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    • Contemporary Art 2.012展
      記事掲載
















  • アートは洗脳だ!イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップを観て
    このところアート系ブログがご無沙汰ですた。

    ちまたではTPPやらOWSやら世相が混乱の様相を呈していたから、自分も引き込まれてしまった。

    あれほどうるさかったTPPは急に息を潜め、大阪ダブル選挙で相変わらずマスコミ操作が行われ、結果、逆効果になって民意はもう騙されないぞ!的な印象を世に知らしめて幕を閉じた。東国原の裸踊りには笑ったけど。

    ネットでは毎日のようにマスメディアの偏向ぶりが指摘され、信憑性はともかく、なるほどと思わせるような情報操作も明らかになっている。

    もはや政治の世界ではマスコミの力も信頼も底に落ちているようだが、アートの世界ではまだまだその力は大きいらしい。

    IPTVで「イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ(Exit through the gift shop)」を見た。

    バンクシー監督のドキュメンタリー映画で日本でも最近まで上映されていたからご存知のかたも多いかと思う。

    映画の公式サイトhttp://www.uplink.co.jp/exitthrough/

    バンクシーはグラフィティ・アーティストから今やオークションで数千万円単位で作品が落札するほどになったスーパースター。

    グラフィティ・アートとは80年代にキース・ヘリングやバスキア、フーチャー2000などニューヨークなど大都市の壁の落書きから起こったスタイルだけど、20年ほどたってアーティストが変わってメインストリームに再登場。

    やっていることは同じなのだが、ヘリングやバスキアの頃より、キャラっぽかったりメッセージ色が少し強いくらいだろうか?

    日本はただの落書き=犯罪で終わってしまうが、欧米ではそれが巨万の富になってしまうから、落書きの錬金術師(アルケミスト)だ。

    いまだにキース・ヘリングやバスキアはオークションでもトップクラスで数億円する作品も多い。

    それはただの落書きだったのだよ。

    と言っても自分は二人の作品は大好きです。本物の作品を前にするとわかるけど、放たれるエナジーがスゴイ!

    そう思うとあちらの国は見る目があるというか、価値がわかる人が多いのだ。つまり犯罪でもある落書きだろうが、かしこまったサロンのビロードの壁のバラの花の絵だろうが、いいものとそうでないもの、の違いを見極めるその鑑識眼と公平さは素晴らしい。

    話は映画にもどるけど、主人公はティエリー・グエッタというフランス人でロスに移住、古着屋である程度成功しているおじさん。

    なぜか彼は子供の頃のトラウマからか、ムービーおたく。それも尋常ではなくほとんどクレイジー。ビデオカメラを常に持ち歩き、なんでも写す。でもそれを後で見たりは一切しない。ただ撮るだけ。

    ある時、いとこでもあるグラフィティ・アーティストのスペース・インベーダーからその世界を知り、記録し始める。毎晩、町に繰り出し彼らの違法行為をテープに記録する。

    だんだん、アートの世界にのめり込みバンクシーを知るに至り心酔。彼の言うがままになっていく。挙げ句の果てに自分が今度はグラフィティ・アーティストのまねごとを始めるのだ。

    そのとき、バンクシーが一言、作品を発表してみれば?!

    さあ、大変!なんと自分の古着屋を売り払い、その資金すべてを自分の個展に注ぎ込む。ハリウッドの映画スタジオのスペースを借りバンクシーに影響されたようなアート遊園地みたいな展覧会を企画する。

    でも、彼は今まで一度も発表をしたこともなく、作品だって描いたこともなくお金でデザイナーや職人を雇って作らせる。最後にちょこちょこっと自分の手で絵の具をたらしたり、投げつけてオリジナルにするだけ。

    彼は「アートとは洗脳だ!」と名セリフを吐く。それで彼は自分をMBWと名乗る。ミスター・ブレイン・ウォッシュだ。

    でもそれは、仲良くなったOBEY(従え・服従)という文字とイラストを街中に描くシェパード・フェアリーというアーティストのコンセプトでもあるし、グラフィティ・アーティストたちの共通した方法論でもあるのだ。(ちなみにシェパードはオバマのポスターで一躍世界的に有名になった)

    それをティエリーは自家薬籠中の物のようにパクったとも言える。そして自己資金すべてを投じた展覧会は近づくが、骨折事故もあったり、うまくいくメドはまったく立たない。

    それで彼はバンクシーやシェパードに助けを求める。彼らはティエリーのその映像に対する情熱と実直さにほだされて、宣伝したり推薦文や有力な人材を紹介したりした。

    MBWは一世一代の賭に出たのだ。何の経験もなく学歴もなく今まで接してきたアーティストの見よう見まねで作らせた作品で自分の展覧会をオープンするのだ。

    そのタイトルも「Life is beautiful」。なんの面白みもメッセージ性もない昔の映画の題名みたいな陳腐さ。

    どう見たってアートじゃないだろうし、見てくれはよくないただのオヤジの誇大妄想展だ。

    しかし世の中はわからないね、大成功しちゃうのだ!!!

