか、身の回りにはない、と、思うことからはじまる。性善説ではなくて、性幸説。幸せを中心にすえ、それを伸ばすことが、生きることであり、人間の存在価値でもある、というふうに。

    だから、自分もそうだが、嫉妬心やねたみが強い日本人。この習性は、自分は幸せ、という立ち位置にいないから、わき起こる感情。それが、今の日本をゆがませる磁場を形成している。すでに、自分が幸せだったら、他人をねたむ必要もない。

    喜喜喜喜喜喜喜喜喜怒哀楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽的生き方=愛!

    なんか、こんなことを必死に書いている自分が一番、現状に不満で、嫉妬深くて、ネガティブ・シンキングなんだよね、、、、泣き笑い。

    とにかくなる早で、国民の信を、問う総選挙をするべきだ。前原財務大臣?!ヤバイ!!!

    やっぱり愛だろ、愛!岡山にて(撮影:世利 之)

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    倉敷と大原美術館
    さあ、岡山二日目、今日は朝から快晴。午前中、会場で、片付けやら、撮影やらの雑用を済まし、午後は、オージュンさん、イタズさんらが絶賛していた倉敷の大原美術館へ行くことにする。

    思い出〜ぼろぼろ、体も〜ボロボロ。じゃっかんトレーニングをしているので激しい筋肉痛はないが、体がとてもダルびっしゅ。

    その前にチケットショップで新幹線の安キップを買い、窓口で座席を確保。さぁ、いざ、倉敷へ〜。

    岡山駅から30分弱と近い倉敷。街なかはウイークデイなのか、ガラガラ。さっそく案内地図で美観地区とよばれるところに、大原美術館を見つける。駅前大通りを10分も歩くと、なまこ壁が美しい日本家屋と、洋風の屋敷が建ち並ぶ、テーマパークのような美観地区に辿りつく。

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    両岸には、青々としだれ柳が萌え、清い水をたたえた倉敷川に、観光客を乗せた小舟が、ゆったりと行き交っている。そんな美観地区に、ひときわ威風堂々と立つ西洋館が、大原美術館だ。

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    現在、美術館は、本館、分館、東洋工芸館、児島虎次郎記念館の四つの美術館で構成され、一般1300円でぜんぶ鑑賞できた。

    まずは分館(現代美術セクション)へ。なんと若手の作品を中心に、点数こそ少ないが、日本の美術館ではなかなか見られないコレクションにまず、驚く。それと本館は、あの有名なエル・グレコの「受胎告知」。意外と小さい。トレドとかヨーロッパでみたグレコはどれも大きい。でも日本向きの大きさだよね。これぐらいがちょうどいいかも。それから、ヨーロッパ絵画の印象派からアメリカ現代美術までの著名なアーティストの秀作が並ぶ。日本民芸運動の陶芸を中心にした工芸・東洋館も面白い。

    大原氏の援助をうけ、コレクションの買い付けなどもつとめた児島虎次郎の作品群が、意外とヨカッタ。女性全身像の一連のシリーズは、パワーもあって、今でももっと数を増やして、これだけで大きな個展をやっても面白いかも。

    美術館でかなり時間をかけて、あとは散策。すると星野仙一記念館とやらがあってビックリ。そうか、星野監督は倉敷出身だったのだ。

    そろそろ日もかげりはじめ、後は帰るだけ。6時半発の、のぞみだ! もし、強がりして夜行バスの帰路のままだったら、夜11時まで、岡山で時間を潰さなくてはならなかったから、なんか気分がメチャっ楽っす〜〜〜〜。

    明日は、東京展の現代ハイツで、展示作業だ。それから夕方、東京に着くキューレターのシュテファン氏をアテンドすることに。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    『Sa Oakayame 岡山からー2012』<東京展> 出品作家の小品展

    9月20日〜10月2日 15:00〜22:00(土日 13:00〜22:00)
    水曜休
    現代ハイツ ギャラリーDEN
    世田谷区北沢1-45-36 03-3469-1659
    http://gendaiheights.sakura.ne.jp/

