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    • Contemporary Art 2.012展
      記事掲載
















  • 葉隠
    毎日暑い。

    ヤフートップの電気予報が当初90%以上、ヤバイかな? なんて思っていたらある日を境に急に一割くらい午後の危険度が下がった。

    またまた東電にヤラセがあったのか、それとも善良な国民の節電効果なのか。

    自分も絵の具が水彩系なのですぐに乾いてしまい、最初に絵の具の溶く量を加減しないと無駄になる。

    といっても日本画材にくらべたらアクリルグアッシュはメチャ安い画材だけど。

    日本画家平山郁夫は有名な寺にふすま絵を寄贈とかあるけどちゃんと画材代は請求していて、大きな絵になると2000万円とかだそうだ。

    笑っちゃうね!ちゃんと絵を買ったらいくらになるのだろうか?

    こんな訳のわからない数字が出てくるからいつまでたっても芸術逆差別が生まれるんだ。

    ところでネットの普及でいろいろな陰謀説をサイトで知るようになり目からウロコ状態になって今に至る。

    もちろんマユツバもオハグロも多いからリテラシーは維持しつつ、やっぱり日本は敗戦国でセッセと上納金を吸い取られているらしいことは疑えない。

    自分は海外生活が長いから感じるのだがなんか幸せの土壌が違う気がする。

    もちろん歴史的宗教的な違いもあるけど。

    やっぱり教育だよね、三つ子の魂、百までも、孟母三遷の教え。

    自分の若い頃を思うと本当にテレビや雑誌の影響が強くアメリカ大好きで何も疑わなかった。

    馬鹿だったよなぁ〜今でも違う意味でバカだけど、、、汗

    それとは関係ないが、今になって「葉隠」なぞ読み直している。

    1716年頃、今、玄海原発で話題になっている佐賀、鍋島藩士山本常朝が語った武士の心得だ。

    戦時中、特攻隊員や兵士に薦められていたので戦後、煙たがれた本でもあった。

    武士道とは死ぬことと見つけたり、の言葉で有名だが他にも、言行が心をかえる、と呼び寄せの法則みたいなことが言われていたり、人の一生は本当に短いのだから好きなことをして生きるべきだ、とか、好人物は人生の落伍者になる、とか、いちいち得心してしまい現代に通じる。

    また当時の若い武士たちはオシャレばかりを気にしてよくない、と今頃の若者はどーしようもない!みたいなオヤジの愚痴も300年たっても変わらないのが笑えたりもする。

    ところで当時、男色は武士の間では自然なことだったらしい。

    恋愛(気持ち)は少年愛で性欲(射精欲)は売春で済ませ、みたいなこともまじめに諭している。

    とにかく、武士が生きるとはなんぞや!ということを説いているのだ。

    置き換えると、人間が生きるとは何ぞや?!

    一念、一念とかさねて一生。

    つまり、ひたすらな思いよりほかには何もない。このことに気づけば他に忙しいこともなく探し求めることもない。

    なんかいいなぁ〜。

    最後に知り合いの写真家の個展告知。

    民族問題や中国原爆実験で問題視されているウイグルの写真展です。

    かなりヤバイところまで潜入して撮影したそうです、必見!

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    谷内俊文写真展
    横浜”nitehi  works"ギャラリー
    7/8~7/16
    横浜市中区若葉町3-47-1 浜銀ビル1F
    TEL&FAX:045-334-7446 
    www.nitehi.jp/nitehiworks.html
    www.tony-gogo.com
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    猛暑
    6月の観測史上最高の暑さだそうだ。

    まだ震災地は梅雨で大変だと思う。

    が、原発はどうなんだろう?

    想像はつかないが、まさか冷房なんて機能していないだろう。

    それに防護服に身を固めて作業だからどんなに大変なことだろう。

    つくづく復旧作業に命をかけている人々を心より応援、感謝するしかない。

    自分の身近にけっこう東京から移住する人が多い。

    小笠原とか世界遺産になったから移住したいけど現状、借金まみれで動けない、、、

    今日は渋谷近辺、特に明治通りなど渋滞が激しく震災前に戻ったみたいだ。

    関西方面は表立って言わないが復興景気は来ている、と言う。

    ところで消費税問題も少し先送りになりそうだ。

    しかし、なんでこんな時期に消費税をあげて復興資金など言うのだろう?!