    それはロスで一番力のあるマスコミがトップでとりあげたからだ。それもバンクシーの推薦文が呼び水になった。

    もうオープン前から長蛇の列で最初3日間だけの開催予定が、なんと二ヶ月にも渡ったという。そして作品やらグッズの売り上げが100万ドル!当時のレートでいけば一億円を超えたのだ。

    ティエリーことMBWは一躍スターになってしまった。マドンナのセレブレーション・アルバムジャケットにも作品?が使われるまでに。

    さて、彼の成功を導いたと言っても過言のないバンクシーやシェパード、いとこのスペースインベーダーたちの反応はと言うと、もちろん苦虫をつぶしたような顔でため息をつく。

    そりゃそうだ、自分たちは10年以上も警察から逃げながら崇高なメッセージと共に自分のアートへの挑戦の日々で築き上げた世界だ。それが半年くらいで絵も描いたこともなく物まねと彼らの助けで自分たちより成功しちゃったら誰だって頭に来るよね。

    さて、自分はこういう現象をどう思うか?!

    否定はしない。なぜならアートのひとつの役割は今までにない世界(思想)、手法、視覚表現を提示することだと思うから。

    もちろん同じようなことをしている人は過去にもいたと思うが、彼らとの違いがどこにあるかというと、それは認知度だ。

    つまりそれを知っている人の数。MBWもマスコミに扱われて成功した。逆に考えるとマスコミに知られる方法を模索するのがアートか?となってしまう。作品の良し悪しはまさに彼の言う洗脳でどうにでもなるということだ。

    もちろんこういう世界に興味もなく、世俗的成功なんて無縁で自分の想いやビジョンや使命感で生きている人はたくさんいると思う。

    例えば先回のスウェーデンの個展で、見ず知らずの人たちが、この絵が好きだから、自分の親戚の子供に似ててプレゼントしたい、新築する家に似合いそうだから、といって額にも入っていない紙っぺらの作品を買っていってくれる。

    MBWの世界とはまったく逆にそういう風にアートが受け入れられてもいる。

    だから欧米はアーティストに限っていえば、うらやましい。日本も早くそういう状況になって欲しいと心から思う。

    あ〜あ、一円さまにすがるしかないかなぁ、、、。

    一円一円一円さま〜♪ 手のひらに一円さま、お芋はまだまだニ円さま、酒を飲んでも四円さま〜さまさま♪

    一円さま〜さまさま、五円をいただきどうぶつえん、九円中はどーもおせわになりました〜♪♪

    十円になったらどーしよう!(銅使用、さむっ)♪♪

    最後に一言。アート界ではティエリーのような手法はもう成り立たないってことは言えるのだ。結局、古今東西、いい作品は時間が決める、ということ。本物のアートはそのデビューの仕方はどうであれ、残る、ということです。

    さあ、めげずにがんばろう! 一円さま〜一円一円一円さまっ〜♪
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    一円さま
    OWS、オキュパイ・ウォール・ストリートという反格差運動がNYやカリフォルニア、ロンドンで起こってる。

    何せTVも新聞も見ないのでわからないけど、ネット情報によると日本ではあまり報道されていないと言う。

    そのデモで4000人近くも逮捕されているらしい。

    シッコや華氏911の監督マイケル・ムーア氏も支持。

    アメリカでは1%の富裕者のための国家となってしまったことに99%の国民が反旗を翻している、とアピール(日本でもプラカードに書いている人もいた)。

    思っているより世界不況は深刻なのだ。

    日本も同様だろうが、まだまだ危機感は少ない雰囲気というか、むしろ自分で認めたくないのだろう。

    例えば現在、日本では90万世帯が1億円以上の現ナマを持っているそうで総額250兆円あるという!

    まあ、自分だって明日にでもロト6で一等に当たれば、その仲間いりなのだが、、、汗

    なんか、ここまで書いて来たら段々、暗〜い嫌〜な気持ちになってきた、、、涙

    250兆円っていえば一円玉で250兆個だ!