    【出品作家】
    ホルモン関根、伊藤千宏、耀樹孝鷺鶯、後藤智、中島博美、森敏明、O-JUN、KIMIKO ITO、世利之、小峰倫明、板津版画工房、伊丹脩

    (セルビア参加作家)
    Ana Nedeljkovic、Luka Klikovac 、Gordana Baskot 、Nebojsa Babic 、TKV 、Multiflex、Bozana Marincek 、Branimir Karanovic 、Vladimir Markovic 、Aleksandar Kujucev

    主催:NPOユーゴ・アートプロジェクト 
    後援・協力:在日セルビア大使館、財団法人日本セルビア協会、岡山大学(鐸木道剛)、国立ベオグラード芸術大学、奈義町現代美術館(岸本和明)、Stevan Vukovic、Gallery O3one 、Gallery OKO
    助成:芸術文化振興基金、朝日新聞文化財団、野村財団
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    いざ、岡山へ!
    セルビアと日本人アーティストたちの展覧会『Sa Oakayame 岡山からー2012』展がはじまった。

    すでに1ヶ月前に、一番安い夜行バスをネットで探し、往復チケットを予約。ホテルも安いビジネスホテルを確保。作品の準備もなんとか終え、月曜の夜、夜行バスで岡山へ向う。

    じつは、長距離夜行バスは初体験。その話を友人知人にすると、夜行バスは疲れるゾ、あれはキツイよ、とネガティブな噂ばかりが入ってくる。

    それって、日本のネガキャン・マスコミと一緒じゃん! だって新幹線高いじゃん! 

    自分は、毎年のように狭い座席のエコノミークラスで長旅をしている。なので、口には出さないが、心じゃ、こっちは旅慣れてんだから、チミたちみたいな年寄りじゃないんだよ、えっへン! てな具合で、すこし自慢げ。

    ところが、夜行バス、、、いやはや、アサハカ、アサガヤ、アサヒカワでした。

    めっちゃキツイじゃん、これって地獄じゃん。。。涙

    なにが一番キツイかと言えば、座席の広さはともかく、ずっと車内は黒いカーテンで囲まれ、到着するまで真っ暗闇に閉じこめられるのだ。PCもゲームも本なんて読めるはずもない。明かりのもれるモノぜんぶ禁止。閉所恐怖症になりそう。

    、、、おおっ、そう言えば、この感覚、ダイヤローグ・イン・ザ・ダークで、最初に味わったあの恐怖感に似ている。まるで刑務所に護送される囚人の気分。なぜか、ナチスの強制収容所に向かう護送貨物列車が、ふと脳裏をよぎる。(岡山のみなさま、旅行会社、バス会社のみなさま、誠にすみません)

    そんな彼らの恐怖とは比べものにはならないけど、ひたすら、厚いカーテンのほんの少しの隙間から、もれ入るオレンジ色のナトリウム光線と、規則正しく刻まれるエンジン音で、眠りに落ちるしかない、でも夜更かし生活に慣れた自分が、そう簡単には寝れない。

    だったら、酒でも飲んで酔っぱらっちゃって寝ちゃえばいいじゃん、なんて軽く言うけど、オシッコはどうすんの?! そう安いバスにはトイレもないのだぞ。三時間おきにしかトイレ休憩はないんだぞ。

    とにかく歳とると、いろいろあるんだ、、、、汗

    てなことで、意識はもうろう、息も絶え絶え、岡山駅前に到着。さっそく駅構内にあったマクドでモーニングコーヒー。

    おいしいよね〜 最近のマクド・コーヒー。ふうぅ、息を吹き返す。まだ会場オープンまでには2時間以上あるけど、とりあえず、天神山文化プラザへ向かって歩き始める。

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    台風の影響か、風がややあって涼しいが蒸し暑い。15分ほど歩いて到着、もちろん建物に人影はない。すると管理室があったので、事情を説明、会場に入れさせてもらえることに。

    さっそく、まだ静かな雰囲気の中、自分の作品を設置しはじめる。今回は、あえて公開制作というかたちにした。一般のお客さんたちに、インスタレーション作業を見てもらうのだ。

    昼も近くになってくると、かなりの雨が降っていた。

    さて、困った。これから、あおひと君のお水取りの儀式をしなくてはならない。会場の近くに旭川が流れている。今回、そこの水を素材に使うのだ。でも、夜行バスの疲れもあいまって、気持ちが、かなりヘタレている。

    ・・・やめちゃおうかな、着替えないで誤魔化そうかな、、、だって誰も見てないし、、、悪魔のささやき。

    すると参加アーティストの一人、写真家の世利さんが、何か手伝うことがあれば、とお言葉をかけてくれる。そうだ、お水取りを記録してもらおう! と思い立ち、快諾していただける。

    やっぱりちゃんと、あおひと君にならなきゃね!