    それに野党の与謝野氏を主要大臣に据えてまで。

    とにかく日本の消費税は海外と比べられて低すぎるというがはたしてそうだろうか?

    欧米は軒並み18%前後だが、生活必需品、特に食材には低率か、かけていないからメチャ安いのだ。

    それに低所得者層への保護も厚い。

    生活保護はもちろん配給制度、ベーシックインカムもちゃんと整備されている。

    ここ数年、ヨーロッパに行くがどこも食材は安い。

    もちろんレストランや贅沢なものは高いが消費税がついたとしても東京の方が割高の印象だ。

    パリなんて外食しなきゃメチャ安かった。

    それに量がある。おそらく日本の2〜3倍はある。

    大好物の野菜が特に安くてうまい!

    野菜は今まで訪れたどの国でもうまかった。

    トルコは外食が多かったけどレストランでパンは食べ放題だった。

    という日本は輸入に頼る小麦高でパン類は軒並み値上げだそうだ。

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    年齢差別
    少し涼しくなった。

    急に暑くなるから焦った。

    これから節電とかどうなるんだろう?

    今回の原発事故がなければ原発安全ということでどんどん原発が増えていったのだろう。

    なんかそう思うとスゴイ歴史の節目を経験している。

    富士山もそうだけど遠くから見るからあの美しいシルエットが拝めるのだ。

    上っているときは人の群れと溶岩に辟易としながら上っていくだけだ。

    ゲイサイからメルマガが送られてきた。

    次回10月に開催が決まったとのこと。

    自分も実は3月13日に出品するはずだったのだが2日前にあの震災でキャンセル。

    ヨーロッパで人気だったフリーシェイクハンズパフォーマンスを披露するつもりだったのだ。

    出品料や参加費がいる企画はNGと言う自分のポリシーをも曲げて申し込んでいた。

    案の定、ゲイサイは流れ、今だこのポリシーは存続中。

    ところで次回のゲンサイは参加資格は29歳以下だそうだ。

    「若い作家にデヴューのチャンスを!」ということらしい。

    今の日本、高齢化で若者がもてはやされ、若ければそれだけで価値がある環境になってきている。

    昔だったらまだしも、今だ年齢差別を疑問なく掲げる公募展やらコンペが多いところがおかしい。

    今はむしろ若い作家にデビューのチャンスがたくさんある。

    作品がよければ作家のプライバシーなんて関係ないのだ。

    作家個人よりも作品の質だろ。

    今は昔と違ってデジカメでプロ並みの写真が撮れる上、ネットで公表すれば即座にデビュー&仕事に繋がる。

    そういうサクセスストリーはよくある。

    それこそユーチューブあたりの人気動画だったらすぐにNHKで放映だ。

    今はデビューしてからの歳食った作家たちが大変なのだ。

    若さという価値はない、日本では生活が安定するほど絵は売れやしない。

    雑誌不況でイラスト的な仕事もない。あったとしてもギャラ以前の半分以下?もっと低いか?!