    砂浜で両手で砂をすくったら約800万個の砂粒がすくえるそうだ。数えた人も偉いが地球にある全砂粒より4000万倍も星は宇宙にあるというからまた、宇宙はデカイ!

    しかし、ということは、ななな、なんと3125万人分の両手ですくった砂粒と同じだ!

    ところで、光の速さは一秒間に約30万キロメートル。一分で1800万キロ、一時間で10億8000万キロ。よく星までの距離で光年を使うけど一光年で約9兆5千億キロメートルだそうだ。

    どれだけの距離かはまったく想像がつかないが、250兆円分の一円玉をならべたら直径2センチだから、50億キロメートルだ。

    ということは、光速ジェッターでも5時間弱の距離になる。

    一番近い恒星はケンタウルス座プロキシマ・ケンタウリだそうで4.22光年だからほど遠いけど、冥王星までは地球から約50億キロ前後だそうだから並べれば冥王星と橋が渡せるのだ。

    光は地球と月までだって1秒ちょっと、太陽だって8分もかかるのに一円玉は5時間もかかるのだぞ!おそれおおい、ご老公の御前である、控えおろ〜。

    それで地球に戻ってきたときは日帰りだったが、実際では数週間?いや何ヶ月も未来の世界になってしまっている。これほどスゴイのだ!日本人の所有する一円玉の威力は。

    恐らくアメリカはこの一円玉パワーを知ってしまったから、TPPを急に押しつけようとしているにちがいない。

    さて、今日から一円信仰の教祖でもなるかな。

    一円一円一円さま〜♪ 手のひらに一円さま、おへその上に一円さま、ケツの穴にも一円さま〜さまさま♪

    一円さま〜さまさま、五円をいただきどうぶつえん、九円中はどーもおせわになりました〜♪♪

    ちなみに一円玉の重さは1gピッタシだそうだ。天秤ばかりにも使えるという。誰が何に使うかはおいといて、ということは250兆グラム、2億5000万トン。

    重さで思い出したけど、人間を全部合わせた重量がアリさんの総重量と同じっていうことは知っていたが、地球上でまとめると一番重くなる生物は微生物なんだそうだ。なんと全生物の80%の重量を占めているという。(ナショジオ情報。人間もアリもコンマ以下の割合だって)

    人間にも1.3キロぐらいの微生物が住んでいるそうです。うわっ!なんか自分の体がムズがゆくなりそう。

    なんかこんなアホなこと考えていたら少し楽しくなってきた!

    未来は明るい!一円さま〜♪

    写真は一円さまご本尊、合掌!

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    不安な日本人
    先週から風邪気味で空咳がキツくてマイコプラズマかなぁ。

    ネットで調べると高熱が出るって言うし、大人はあまりかからないって、トホホ。

    トレーニングには行きたいけどそこまでの気力はないんで久々、読書。

    「なぜ日本人はいつも不安なのか」(岸田秀・町沢静夫対談 PHP研究所 2000年刊)というタイトルが書棚から飛び込んでくる。

    まあ、自分もいつも不安なので余計に目に入ったのだろう。

    面白い!日本の現状を精神分析と臨床医の立場から語っている。

    六章だてだけど「日本人の官僚病は治せるか」と「アメリカという呪縛を解く」の章は10年前の出版にかかわらず、現在の世相にピッタリかんかん!秀逸です。

    サクッと少しだけ要約するとー

    官僚組織は共同体以外には目がいかないのに、その権力が外に向けても絶大なものだから迷惑を被る、、、自閉的共同体です。一般企業だったらその会社だけがつぶれて済むわけですが、官僚は責任をとらない。

    かつての軍部も同じで、参謀のたてた作戦がヒドイのに責任は前線司令部がとらされ彼らは身内をかばって、なんの咎めも受けない。

    その体質は戦後になっても変わっていない、と。

    以前、軍令部のドキュメンタリーをNHKでやっていたが、偉い人たちはみんな高齢まで生きていた。

    かたや彼らの作戦を信じ突撃した若い指揮官、兵士は玉砕だ。

    日本は、ペリーが来てアメリカに強姦されて、被害妄想に陥り、強い敗北感、屈辱感、劣等感を抱きつづけ、その反動としてか神風がふく、とか天皇絶対神格化、など誇大妄想にすがる。まさに分裂症の症状に似ている。

    つまり幼いときに親から虐待を受けると一方では親に非常に卑屈に接し、服従する。いい子を演じる反面、内心には誇大妄想を抱き、親を憎む精神構造と似ている。

    ここのところは町沢先生は若干、異論があって、日本はそれだけではなく、賢く立ち回れて近代化をすぐに成し遂げることもできた、と。

    また、自我の防衛機制のひとつとして、被害者が自分を攻撃した人と自分を同一視する心理メカニズムで、被害者が攻撃者の真似をするというストックホルム症候群というのがあるそうだ。

    それが日本がアメリカに接する態度に似ているとも言う。

    よくネットで韓国人、中国人をむやみに中傷誹謗するネトウヨさんたちも似たような精神構造なのかな?!

