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    • Contemporary Art 2.012展
      記事掲載
















  • 年齢差別
    少し涼しくなった。

    急に暑くなるから焦った。

    これから節電とかどうなるんだろう?

    今回の原発事故がなければ原発安全ということでどんどん原発が増えていったのだろう。

    なんかそう思うとスゴイ歴史の節目を経験している。

    富士山もそうだけど遠くから見るからあの美しいシルエットが拝めるのだ。

    上っているときは人の群れと溶岩に辟易としながら上っていくだけだ。

    ゲイサイからメルマガが送られてきた。

    次回10月に開催が決まったとのこと。

    自分も実は3月13日に出品するはずだったのだが2日前にあの震災でキャンセル。

    ヨーロッパで人気だったフリーシェイクハンズパフォーマンスを披露するつもりだったのだ。

    出品料や参加費がいる企画はNGと言う自分のポリシーをも曲げて申し込んでいた。

    案の定、ゲイサイは流れ、今だこのポリシーは存続中。

    ところで次回のゲンサイは参加資格は29歳以下だそうだ。

    「若い作家にデヴューのチャンスを!」ということらしい。

    今の日本、高齢化で若者がもてはやされ、若ければそれだけで価値がある環境になってきている。

    昔だったらまだしも、今だ年齢差別を疑問なく掲げる公募展やらコンペが多いところがおかしい。

    今はむしろ若い作家にデビューのチャンスがたくさんある。

    作品がよければ作家のプライバシーなんて関係ないのだ。

    作家個人よりも作品の質だろ。

    今は昔と違ってデジカメでプロ並みの写真が撮れる上、ネットで公表すれば即座にデビュー&仕事に繋がる。

    そういうサクセスストリーはよくある。

    それこそユーチューブあたりの人気動画だったらすぐにNHKで放映だ。

    今はデビューしてからの歳食った作家たちが大変なのだ。

    若さという価値はない、日本では生活が安定するほど絵は売れやしない。

    雑誌不況でイラスト的な仕事もない。あったとしてもギャラ以前の半分以下?もっと低いか?!

    それにアートは絵師とは違い作家個人のコンセプトやテーマ性、素材の要素も大事なのだ。

    インスタレーションや彫刻なんてどうすんだろ。

    だからもてはやされるのは相変わらずジャパンクールなフィギアなものばかり。

    それはアートかもしれないがそれだけじゃない。

    自分の個展でも飛び込みできた若い人に、ああいう画一的なブームは嫌い、あればっかりで飽きた、とはっきり言う人も少なからずいる。

    展覧会だって貸し画廊ならすぐできるだろうが、そんなんで個展やらグループ展やったところでシンデレラ・ストーリーなんてまずない。

    花束くれるくらいなら作品買えっ〜って叫びたくなるはずだ。

    だからそういう絵はめちゃくちゃな値段がつけられている。

    万が一売れたらメッケもの!っていう心境なのだろう。

    ちなみに自分は今まで購入していただいているコレクターさんたちの信用もあるので慎重に決めている。

    自分も早期高齢者になってきているから人ごとではない。

    崖っぷち。若けりゃやり直しもきくし仕事だってまだあるだろが、、、

    ってネガティブなこと考えてたら首つりそうだから、大丈夫だぁ!なんとかなる!と叫んでいよう。

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    寄付と日本人
    官僚たちの補助金という既得権益がなくなるから寄付という制度を普及させない、とあるブログで見つけた。

    なるほど!一理ある。

    なにせ震災罹災者が義援金もらうと生活保護が切られたり、義援金は収入とみなされ税金がかかったりなんかメチャクチャ。

    あくまでも政府(官僚)が国民をコントロールしている、という意識があるのだろう。

    というより敗戦でそういうふうに戦勝国から教育されたのだろう。

    昔、上杉鷹山のごとく「国家人民が立てた君主であって君主のために立てた国家国民ではない」と言わしめた名君もいたのに。

    まあ、歴史的に見ても封建制下で親方様に従うことが絶対だったし、年長者を敬う儒教思想もがっつり埋め込まれている。

    謙譲尊敬丁寧語で言葉の上からもがっちりしばられているからな。

    アメリカTVドラマを見ているとボスに対してだろうが局長に向かってだって気を使っていない。

    ため口だ。

    ボスはその言葉使いに対しては怒るような仕草はない。

    どちらがいいか悪いかは別だけど、自分だったらやっぱり年下から生意気な言葉使いされたらやっぱり菅(ママ)に触る!

