▲新国立競技場建設サイト(2017.3.25)
ソンタクソンタク♬ 永田町ソンタク大感謝祭! 8億円出血大サービス〜♬
忖度を、英語で訳せないのは、籠池氏の日本外国特派員協会の記者会見でも明らかだった。
人の気持ちをおもんばかる、推し量るなどの意味だが、ハフィントンポストが、英語には適当な言葉がないと、1本の記事にしていた。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/03/23/moritomo-sontaku-in-english_n_15572790.html
つまり『忖度』は日本人にしか、意味を解せないのだ。
逆に言うと、日本人のDNAがこの言葉からあぶり出される。
自分勝手にその意味を忖度すると・・・
将軍様は気難しく、とても偉い人だから、何か指示されても、それに対して問い質せない。
もし、お付きの者が、将軍様の言葉を理解できず、『それはどういう意味ですか』と聞き返しでもしたら、
『そんなこともわからないのか!』と一喝され、首をチョンされてしまうかもしれない。
だから手下たちは一生懸命、将軍様の気持ちを推測しながら、意に沿おうと考えを巡らせたに違いない。
日本人には、昔から偉い人(天皇や将軍様、上司)には逆らってはいけないという習性(儒教思想?)が心に、深く深く刻み込まれている。
だから、仕事そのものの能力よりも、お上をうまく忖度できるのが、仕事のできる手下(官僚)で出世できるのだ!
それが、『おもてなし』に代表されるように、気配り、心遣いに昇華して、日本人の美徳で花ひらく!
カラオケやウォークマンというイノベーションや、日本製品の質の高さや、お店の接客サービスのよさにもつながっているから、あながち批判ばかりできないですが。
ちなみに、忖度は、決して証拠が残らない黙示的共謀システムなので、籠池さんのように、ヤバくなったときこそ、(将軍様にとって)とてもうまく機能する。
それで今回の件は、安倍政権の歯止めの利かず、やりたい放題なもんだから、日本の宿痾が一気に噴き出した。
権力者のおごりが生んだ結果なのは明らかだ。
▲代々木公園サクラはまだ一分咲き
森友学園のそもそもの発端は、安倍第二次政権になっての官民連携という、学校や病院や公共施設の民間運営へ移行させる政策の一端だ。影ではもっともっと官民連携が進んでいる。
第二の森友学園になる可能性が噂される、岡山の加計学園の37億円土地無償譲渡も、そんな官民連携政策の一環だ。
水道民営化も、箱根や浜松ですでに始まっている。
ちなみに陰謀論はよくないが、豊洲新市場の移転に絡み、"都議会のドン"内田茂都議がメチャクチャ叩かれ引退となったが、彼は、『東京都水道局の民営化に反対していたから』というまことしやかな噂まである。
猪瀬元都知事は脱原発で、舛添も水道民営化絡みという情報はチラホラでていた。
日本人はとても警戒心が強く、閉鎖的だと思う。でも同郷、同窓、同じ釜のメシなど、一度、仲間になったらすぐに信用してしまいがちだ。
名刺の肩書やブランドやコネは、とても効力のある信用状だ。
だから官民連携で、信用状がない会社や人間が仕事をとるには、まず彼らの仲間にならなけばならない。
自分もフリーだから何度も経験したが、コネもツテもない会社に営業しても、「おととい来いっ!」とけんもほろろだ。
今回、忖度がキーワードになっているけど、日本の文化では、むしろ当たり前のことなのだ。
現政権は、どんどんとアメリカに言われるがまま法律を作り、また共謀罪も含め、法律を改正して、外資参入の基礎固めをやっている。
でも、彼らには、忖度は通用しない。
そんな忖度システムが長く日本の社会で潰れなかったのも、日本は異文化の侵略がなかったからにほかならない。
アメリカのような移民の国や、ヨーロッパのような侵略を繰り返されてきた歴史では、生まれることはありえない。
これからもし日本が、安倍政権が進めるような新自由主義的な社会になれば、忖度は通用しなくなるのだろう。
安倍さんは、ほんとうにそれでいいのだろうか?
安倍政権や日本会議の人たちは、なにをほんとうにやりたいのかわかりませんね。
▲代々木公園の花見の定番スポット。10年くらい前には自分もよく花見を主催してました。多いときで80人くらい集まったなぁぁ。楽しかったよ〜〜〜
久々、主催するかな。でもどっかのグループホームの遠足になっちゃうかも。みんな年とちゃって、、、それもファンキーかな!
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