    それにアートは絵師とは違い作家個人のコンセプトやテーマ性、素材の要素も大事なのだ。

    インスタレーションや彫刻なんてどうすんだろ。

    だからもてはやされるのは相変わらずジャパンクールなフィギアなものばかり。

    それはアートかもしれないがそれだけじゃない。

    自分の個展でも飛び込みできた若い人に、ああいう画一的なブームは嫌い、あればっかりで飽きた、とはっきり言う人も少なからずいる。

    展覧会だって貸し画廊ならすぐできるだろうが、そんなんで個展やらグループ展やったところでシンデレラ・ストーリーなんてまずない。

    花束くれるくらいなら作品買えっ〜って叫びたくなるはずだ。

    だからそういう絵はめちゃくちゃな値段がつけられている。

    万が一売れたらメッケもの!っていう心境なのだろう。

    ちなみに自分は今まで購入していただいているコレクターさんたちの信用もあるので慎重に決めている。

    自分も早期高齢者になってきているから人ごとではない。

    崖っぷち。若けりゃやり直しもきくし仕事だってまだあるだろが、、、

    ってネガティブなこと考えてたら首つりそうだから、大丈夫だぁ!なんとかなる!と叫んでいよう。

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    寄付と日本人
    官僚たちの補助金という既得権益がなくなるから寄付という制度を普及させない、とあるブログで見つけた。

    なるほど!一理ある。

    なにせ震災罹災者が義援金もらうと生活保護が切られたり、義援金は収入とみなされ税金がかかったりなんかメチャクチャ。

    あくまでも政府(官僚)が国民をコントロールしている、という意識があるのだろう。

    というより敗戦でそういうふうに戦勝国から教育されたのだろう。

    昔、上杉鷹山のごとく「国家人民が立てた君主であって君主のために立てた国家国民ではない」と言わしめた名君もいたのに。

    まあ、歴史的に見ても封建制下で親方様に従うことが絶対だったし、年長者を敬う儒教思想もがっつり埋め込まれている。

    謙譲尊敬丁寧語で言葉の上からもがっちりしばられているからな。

    アメリカTVドラマを見ているとボスに対してだろうが局長に向かってだって気を使っていない。

    ため口だ。

    ボスはその言葉使いに対しては怒るような仕草はない。

    どちらがいいか悪いかは別だけど、自分だったらやっぱり年下から生意気な言葉使いされたらやっぱり菅(ママ)に触る!

    ネットでは、そういう諸条件がわからないから自由闊達そうに意見を言い合っている。

    でも面向かってしまえば自分たちの潜在的,DNA的な習性は変わらないのだろう。

    でもクリスタルチルドレンといい、DNA的に若干違った新世代の人類が生まれてきているそうだ。

    これもダーウィンのいう進化というヤツか。

    ところで秋のスエーデン個展のために制作に没頭している。

    Blue atmosphere SeriesのB4サイズ202枚と大きな100号弱の作品を展示する。

    202枚というのは世界の国家数を象徴している。(世界情勢で変わるが)

    大きなプラハで発表した大きなサイズは今のところ101枚まで。

    アトリエも紙買う金もないのでその先進んでいない。

    特に海外での発表となると作品の搬送費もバカにならない。

    B4サイズなら紙も安いし運搬も楽だ。

    土曜に月〜金で制作した作品を写真記録、日曜にデータ整理、そして月曜から制作という繰り返し。

    海外での発表で朝起きたら有名人!なんてことはまったくないことはこれまでの経験で重々承知ずみ。

    でも一縷の望み。やっぱり期待はしちゃうよね。

    ところで最近読んだ本で気になったフレーズ。

    どうして「日本」を輸出する時に相手側のイメージにすり寄った側面だけを強調するラベルを貼るんだろう。(クールジャパンで人気だった日本の現代美術界を指して)
    山下裕二『日本美術の二十世紀』晶文社 2003

    ちょっと長いが・・・
    「Japan Cool」は世界のあちこちで注目され論評されるようになったがそういう動きを日本の文化庁や外務省が逆輸入してこれからは文化外交だ、という議論が始まっている。
    つまり日本自身の評価さえアメリカの影響を受けている。
    それは経済大国だけを目指して突き進んできた日本の弱点と言えよう。
    黒川紀章『都市計画』中央公論新社

    黒川紀章さんけっこういいこと言ってる。

    今思うと知事になっていてもよかったかな。

    でもああいうキャラは不利だよね。

    ご冥福をお祈り申し上げます、合掌。
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    コブラとエニシ
    去る5月28日、南スエーデン、ヘルシンボリに瀟酒な現代美術館がオープンした。