    現代の日本人の居心地の悪さは、アメリカに対して必要以上に卑屈な態度をとっていながらその事実を見まいとしている。

    卑屈な態度をとりながらも対等なパートナーであるとか同盟国、友好国であるとか言ってごまかしている、そこに不安の根源があると。

    うううう、鋭い!

    ただし両氏とも、アメリカの正直なところは褒めてもいる。

    なにか「やさしさ」という美名に隠れて人間関係をごまかし、表面的な平和を乱さないようにすることで、現実を隠ぺいするから、ますますごまかそうとする。

    今はみんながコミュニケーションの密度が希薄化して自分を隠ぺいし、自閉的になっているような気がする。

    そうだよな〜、いい人だけで終わるのもなぁ(笑)

    それというのも、戦後日本がアメリカによって占領され、いまだに占領状態が続き、その罪悪感を国全体が隠ぺいしてきたから、そのような国家の体制が個人のパーソナリティに影響を及ぼしているのではないか、、、。

    ホントに!日本は原爆2発もくらっているのだ。それでもギブミーチョコレートかぁ。今度はギブミーTTP&増税だ。

    昨日、ナショジオでアウシュビッツなどナチス・ホロコーストのドキュメンタリーをやってたけど、あそこまで冷血になれる人間ってある意味スゴイよね。

    現在のドイツはそんな精神的な折り合いってどうやって付けているのだろうか?

    自分がドイツにいた頃は、おそれおおくて議論なぞできなかった。当時より少しは賢くなったつもりだから今度チャンスがあれば聞いてみたい。


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    フェイスブック
    最近、フェイスブックにハマり、友だちリクエストをバンバン送っていたら、とうとうスパム扱いにされ、2日間のトモダチ申請拒否という処分を受けてしまった!

    フェイスブックが、サイバー攻撃を受けているせいもあるしな。

    FBも日本公開当時からメンバーにはなっていたけど、インターフェイスがわかりづらく、しばらくミクシーに夢中。

    いかんせん、自意識過剰で人を喜ばせるのが大好きな性分、足アトなんかで自分の発言がどれだけ受けたかがうれくてハマッていたけどだんだん、そんな内輪ネタとサークルっぽさに息苦しさを感じ始める。

    去年、イスタンブールのアートフェアに行ったとき、トルコ人はじめ、いろんな外国人やアーチストと話したら、みんなフェイスブックをやっていた。

    ある絵描きはFBに作品をいろいろアップしてたら、けっこうオファーもある、と言うじゃないか。もちろん参加費や金目当ての誘いも多いけど、中にはちゃんとしたオフィシャルな展覧会への出展にもつながったよ、なんて聞いたらやるっきゃない!

    それでミクシーにはまだ残っているけどほとんど休眠状態。あとツイッターももうフォローは減る一方。

    なんでこれほどまでにハマったのか?!

    最初の頃は宣伝のためだと思っていたけど、よく考えるとちょっと違う気がする。

    それで自己分析をするとある真実が浮かび上がってきたのだ!

    じゃじゃじゃじゃ〜ん、家政婦は見た!

    それは、いろいろな画家やアーティストの作品がすぐ見られる、そして中にはとってもクオリティの高い作品も多い、と言う点がまずあげられる。

    特に、チリとかペルーとか南米のアーティストやリビアとかイランとか、とても現代美術どころじゃないないだろ!くらいの国の人たちの作品が特に面白かったりするのだ。

    なんかピュアっていうかパワフルというか、色使いが飛んでたりしてホント面白い。

    それにアーティスト同志は話す必要がないのもいい。作品で通じ合えるのだ。だからそれほど会話ができなくても問題ない。難しかったら翻訳サイトを使えば事足りる。

    でももっと重要なファクターがある。

    それはしょっちゅう、イイネ!とかThank you 、Merci、Grazie、Gracias、Dankeと「ありがとう」って書きまくっているのだ。

    決してネガティブなことは書かないし、書かれない。自分のスレッドや投稿に対しても、イイネ!やありがとうって各国語で言われるのだ。

    それだけだ。

    でもそんな些細なことが、とっても精神状態にプラスになっているというか、心が温まるというか、、、自己啓発系じゃないが、ありがとうと言い続けて出世するとか夢かなうとか読んだことがあるし。