    ネットでは、そういう諸条件がわからないから自由闊達そうに意見を言い合っている。

    でも面向かってしまえば自分たちの潜在的,DNA的な習性は変わらないのだろう。

    でもクリスタルチルドレンといい、DNA的に若干違った新世代の人類が生まれてきているそうだ。

    これもダーウィンのいう進化というヤツか。

    ところで秋のスエーデン個展のために制作に没頭している。

    Blue atmosphere SeriesのB4サイズ202枚と大きな100号弱の作品を展示する。

    202枚というのは世界の国家数を象徴している。(世界情勢で変わるが)

    大きなプラハで発表した大きなサイズは今のところ101枚まで。

    アトリエも紙買う金もないのでその先進んでいない。

    特に海外での発表となると作品の搬送費もバカにならない。

    B4サイズなら紙も安いし運搬も楽だ。

    土曜に月〜金で制作した作品を写真記録、日曜にデータ整理、そして月曜から制作という繰り返し。

    海外での発表で朝起きたら有名人!なんてことはまったくないことはこれまでの経験で重々承知ずみ。

    でも一縷の望み。やっぱり期待はしちゃうよね。

    ところで最近読んだ本で気になったフレーズ。

    どうして「日本」を輸出する時に相手側のイメージにすり寄った側面だけを強調するラベルを貼るんだろう。(クールジャパンで人気だった日本の現代美術界を指して)
    山下裕二『日本美術の二十世紀』晶文社 2003

    ちょっと長いが・・・
    「Japan Cool」は世界のあちこちで注目され論評されるようになったがそういう動きを日本の文化庁や外務省が逆輸入してこれからは文化外交だ、という議論が始まっている。
    つまり日本自身の評価さえアメリカの影響を受けている。
    それは経済大国だけを目指して突き進んできた日本の弱点と言えよう。
    黒川紀章『都市計画』中央公論新社

    黒川紀章さんけっこういいこと言ってる。

    今思うと知事になっていてもよかったかな。

    でもああいうキャラは不利だよね。

    ご冥福をお祈り申し上げます、合掌。
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    コブラとエニシ
    去る5月28日、南スエーデン、ヘルシンボリに瀟酒な現代美術館がオープンした。

    その美術館の名前はYoshio Nakajima Meseum & Konsthall。

    この美術館は北欧で活躍する現代美術家中島由夫さんの業績をたたえ彼の作品コレクション展示とコブラグループなどの展覧会を開催、それにスエーデン伝統陶器ラウス焼きの工房、カフェなどが併設されている。

    それでも日本ではいくら現代美術が好きな方でも中島由夫さんを知らない方は多いと思う。

    ところが北欧、デンマークなどでは一年中、必ずどこかの美術館や大きなギャラリーで展覧会を開催しているほどの人気現代作家なのだ。

    中島画伯、御年70歳だがとにかく若い。

    今でもヨーロッパにいると一週間に1回はパフォーマンスもするそうだから恐れ入る。

    中島さんは戦後間もなくデンマーク、ブュルッセル、オランダなどを中心に活動していたコブラという前衛グループの第2世代に属し今の地位を築いた。

    そのためコブラの主要メンバーのアスカーヨルンやアレチンスキー、パナマレンコ、カールアペルなどとの交流やヘルマン・ニーチェとの共同生活、また三島由紀夫や篠原ウシオ、工藤哲身、オノヨーコからダダカンなどなどと親交があった。

    ネオダダオルガナイザーズの結成パーティにも参加したそうだし、自分なんて比べ物にならないほどの破天荒なパフォーマーなので日本でもヨーロッパでも何回となく逮捕されたり、とうとうオランダでは十数回の逮捕の末、国外退去。

    そしてアスガー・ヨルンの弟ヨルゲンナッシュを紹介されスエーデンに落ち着きその才能が開花した。

    そして今では世界中100以上のの美術館・公的機関にコレクションされている。

    ラウス焼きの工房ではロイヤルコペンハーゲンとのコラボレーションで焼き物も制作、その作品は数年前、スエーデン女王ビクトリアの結婚祝いにも贈呈。

    そんな彼の笑い話?は枚挙にいとまないほどたくさんあるが、日本のとある美術館で企画展ができないか打ち合わせしていたところ、美術館担当者は2時間くらいア〜デモナイコ〜デモナイ、とのれんに腕押しで最後に一言、うちの貸しギャラリーは開いているので貸しますよ!と言われたそうだ。