    その美術館の名前はYoshio Nakajima Meseum & Konsthall。

    この美術館は北欧で活躍する現代美術家中島由夫さんの業績をたたえ彼の作品コレクション展示とコブラグループなどの展覧会を開催、それにスエーデン伝統陶器ラウス焼きの工房、カフェなどが併設されている。

    それでも日本ではいくら現代美術が好きな方でも中島由夫さんを知らない方は多いと思う。

    ところが北欧、デンマークなどでは一年中、必ずどこかの美術館や大きなギャラリーで展覧会を開催しているほどの人気現代作家なのだ。

    中島画伯、御年70歳だがとにかく若い。

    今でもヨーロッパにいると一週間に1回はパフォーマンスもするそうだから恐れ入る。

    中島さんは戦後間もなくデンマーク、ブュルッセル、オランダなどを中心に活動していたコブラという前衛グループの第2世代に属し今の地位を築いた。

    そのためコブラの主要メンバーのアスカーヨルンやアレチンスキー、パナマレンコ、カールアペルなどとの交流やヘルマン・ニーチェとの共同生活、また三島由紀夫や篠原ウシオ、工藤哲身、オノヨーコからダダカンなどなどと親交があった。

    ネオダダオルガナイザーズの結成パーティにも参加したそうだし、自分なんて比べ物にならないほどの破天荒なパフォーマーなので日本でもヨーロッパでも何回となく逮捕されたり、とうとうオランダでは十数回の逮捕の末、国外退去。

    そしてアスガー・ヨルンの弟ヨルゲンナッシュを紹介されスエーデンに落ち着きその才能が開花した。

    そして今では世界中100以上のの美術館・公的機関にコレクションされている。

    ラウス焼きの工房ではロイヤルコペンハーゲンとのコラボレーションで焼き物も制作、その作品は数年前、スエーデン女王ビクトリアの結婚祝いにも贈呈。

    そんな彼の笑い話?は枚挙にいとまないほどたくさんあるが、日本のとある美術館で企画展ができないか打ち合わせしていたところ、美術館担当者は2時間くらいア〜デモナイコ〜デモナイ、とのれんに腕押しで最後に一言、うちの貸しギャラリーは開いているので貸しますよ!と言われたそうだ。

    詳しくは中島さんを書いた雑誌コラムをご覧ください。
    http://www.super-blue.com/product/p_niles05.html

    自分も海外で活動していて感ずることは評価はフェア。そして国籍や名前、経歴とかあまり関係ない。

    日本では学歴やら受賞歴やら家系やらがまぶしくて、もてはやされていても作品に興味がなければ相手にされない。

    逆に欧米は賛否両論、なんでも言葉に出さないといられないから日本のようにお世辞でその場を濁すような和やかさはない。

    数年前ベルギーの写真家アラーキーの個展では石を投げつけられギャラリーのガラスを割られたりもした。

    幸いにも自分はなぜかヨーロッパでは興味を持たれ、そういう嫌な目には遭っていないが、そのときはそれも評価の一つだと覚悟はしている。

    そういえばフリーシェイクハンズプロジェクトでは、ペニバンを弄んだり思いっきり握力比べみたいに握ってくるオチャメなオヤジとか若者がいるけど(笑)

    ところで中島さんにはじめてお会いしたのはすでに25年くらい前、偶然親戚に紹介を受けたのだった。

    その頃の自分はまだまだヒヨッコ、中島さんはすでにスエーデンで成功街道ばく進中。

    あまり自分はいい印象をもたれていなかったかもしれない。

    そんなで中島さんとの交流もそれっきりだった。

    ところが20年くらいたったある日、自転車でとあるギャラリーの前を通りかかったら中島さんの個展の看板をみかけたのだ。

    もしや?!と思い中に入るとその中島さんもいらっしゃってなんと再会!

    それから、雑誌にも書かせていただいたり再び交流がはじまり、とうとう今年の9月3日から日本人としてはじめて彼の記念美術館で個展を開催してもらえることになる。

    本当に縁(エニシ)とはどこでどう繋がるか、わからないものです。
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