    ってなことで、設置作業をいったん止めて、あおひと君に着替え、いざ、お水取りへ! 世利さんと参加作家の中島さん、伊藤さんも一緒に行く。雨は、かなり降っている。その旭川までは、数分の距離で、途中、ほとんど人とすれ違うこともない。

    大きな御影石の護岸を伝い、川岸に降り、水を汲む。川の水はキレイだ。小魚も多い。川向かいは有名な岡山後楽園、右先には岡山城がそびえ立つ。川面にはじけるかすかな雨音が、マスクの中にこだまする。しばらくその静寂に青い身を任せ、高速バスの疲れも癒す(笑)

    再び、会場で設置作業にとりかかる。でも時間がどんどん過ぎる、ヤバイ!間に合わない。

    何せ今回、ほとんどが現地制作。オープニングパーティは4時からだ。ぞくぞくと参加作家たち、スタッフ、お客さんたちが集まりはじめる。今回、セルビアからはアーチストのゴルダナさんと、キュレターのシュテファン氏が来日。東京のセルビア大使館からは、文化担当官グルビッチ氏も来場。

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    オープニングパーティ風景。左から岡山大学鐸木氏、キューレターのシュテファン・ヴコヴィッチ氏、日本ユーゴプロジェクトの横山氏、セルビア大使館文化担当官のネマニャ・グルビッチ氏。

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    なんとか自分もギリギリ制作完了、それでパーティの冒頭、あおひと君パフォーマンスをちょろっと披露。盛況なうちに終了、二次会は近くにある岡山大学の施設に移り、さらにウタゲは続いた。すると先に東京へ戻った人たちから、新幹線が大雨で、止まったとの連絡が入る。

    明日の帰路のことが頭をよぎった。、、、ダメだ、帰りは新幹線にしよう。もはや夜行バスで帰る勇気はとっくに失せていた。

    あ〜あ、安物買いの銭失い、とはよく言ったものだ。それと過信は禁物でした、またまた自信過剰の自分を反省。なんか子供みたいだよな。

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    展示作品「青い水」
     現在、世界に206カ国(国連加盟193カ国、非加盟国または自治領13地域)あり、そのうち原子力発電所を保有する国は32カ国、473基のうち366基が稼働中といわれている。
     それに相応する青い水を入れた473個のプラカップを核マーク状にインスタレーション。それに輪ゴムで丸めた水彩紙を、稼働中をしめす366個に投入する。
     カップの水は、近隣を流れる旭川の水を使用。また輪ゴムを各大陸ごとに色分けしている。
    青:アジア(9カ国65基) 紫:アフリカ(1カ国2基) 緑:ヨーロッパ(17カ国173基)
    赤:北米(3カ国122基) 黄色:南米(2カ国4基)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    直径 約300cm 高さ 約16cm 
    使用素材:バイオマスプラカップ、水彩紙、輪ゴム、エコインク、旭川の水。
    なお随時、停止点検などは行われるため、原子炉の数は正確ではありません。あくまでも象徴としての数として理解してください。また、廃炉作業、建設・計画中および教育・公的機関の実験炉などは除く。(2012年8月現在)
    ※ウィキペディア、外務省ホームページなどを参考
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    914官邸前デモ
    昨日、ヤフー批判みたいなのをブログに書いたらさっそく、プレミアム会員の会費値上げの告知メールがタイミングよく送られてきた。

    さすが、エシュロンばりのスパイ検索機能にひっかかって、さっそく嫌がらせか!? と思ったら、オフィシャルな一律月50円の値上げだった。

    ググると、ヤフーオークションでたまに落札する者には、あまり意味のない課金制度。ヤフオクで5,000円以上の落札をするごとに、会員になれば支障がないと知る。課金は月末まで有効らしいから、今月末で退会することにした。Oh、MOTTAINAI!(モッタイナイ)。