    詳しくは中島さんを書いた雑誌コラムをご覧ください。
    http://www.super-blue.com/product/p_niles05.html

    自分も海外で活動していて感ずることは評価はフェア。そして国籍や名前、経歴とかあまり関係ない。

    日本では学歴やら受賞歴やら家系やらがまぶしくて、もてはやされていても作品に興味がなければ相手にされない。

    逆に欧米は賛否両論、なんでも言葉に出さないといられないから日本のようにお世辞でその場を濁すような和やかさはない。

    数年前ベルギーの写真家アラーキーの個展では石を投げつけられギャラリーのガラスを割られたりもした。

    幸いにも自分はなぜかヨーロッパでは興味を持たれ、そういう嫌な目には遭っていないが、そのときはそれも評価の一つだと覚悟はしている。

    そういえばフリーシェイクハンズプロジェクトでは、ペニバンを弄んだり思いっきり握力比べみたいに握ってくるオチャメなオヤジとか若者がいるけど(笑)

    ところで中島さんにはじめてお会いしたのはすでに25年くらい前、偶然親戚に紹介を受けたのだった。

    その頃の自分はまだまだヒヨッコ、中島さんはすでにスエーデンで成功街道ばく進中。

    あまり自分はいい印象をもたれていなかったかもしれない。

    そんなで中島さんとの交流もそれっきりだった。

    ところが20年くらいたったある日、自転車でとあるギャラリーの前を通りかかったら中島さんの個展の看板をみかけたのだ。

    もしや?!と思い中に入るとその中島さんもいらっしゃってなんと再会!

    それから、雑誌にも書かせていただいたり再び交流がはじまり、とうとう今年の9月3日から日本人としてはじめて彼の記念美術館で個展を開催してもらえることになる。

    本当に縁(エニシ)とはどこでどう繋がるか、わからないものです。
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    菊と中国
    現代美術は美術と名が付けどいろいろ巷にみかける絵と目的とするところはかなり違っている。

    現代美術とは例えば現在、アメリカの美術大学などでは、「視覚表現による美術、哲学、思想などの問い直しおよびそれらを考察すること」により重点がおかれているようだ。

    日本では、作る方も見る方も絵の被写体や描写技術に重点をおくことが多い。

    最近ではネットなどで映える絵や一発芸的なものがもてはやされている気もする。

    そもそも美術という言葉は明治6年のウィーン万博出品のためドイツ語のkunstgewerbe(英語ではFineArt)にこじつけた造語だった。(北澤憲昭「目の神殿」美術出版社)

    当時美術は工芸、デザイン、音楽、舞踊なものもすべてをくるめて美術と呼んだ。

    日本古画とは例えば雪舟の墨絵や狩野派や円山応挙など教科書にも載っているそれらの明治までの絵のことを言う。

    ちなみに日本画は明治になって西洋画と区別するため生まれた絵画分野だ。

    日本は有史以来、政治や文化、宗教など中国を手本にすべて構築してきた。

    中国がすべてにおいて優れていると思われ、権力者たちはそれらをこぞって吸収した。

    絵画の分野もご多分に漏れず中国絵画の輸入、模写に励んだ。

    むしろ中国の真似でないと絵画ではなかったくらいだ。

    御用絵師として長い間トップの座を占めていた狩野派の初代正信は、その頃人気中国画家たちの物まね上手でその地位を築けたのだ。

    だから盗作とか模倣に対するネガティブイメージは全くなく、画家のオリジナリティは二の次だった。

    なんかちょっと前の日本と中国の真逆のことが起こっていたみたいだ。

    閑話休題、大人の小咄を見つけた。

    菊や菊門、菊座というとお尻の穴を指すが、そのいわれは周時代の菊慈童の逸話から少年愛を指す言葉が、後に男色の花に転じたという。

    「裏門の菊を和尚、大事がり」(誹風柳多留)という川柳も残っていて笑える。

    ちなみにゴボウの切り口も同じ意味でよく使われていたらしい。

    また梅の花も一年で一番先に咲く花のゆえ、兄貴分に見立てられゲイの象徴でもあったそうだ。

    なんか風流でいいなぁ。

    参考文献:「江戸の絵を楽しむ」榊原悟著 岩波新書、「仏画の見方」中野照男著 吉川弘文館
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    放射線測定値
    先ほどのブログで東京の放射線量のことを0.06マイクロシーベルトって書いたけど
    独自調査をしているRadioisotopeWEB(http://radioisotope.org/)での調査結果があった。

    だいたい都心部で0.15マイクロシーベルト前後という結果になっていた。

    各数値は下記サイトで見れる。
    http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&msa=0&msid=214909609623640182246.0004a222823c8883a468a&ll=35.88905,139.968567&spn=0.580764,0.940704&z=10

    結局、日本のだいたいの地域で0.1〜0.2くらいはあるっていうことだ。

    1時間あたりの数値だからずっと浴びていた場合の年間被爆量は一日0.15x24x365=1314マイクロシーベルト。

    とにかく公表、報道される数値のどれが正しいのかよくわかんない。

    特に最近のマスコミ報道は偏っているから何を信じていいのやら。

    まず自分を信じるしかないということなのだ。

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