    現実は厳しい。絵は売れないし、金もない。あるのは文句ばかり。ネットを見れば、他人の批判ばかり。それもちっちゃなことを大げさにあげつらっている記事がほとんどだし。

    前にもかいたけど日本人は真面目だから、規則に少しでも反していると、すぐに指摘したがる。それが悪いというのではないが、限度はあるだろ。と同時に、多数決な意見や流れに反することにはとてもパワーを要する。

    もちろん自分は違う、と異論があるでしょう。とすぐに反論したくなる国民性だと思うのです。

    そりゃ民主主義という環境にいるから、選挙民としての自覚は必要だ。政治や社会のことは無責任ではいられない。

    阿修羅という有名なサイトがあるが、そこで書かれていることはとっても勉強になるし、視点が広くなってプラスの面もあるのだが、ネガティブオーラが強くて、散歩してても脳みそにネガティブ志向がべったり濡れたノリのようにはりついて、頭から離れなくなってしまうのだ。

    そこでは政治家についてよく言い合っているのだが、思えばおなじ穴のムジナかな、って。

    けっきょく、今は何が正しいことなのか、何が正義なのか、

    戦前までは天皇という存在があった。また仏様や神様もいる。けど今はそれらは批判の渦に吸い込まれてしまっている。

    だから、フェイスブックで世界中の同じような考えや仕事をしている人たちとイイネ!とか、ありがとう!ってやっているだけが楽しかったりするのだ。

    やっぱり楽しく逝きたいからね!


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    インディアンとTPP

    何度も書いててしつこいけど、自分の好きなチャンネルにナショナルジオグラフィックTVがある。

    ライオンとかの弱肉強食ネイチャー番組を見ると、うううう、人間も動物だしなぁ、と日本の未来に危惧を抱かずにはいられない。

    歴史物、ネイチャーもの、宇宙ものなど取材と映像が素晴らしい。空母や原潜を解剖する軍産複合体応援プログラムもあるがそれはそれ。

    最近、見た中にインディアンのダコタ・スー族のシッティング・ブルvsカスター将軍の話がある。

    南北戦争や西部劇で有名なカスター将軍は当時の西部開拓者たちの英雄だった。ところが1876年、先住民たちとのリトルビッグホーンの戦いというのがあって、彼らインディアンのゲリラ戦法(バッファローを仕留める方法だった)の前でカスター隊は全滅してしまう。

    マスコミ(当時は新聞)はこの敗戦の屈辱を隠すため、戦いに参加してもいない先住民戦士タタンカ・イヨタケをシッティング・ブルと呼び悪党のリーダーに仕立てあげ、さかんに新聞に登場させた。

    カスター将軍vsシッティング・ブル(座れる猛牛)の対立構図にして白人たちの視線と真実をそらせる今、日本で流行している、えん罪報道。

    白人たちの憎しみをあおり立て、気持ちをますますインディアン憎しへと誘導する。後には映画で先入観がますますブラッシュアップ。頭の皮をはぐとかいって全てのインディアン=野蛮、残忍というイメージが植え付けられていく。

    自分も小さい頃、ララミー牧場とか西部劇を見知って、インディアンが白人捕虜の頭の皮をはぐっていうことを本当に信じてたしな〜、怖いよねマスコミ。

    そもそもこの戦いの発端は、カスター隊がインディアン居留地に侵入し金鉱を見つけたことによる。

    白人は、金鉱をぶんどるためにすでに締結してあったインディアンとの領土協定を一方的に修正し、押しつけようとした。

    しかし先住民族はそれに応じなかった。

    なぜならインディアンたちはバッファローなどで生活する狩猟民族なので土地を私有するという概念はなかった。例えば空気を私有する、みたいな感覚?!