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    ところで、1ヶ月ぶりにハナキン官邸前デモに行く。夕方、官邸前に到着すると以前のような盛り上がりはなかった。デモ!ざっと見ても北京や香港の反日デモよりはめちゃ多い人数が、官邸前と国会前で声をあげる。

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    原子力規制委員会人事と大飯原発再稼働反対のプロテストに、今日もがんばって新党日本提供のホワイトバルーン部隊が風船を配っている。

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    ところでこの白い風船の意味をググると、1996年、小児性愛事件に関してブリュッセルで行われた「30万人純白のデモ」が由来と、田中代表の説明に辿りつく。その摘発されたペドフェリアの組織には、政治家をはじめ社会的地位の高い人たちが多く顧客にいたことから、大規模デモに発展したという。
    参考サイト(新党日本)http://www.nippon-dream.com/?p=8563

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    最初のころ、ソフトバンクの中継車で搬入されていたし、ソフトバンクがスポンサーだ、という噂も聞いた。ホワイトプランにひっかけたか?! さすがに企業と政党さんは神経質にならないと、いくら燃えないヘリウムといったって炎上するぞ。白いポチだし。

    まあ、偶然かもしれないが、自分もまったくこのベルギーデモを知らず、2008年プラハ現代美術国際トリエンナーレのオープニング・レセプションで上演したパフォーマンスで、舞台装置として、白い風船を会場内にばらまいたのだ。(あれっれっ、自慢しちゃってる?!)

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    おそらく、その場にいた観客は、そのデモを知っていたとは思っていないが、なんかシンクロニシティで興味深い。また、もしその白い風船の意味を知っていたある観客が、自分のパフォーマンスのストーリーにそれを当てはめて、何かを感じ取ることができたとしたら、それはそれでスバラシイ!

    そう、子供を守れ!ということなのだ。

    ぶっちゃけ、一番、経済的で効果的で批判の少ない表現方法をさぐっていて、最後に辿りつくところは、みんな同じ。。。汗

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    しかしなぁ、都庁前でもデモする必要もあるぞ!

    孫崎氏も盛んに言っているが、石原都知事の尖閣発言の責任は大きい。あの一言で日中関係が悪化して、それこそ不景気にも拍車がかかって、ヒラリー&対米追随派の思うつぼになった。

    今じゃ、総裁選の息子までも巻き込んで、マスコミは自民党の応援ばっかりだ。ノブテル自民党とパパ石原ファミリー。まるでブッシュ・ファミリーじゃん。

    中国は尖閣より、フィリッピンとトラぶっている南沙諸島の方がよっぽど問題だ。そこに金持ち日本が邪魔するから、矛先は日本に向かう。昨日もフィリピンは西フィリピン海と国際名を申請、ということが中国新華社ニュースでトップ扱い。中国にとっては尖閣より南沙諸島の方が国益があるのだろう。

    北京の大使館抗議デモをみたって、どんだけ中国人が怒っているのか? ほとんどは香港の活動家ヒゲジイのような反日業をなりわいとしている人たちじゃないのか?

    ところで在中国フィリピン大使館前の抗議はないのか? それより銀座やTDLに来れない、日本製を買い物できないことを残念がる中国国民は多いと思う。最近、韓国に行ってた知人も、韓国だってそんなハデな反日感情なんて一部だけだ、といっていたし。

    基本的に、ほとんど人間には愛がある!

    日本も、とにかくヒステリーになっているのはTV報道・マスメディアだ。ネットとか街並み見ても、とても冷静だと思う。10年くらい前だったら、おそらく印象は違っていた。もっと蜂巣をつついた世相になっていたような感じがする。

    今回は、なんか維新の会とか、自民党、民主党総裁選の不毛な議論ばかりを垂れ流し、国民の生活党をあからさまにスルー。領土問題だって、竹島にしろ、尖閣にしろ、ちっちゃな反日デモで危機感を煽る。

    それでも日本の国民はリテラシーが増して賢くなって、政府やマスメディアのカラクリがばれてて、騙されていないような気がとてもします! 

    きっと政府与党も、そういう世相に気づいているから、すぐに解散できないのは明らかだし。
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