    遊牧民やロマ族もそれに似ている。そのうち空気も企業に買い取られるのかも知れないけど、、、

    文化の違いだ。現在までもそのスキームは変わっていない。外交は言わずもがなマスコミ戦略しかり、負け方しかり。

    第二次世界大戦、ヴェトナム戦争、湾岸戦争、イラクのフセイン、アフガニスタン侵略などなど。(懲りもせず次の標的はイランらしいが)

    「世界を牛耳る支配層」は、常にそういう、とてもわかりやすい構造なのだ。

    そこで今、問題になっているTPP(突然、パッと見えた、パンチラ、こと環太平洋パートーナーシップ)もその構図と似ている。

    風評だけで推量するのは裁判所だけで充分だけど、日本人もインディアンと同じ扱いなのかも知れない。

    ちなみに米英は判例法主義(不成文憲法国家)で、日本は成文法主義。

    専門家じゃないし難しいことはわからないが、アメリカやイギリスは過去にあった判例を基準に判決を下す(ちなみにニュージーランドやイスラエル、サウジアラビア、ヴァチカンなども不成文憲法国家)。

    だからアメリカは法律におおまかな決まりしかないそうだ。逆に日本は憲法以下、法律など規則がこと細かく決まっていて、それから逸脱したら罰せられる。

    この文化の差は前のブログに書いたように宗教に由来するのは明白だ。

    なにせ、ユダヤ教には人生の法律みたいなタルムートや旧約聖書があるし、キリスト教は新約聖書、モスリムはコーランが聖典だからそれ以外に明文化された規則は認められないのだろう。

    つまりアメリカなどは法律など臨機応変に拡大解釈したり、変更することにこだわりがない。

    日本は法律遵守。改憲問題がずっと議論されているのもこのためだ。

    だから、アメリカは日本などの決まりを守るのが好きな国には、事前に成文化して逃げ道をふさいでおく。

    それはネットでいろいろ読むとTPPの中にあるISD条項やラチェト条項だ。

    ISD条項とは、Investor-state dispute、つまり意訳すれば企業国家間訴訟許諾みたいな意味。これは簡単に言えば海外投資家が不利益を被ったら相手国に異議申し立てできる、という決まり。

    ラチェット条項は一度開いた門戸は閉じてはいけない、という決まりだそうだ。

    まあ、日本は以前、アメリカ側に領事裁判権を認め、関税自主権がない日米修交通商条約という不平等条約を結んだことがある。

    これも消極的な岩倉具視などの有志と孝明天皇のおかげでいったんは防げたが、当時、日本総領事だったハリスが、清とアヘン戦争をしていたフランスとイギリスが日本に攻めてくるぞ〜、アヘンが流入するぞ〜、いまアメリカと仲良くしておかないとヤバイぞ〜って脅かして締結させたのだ。

    学校ではこれらを含めて明治維新といって日本開国だった。そういう意味じゃ菅元首相がいった平成の開国も言い得てる。

    海外で経験ある方もいると思うが、在外大使館や企業なんてなんのコネやカモネギをしょっていない同胞日本人に冷たいこと冷たいこと。

    最近、海外で発表する機会が多いけど、自分みたいな無名の現代美術家なんて日本の大使館関係者や企業から見向きもされない。というかそんなことを期待することから、おこがましいってか。

    もちろん中には親切な方もいらっしゃると思います。ただ自分があまりにもフリーダムなんでいい経験が少ないだけかもしれない?!

    現地のディレクターが、他の国の展覧会だと無名な作家でも大使から率先して見に来てくれて企業もスポンサーしてくれるそうだけど、なんで日本人ってまったく無視するんだ?!ってあきれていた。(現代美術の理解がなさすぎるせいもあるけどね)。

    あ〜あ話がそれた、愚っ痴ゆ〜ぞ〜、すいません!

    話を戻すと、日本はこの件はペーパーに書いてないからおかしい!といくら言ったってアメリカ側は、自国企業の利益選抜クマさんチームみたいな組織。

    えっ、だから!?それはそれ、不満があるならあっちの密室で話し合いましょう。って、デカイ体で訴訟には百戦錬磨、舐めダルマの交渉相手にまくしたてられ、おだてられペロペロ飴ムチ攻撃に自国の利益を守るため身を挺して渡り合える政治家や官僚が今、政府にいるか?!

    できるんだったらTPPに参加したっていいと思う。チョウチョウハッシ、カンカンガクガク、ブンブクチャガマやりやって日本の発展に尽くして欲しい。

    昔のサムライだったらできたかも知れない。だから彼らは今でもリスペクトされている。宮本武蔵や赤穂浪士みたいな人たちがよみがえったら面白い。

    でも今日の平和福神漬けされた日本政府チームじゃ無理無理マイマイカブリ、カタツ無理!

    ハワイで第二のパールハーバーにならないように、私、祈ってます〜♪

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